あとから思うと、今回の旅行のメイン・テーマは”食”だったようです。
旅行中毎日、精力的に食べかつ飲みました。イギリスの食事はおいしく
ないというのが、一般の評価のようですが、私的にはまあまあそれなり
においしかったという印象です。ただしやっぱり揚げ物が多いので、脂っ
こい感は拭えません。定番のフィッシュ&チップス。大きなたらのフライ
がデーンと出てきます。
これはぜひ食べてみたかったハギス。カブやポテトのマッシュと一緒に
食べるようです。噂に聞いていたほど面妖なものではなく美味しかった!
チャウダーや、
ステーキや、
シェパーズパイや、
わりとあっさりした魚のフライ。
ニュージーランドで食べ損ねた、念願のムール貝も食べました。
お米より大きい何かわからない粒状の穀物サラダ。パクチーが効いて
います。パクチーつまりコリアンダーはどのサラダにも入っていました。
これはtuna tatakiという一皿。揚げたワンタンの皮の上にアボカドや
トマトを敷き、その上に鰹のたたき風のものを乗せていました。なるほど、
シェフが日本料理を研究している?
結局パブ料理はこの一皿に集約されています。チキンとフィッシュ・フライ、
オニオンリングスのフライ、そして、いつでもどこでもポテトのフライ、つ
まりチップス。青い野菜が欲しくなります。
ロンドン最後の日街を歩いていると、とある教会の広場でイベントの屋台が
出ていて、その中に、尼崎出身の愛想のいい青年の「やきうどん」の屋台が
ありました。久しぶりの慣れ親しんだ日本の味、なんだかとてもおいしかった!