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セッションの時に聞くセリフ。
「失敗してすみません」
「間違えてすみません」
「へたですみません」
失敗は悪いことでしょうか。
間違えられるのは迷惑なことなのでしょうか。
もしかして、「失敗したから叱られることを恐れて、先手を打って先に謝っておく」的な?
なにもしないよりはるかにまし。
鍵盤を押さえなければ、弦を弾かなければ、息を吹き込まなければ、物語ははじまりません。
大切なのは、ありのままの自分の音を出すこと、自分にできることを精一杯やること、だと思います。
いま「うまい人」だって、かつては「下手で、たくさん間違え、失敗ばかり」していた頃があったのです。
失敗は失敗、ミスはミスですが、それは「悪いこと」ではありません。
悪いことではないのだから、自分を責める必要はないのです。
「失敗」を「悪いこと」ということにすると、いずれ自分が失敗した人を責めるようになります。
誰かを責めるところにいい結果は生まれません。マイナスのループに陥るだけです。
だから「すみません」を言わなくても大丈夫です。
「ありがとうございました」でいいんです。
「失敗=悪」、あるいは「ミス=恥」と捉えなくても大丈夫です。
失敗やミスは自分にとっての「課題」や「弱点」を教えてくれるものなのです。
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