
今朝のお散歩は、なっちゃんの気の向くままに、いつもとは違う坂道を
上って見ました。もうノウゼンカズラ(凌霄花)の咲く季節です。剪定さ
れた槙の木に巻きついているのが斬新。

でも紫陽花もまだ元気です。階段に沿って花盛りです。

坂に沿った家々なので、石垣の上に立っていることが多く、こんな風に
きれいに菱形に苔の生えた石垣もありました。

この辺りは、丘の中腹の住宅街で、結構大きい立派な家が並んでいるのですが、

4軒に1軒くらいの割合で、空き家のような気がします。今日本では住宅の
平均14パーセントくらいが空家だそうですね。理由はいろいろで、都市部
と田舎では違うようですが。子供たちが出て行って、残された親たちもい
なくなってというのが多いのでしょうか。解体するのにお金がかかるし、更
地になると税金がとんでもなく高くなるんですって。住宅行政の問題でもあ
るようです。


これだけ蔦が絡まると、ある意味風情があると言えるかもしれませんが、

人の住まなくなった家はすぐに荒れてしまうようです。なんだか悲しい
ですね。もっとも住んでいたって、手入れが足りず廃屋みたいな家も
無きにしもあらずですが(我が家もそうかも)。