キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

なっちゃん、散歩中に度々座り込む

2015-03-17 16:21:51 | 季節
              

              雪柳が咲きはじめました。春うららの陽気になってきました。

              「うらうらに照れる春日に雲雀上がり心悲しも独りし思へば」なんて

              言う万葉集の歌にもあるように、あまりのうららかさに、かえって憂

              鬱にもなりそうな陽気です。今日は四月か五月の気温だそうです。

               

              なっちゃんと散歩に行くと馬酔木の花も咲いていました。これも万葉集

              によく出てくる花です。

              我が背子に我が恋ふらくは奥山の馬酔木の花の今盛りなり  万葉集第十巻

              びっしり咲いた馬酔木の花のようなあふれる恋心、万葉集らしい技巧の

              ない率直な歌いぶりが清々しい歌です。

              

              だいぶ食欲の戻ってきたなっちゃん、朝夕のお散歩を待ちかねていま

              すが、一旦散歩に出ると、まあ何と動きのゆっくりなこと。おしっことウ

              ンチを済ませると、突然立ち止まり。

              

              「ちょっと、ここらで休みませんか」とばかりに、歩くのを拒否。

              

              「ああ、暖かいわ、いい気持ち」

              

              「眠くなってきちゃった」

              

              「ちょっと、失礼して」こうなったら、しばらくてこでも動きません。     
コメント
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