銅版画制作の日々

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ストーン(2010)■◇◆STONE

2010-12-21 | 映画:シネコン

  悪を憎み続ける男
正義をあざわらう男
男たちを蝕む女
──そして理性は崩壊していく。

Tジョイ京都にて鑑賞。探していた前売りチケットを金券ショップで見つけることが出来ました。通常料金1800円で観るよりは、少し安いので、購入しました。

前売りチケットが映画館で販売されていなかったのは、元々京都での上映が予定されていなかったかららしいです。急遽上映が決定となったとのこと。

ということで運よく鑑賞にこぎつけました。

この顔合わせって今後ありますかね、、、、。そういう意味では必見かも。

登場人物


受刑者:ジェラルド・クリ―ソン。通称・ストーン また一味違うノートンに出会えたわ!

やはり何と言ってもエドワード・ノートン、こんなヘアスタイルのノートンってちょっと不思議な感じがします。しかしどんな役でもこなす人だなあと改めて感心します。俳優さんなので、当たり前なんですけどね。でもやっぱりこの人、凄い!

 ミラ・ジョヴォ・ヴィッチ
何と2人の男を翻弄させるという魔性の女・ルセッタ、ストーンの妻。
強い女のイメージのミラがこんなにセクシーで惑わす女を演じるとはちょっとびっくり。


ジャック、仮釈放管理官 既成概念に囚われ、何事にも真面目に取り組む。ただ熱中することはない。
ロバート・デ・ニ―ロ、意外や意外、女に惑わされてしまう役なんて、考えられなかったけど。普通のおじさんが普通でなくなる。

ジョンの妻、マデリン
フランセス・コンロイ

そんなこんなで、異色の顔合わせで実現した本作。中身もちょっと危ないお話。

まず冒頭は若き日のジャックとマデリン。マデリンがジャックとの生活に耐えられなくなり、家を出たいと言いだす。その時ジャックが取った態度がこの映画のポイントかも、、、、。ネタばれせず

STORY

デトロイト郊外に住むジャック・メイブリーは妻マデリンと結婚して43年。日曜日ごとに夫婦で教会に通い、判を押したような決まりきった生活を送り、まもなく定年を迎えようとしていた。

 

ジャックの職業は仮釈放管理官。受刑者と面談して仮釈放審査会のための書類を作成する仕事。そんな彼が最後に担当することになった受刑者がジェラルド・クリ―ソン、通称“ストーン” 。放火によって祖父母を死なせた罪で8年間服役していた。残り3年間の刑期だが、仮釈放を切望している。

 
刑務所暮らしにうんざりいているストーン、形式的な質問にイライラ、興奮して反抗的になる。

ジャック、「私の話に応じなければ仮釈放はないと思え」と毅然とした態度をとる。これでは絶対シャバには出られない!何とか出るために、自分の妻ルセッタにジャックを誘惑させて、書類に手を加えてもらおうとする。


ストーンも自分の妻の魅力を感じ・・・。早くシャバに出たいと考えていた。


用心深いジャックに個人的会う機会を狙う。

彼女は道徳を超越し、昼は幼稚園で子どもたちを教え、夜は男たちに体を売る日々。愛するストーンのためなら何でもする彼女は、ストーンに指示された通り電話攻撃を開始。毎日しつこくジャックの自宅に電話をかける。

個人的な接触は規則違反なので、最初は迷惑がっていたジャック、しかしルセッタの甘い声に屈してついに会う約束をしてしまう。
そして、彼女の巧みな誘いに乗ってついに一線を超えてしまう・・・・。

めくるめく一夜を過ごしたジャックは、いとも簡単に道を踏み外してしまった。そんな自分に戸惑いながらも、ルセッタの虜になってしまう。


やっぱり男はこういう女には弱いのか。理性は吹っ飛んでしまった。

ストーンの狙い通りになった。。。

ところが何とストーンにも変化が訪れていた。精神世界に目覚め、自己啓発に没頭するようになった。
ルセッタが面会に来てジャックの事を報告しても上の空。あれほど望んでいた仮釈放への関心そのものが薄れたようである。

逆にジャックに対して「正しいことをしろよ」と諭すのだ。

まるで人格が入れ替わってしまったかのようなジャックとストーン。


魔性の女の本領を発揮するルセッタ。ミラ、だんだんそんな女に見えてくる。

 

念願の仮釈放となるがmストーンがジャックに吐いた言葉に、ジャックは動揺・・・・。
その後のジャックの行動に注目です。冒頭でネタばれしなかったような究極の行動に出ます。

解説(allcinemaより拝借)

 オスカー俳優ロバート・デ・ニーロ、「ファイト・クラブ」のエドワード・ノートン、「バイオハザード」シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ豪華競演によるクライム・サスペンス。ある受刑者と仮釈放をめぐって相対する引退間近の生真面目な刑務官が、受刑者の妖艶な恋人によって理性を失っていくさまを緊迫感溢れるタッチで描き出す。監督は「夫以外の選択肢」のジョン・カラン

本作はアンガス・マクラクランが元々舞台劇用に書いた脚本を映画用にしたものである

 撮影風景

撮影は2009年5月18日にミシガン州・デトロイトで始まった。刑務所のシーンは州内にあるジャクソン刑務所で行われた 。
ロバート・デ・ニ―ロ、エドワード・ノートンは、本物の管理官と受刑者に会い、それぞれの役作りの参考にしたそうだ。

メディア 映画
上映時間 109分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(日活)
初公開年月 2010/10/30
ジャンル ドラマ/ミステリー/サスペンス
映倫 R15+

 

オフィシャル・サイト
http://www.stone-movie.com/

 

 

 

 

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3 Comments

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Unknown (KLY)
2010-12-21 21:24:27
ちょっと宗教臭さがあって日本人的には馴染まないかも、なんて思いました。映画としては中々面白かったと思ってるんですけどね^^
ミラが可愛らしくて綺麗で、確かに彼女は魔性の女です。(笑)
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こんばんは。 (オリーブリー)
2010-12-25 18:43:59
お二人は二度目の共演だから、またあるかもねぇ~その時はもう少し分かりやすい内容が良いな(苦笑)

ノートンとデニーロはさすがの演技でしたが、意外なミラを拝見できたのは儲けものだったかも(笑)
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それぞれ (sakurai)
2011-02-04 22:49:02
役者の妙を楽しめました。
神様出てきて、話はちょっと、うーん;でしたが、エドワード・ノートン堪能出来ればおんの字ですわ。
ミラも結構な根性ですよね。さすがです!
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