ロンドンで宿泊したホテルは地下鉄のアールズコート駅の近くでした。
アールズコートは「伯爵の庭園」という意味、隣の駅はバローンズコート
「男爵の庭園」でした。地名が英国的ですね。すぐ北に、昔チャールズ皇
太子とダイアナ妃が住んでいて、今はウィリアム王子夫妻の居城になって
いるケンジントン宮殿を含むケンジントンガーデンズがあります。
すばらく美しい広い庭園です。今ではこの地域はほぼ都心ですが、その昔
はのどかな田園地帯だったそうで、都心の喧騒を嫌った王族方が好んで住
まわれたとか。
立派な門のそばの案内板。数か国語のアルファベットのwelcomeの中に
「ようこそ」というひらがなが書かれているのが、なんだかかわいい。
宮殿内は有料ですが、お庭は散歩し放題、こんな公園の近くに住んでい
て、いつでも散歩できたらいいでしょうね。リスがいっぱいいます。後
で聞くと、この大型の灰色リスは、英国固有の褐色小型リスを駆逐する
ため、ちょっと困りものなのだとか。
ラウンドポンドという丸い大きな池に白鳥をはじめ、水鳥がいっぱい。
夫がパンくずを撒いたら、鳥たちの軍勢が大挙して押し寄せ、ヒッチ
コックの「鳥」状態に!
堂々としたビクトリア女王の像。
ショップの建物も洒落ています。英王室関連グッズがたくさんありました。
トイレの表示まで洒落ていました。