もう一度会いたい──、
私たちが歌にのせた
たったひとつの願い。
Tジョイ京都にて鑑賞。「デュ・デート」を観るつもりでしたが、すでに満席でした。ということで、この作品を観ることにしました。
何なの?こんなに涙腺が弱くなったのかしら・・・・。というくらい涙が止まらないんです。とにかく最後までそんな状態でした。何でも本国、韓国でも300万人の方がご覧になったという話題作らしく、物凄い反響を呼んだそうです。
確かに凄くひきつける何かがあります。それは一体何なのでしょうか?分かりませんが、引き込まれます。
お話は韓国の女子刑務所で様々な罪を犯し、服役している女性たちが、この場所に着た経緯が映し出されます。決して殺意があって人を殺めたわけではないのでしょうが、、、、。犯した罪とどう向き合い、その罪をどのように償うかも。。。。罪の意識から生きる力を失うという人たちの姿も印象的です。
その中にホン・ジョンヘ(キム・ユンジン)という女性が服役していました。
キム・ユンジンはアメリカの人気テレビドラマ「LOST」に出演している人気女優さんだそうで。この映画を観るまでまったく知りませんでした(汗)
そんなジョンへ、慰問に来た合唱団の歌声に感銘!自分たちもこんな合唱団を結成しょうと考えます。半年間で成果を上げるという条件で、所長に許可を得ます。 ところで、子育て18カ月後はどうなるのか?見寄りがあれば、親戚に預けることもできるのですが、残念ながら、ジョンへには身寄りはなく、、、、。ミヌは里子に出されることになるらしい。 さてジョンへが筆頭となって、合唱団のメンバーを募ることに。所内でメンバーを選ぶオーディションを始める ところが、肝心なソプラノがいないと、ムノクは悩んでいた。ある晩、ジョンへは、美しい歌声を耳にする。それは最近収監されたユミという若い女性。仲間と馴染めず、トラブルが絶えなかったが、、、、。 義父からの性的○待に遭い、手をかけてしまったユミはそのことで心を閉ざしていた。しかしムノクの暖かさにふれ、次第に心を開ける。 合唱団の結成は成功となり、ジョンへはミヌとの外泊許可はおりる。しかしそれは息子との別れでもあった、、、。複雑な気持ちだったでしょうね。 母子の別れのシーンでも、もうもう涙が止まらなく、、、、。ミヌ役の子がまた凄いんですよ。こんなに幼いのに、何なのだろう?自然体の演技、いや本当に母と別れたときの気持ちをそのまま映しだしているんでしょうか。 あらすじ(Movie Walkerより拝借) 韓国・チョンジュ女子刑務所。お腹の子供を夫の暴力から守るために殺人を犯し、服役中のジョンへ(キム・ユンジン)は獄中で息子ミヌを出産。だが生後18ヶ月のみ養育を許されている現行法により、ミヌを育てられるのはあと半年であった。身寄りのないジョンへは、子供を養子に出すことを決意。元クラブ歌手のファジャ(チョン・スヨン)、元プロレスラーのヨンシル(パク・ジュンミョン)、死刑囚のムノク(ナ・ムニ)たち在監者やコン監守(イ・ダヒ)の温かな目に見守られながら、ジョンへは息子へ最大限の愛情を注いでいた。そんなある日、慰問に来た合唱団の歌声に感銘を受けたジョンへは、自分たちも合唱団を結成しようと思い立つ。半年間で成果を上げることを条件に所長から結成の許可を得た彼女は、成功すればミヌと外泊してもよいという約束まで取り付け、早速メンバーを集めて元音大教授ムノク指揮のもと練習を開始。だが個性の強いメンバーたちの息はなかなか合わない。そんな集団を救ったのは新しく収監されたユミ(カン・イェウォン)だった。性的虐待を行う義父を殺したユミは、母親の面会も拒否するほど固く心を閉ざしていたが、ムノクの優しさに触れるうちに声楽科仕込みの可憐なソプラノを披露するようになる。半年後。所内のステージ上には満面の笑顔で歌い上げる在監者たちの姿があった。合唱団を成功に導いたジョンへは、ミヌとの特別外泊を許される。しかしそれはミヌと過ごす最後の時間でもあった。別れの日、新しい養母の腕の中で泣くミヌをガラス窓越しに見つめながら、ジョンへは哀しみに襲われる。4年後。いまや内外で実力を認められるグループへと成長した合唱団は、クリスマスイブにソウルで開かれる全国合唱大会に招待される。ある者は家族と会える機会に胸を膨らませ、ある者は来て欲しい人に声をかけられないまま、遂に大会当日がやって来た。愛しい我が子へ、母へ、彼女たちの想いは無事に届くだろうか……。 クリスマスイヴでのコンサート、出演するまでも色々アクシデントがありましたが、何とか出演出来て、成功に繋がります! 家族とのわだかまりがあったけど、上手く行きそうで良かった!なんて思っていたら、、、、。 ネタばれになりますので、この後は書きません。オチは内緒です。とにかく涙、涙の2時間弱でした。 解説(allcinemaより拝借) 女子刑務所を舞台に、様々な事情で罪を犯し服役している女性たちがそれぞれの思いを胸に合唱団を結成し、猛練習に励む中で繰り広げられる人間模様を涙と感動で綴るヒューマン・ストーリー。主演は「シュリ」、TV「LOST」のキム・ユンジン。共演に「ユア・マイ・サンシャイン」のナ・ムニ。監督は、本作が長編デビューとなるカン・テギュ。 カン・テギュ監督とキム・ユンジン
彼女はお腹の子供を夫の暴力から守るために夫に手をかけ、殺人を犯してしまいました。そして獄中でミヌという男の子を出産。その子を18ヶ月の間だけ育てる事が許されています。
しかし明るいジョンへの存在は周りの皆にとっても和むようですね。でも時々頭に血が昇るようで、喧嘩になることも、、、、。
驚いたのはこの赤ちゃん役のお子さん、こんなに小さな子なのに、ちゃんと演じるんですよ。これには驚きました。
パン課長(チャン・ヨンナム)はどうもこの話にあまり快く受け取っていないようだが、、、、。
合唱団のリーダーは死刑囚ムノク(ナ・ムニ)は元音大の教授、彼女の指揮の元に練習を開始する。
ナ・ムニさんは中国の俳優さん。キャリアのある女優さん。
ユミ役のカン・イェウォンはTSUNAMIでは女子大生役で登場していました。お美しい女優さんです。
いつしか皆は心を一つにする。合唱団の結成は、成功となる。それはそれぞれの暗い過去を打ち消し、希望の光を齎すものでもあった。
長い間、会えなかった家族との再会の場面でもウルウル来ました。
ムノクの娘夫婦も、、、、。あんなに拒否していた娘もやって来た。
あまりにも人生にはこんなに辛い現実が待ち受けていた。
左・コン刑務官(イ・ダヒ)
不思議な作品でした。何故にここまで涙を誘うのか?
メディア | 映画 |
上映時間 | 115分 |
製作国 | 韓国 |
公開情報 | 劇場公開(CJ Entertainment Japan) |
初公開年月 | 2011/01/22 |
ジャンル | ドラマ |
映倫 | G |
http://www.harmony-movie.com/
最後は韓国映画なのかなぁ、仕方ないとはいえね…
キム・ユンジンさんは日本で韓国映画が公開され始めた頃に大ヒットした
『シュリ』に主演していた女優さんとして知られています。
近年はアメリカドラマ『LOST』にも出演されていますね。
ナ・ムニさんは中国出身の女優さんだったのですね。
初めて知りましたよ。
mezzotintさんはいつもキチンと細部まで調べて感想書かれているので
読んでいてとても勉強になりますよ。(*^-^*
韓国では俳優(女優)業は若くキレイなうちだけという意識も残っていて
40代をメドに引退される人も多いので、
熟年以降の俳優(女優)が数少ないから
同じような人達が映画やドラマに連投していたりするのですが、
末永く活躍している年配の人達は根っから演技が大好きな人だと思うので
独特の持ち味がある優れた演技者が多いですよね。
韓国映画を観だして、まだそんなに時間が
経たないので、ある意味新鮮です。
あら!40歳過ぎると、引退とは厳しいですね。
良い役者さんが居なくなるのはちょっといたい
ですね。それにしてもこの作品がどうかだけで
なく、韓国映画のグレードの高さには、
驚きです。
近々公開の「悪魔を見た」が今から楽しみです!
ナ・ムニさん、そうなんですよ。中国では
かなり有名な方のようですね。
入れ替えで出てこられた方々、一様に泣いていたので、そんなに?!と半信半疑でしたが、同じでした(爆)
もう、分かっているのに泣かされれた。
ミヌ君の可愛さ、ある意味反則(苦笑)
やられましたよね。
これって泣けるツボみたいなものがある?
ような気がするんですよ。ってそれが何なのか、
考えているのですが・・・。
ミヌ君はその泣ける一つの理由かな。
ある意味不思議な作品ですね。
年度末でちょっとばたばたしてたもんで。
もう泣くってわかってましたから、ハンカチ忘れずに!!と思っていったのに、やっぱ忘れ。
受付の子にティッシュもらって見ました!
足りなかった・・・・。
なんでしょねえ、良くも悪くも韓国風味。
日本人ならあんなふうに激しく感情表現せずに、抑えて抑えて行間を読む・・・みたいな感じですが、はっきりしてますからね。
はっきりきっちり泣かせてもらいました。
やっぱミヌちゃんが反則モンですわ。
こんにちは♪
いやーーームノクにやられました。
泣けました。泣いて泣き疲れてみていたらラストにまた号泣がきて、
顏がえらいことになりながらみておりました(笑)