5月5日、数日ぶりに涼しい午前中、近くの都筑民家園へなっちゃん
を連れて散歩に行きました。柿若葉の下でたたずむなっちゃんです。
民家園の横に大塚・歳勝土遺跡という弥生時代の遺跡があります。この
関東ローム層の港北丘陵の辺りは、縄文、弥生の昔から人々が住んで
いたようです。数十年前この辺りを港北ニュータウンとして開発した時、
見つかった遺跡をしっかり復元保存しています。
大きな環濠集落だったようで、環濠も復元されています。弥生時代なの
でもう稲作が始まっていて、穀物保存のための高床式の倉庫もあります。
なっちゃんも竪穴式住居に入ってみました。
もちろん釘など使っていませんが、堅牢な作りです。
こうしてみると、なかなかたくましい古代の番犬ぶりです。日本犬である
柴犬の祖先は、縄文、弥生にまで遡ることができるそうなので、なっちゃ
んのような犬がいても、あながち不自然ではありません。プードルやダッ
クスフントに比べれば、格段に似合っています。ただし縄文時代には犬
は人間の友達だったけれど、弥生時代になると、大陸から犬食の風習
が入ってきて、タンパク源にされることが多かったらしいです。あまり敏捷
でないなっちゃんは、弥生時代にいたら生き延びることができたかどうか?
ところが、ところが、ここは犬立入禁止だったんです!一通り回ったとこ
ろで、警備員さんに気づかれ、追い出されました。ごめんなさい。
そんな訳で、ちょっと反省?のなっちゃんです。