キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

多武峰談山神社

2016-01-10 10:54:25 | 行事
            

            多武峰談山神社は「とうのみねたんざんじんじゃ」と読みます。

            藤原鎌足の息子で高僧の定恵が、678年天武天皇の治世に父

            の墓を今の大阪の摂津から移し、この十三重の塔を建立したの

            が始まりだということです。十三重の塔ってあまり見ませんよね。

            堂々とした風格のある塔、見ると感動を覚えます。

            

            

            神社自体もとても風格があります。朱塗りの建物ですが、けばけば

            しさがなく、周りの森に溶け込んで威容を感じます。中大兄皇子と

、           鎌足がこの地で大化の改新について語らったので談山神社という

            名がついたと言われています。紅葉の名所としても有名です。

            ここ多武峰は飛鳥から、離宮のあった吉野へ入る峠の一つでもあ

            りました。今でも、吉野の実家へ、談山神社に寄って、この峠越え

            で帰ることがあります。もっとも往時はかなり険阻な峠だったので

            しょうが、今は快適なドライブウエイです。時の移ろいを感じます。

            今年も3日に談山神社に初詣してから吉野に帰りました。おみくじ

            を引くと大吉でした!もっとも先に行った大神神社では凶だったの

            ですが!?

            

            

            後醍醐天皇の寄進した石灯籠がありました。歴史に彩られた神社です。
コメント (1)
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