
纏向には4世紀ごろの垂仁天皇の珠城の宮(たまきのみや)と次の景行天皇の
日代の宮(ひしろのみや)と伝えられるの二つの宮跡があります。景行天皇
は日本武尊のお父さんです。4世紀というから、天智天皇などの飛鳥時代より
さらに2世紀も古い古墳時代、神話の時代です。

飛鳥に比べると丘陵地です。今はただ田んぼが広がっているばかり。

すぐそばに、景行天皇陵があります。


纏向日代の宮跡から少し上ると、ほんとに小さな相撲神社というのがあります。
穴師坐兵主神社(あなしにいますひょうずじんじゃ)という古い由緒ある神社
の摂社です。垂仁天皇の御代、ここで野見宿禰(のみのすくね)と当麻蹴速
(たいまのけはや)が初めて天覧相撲を行なったとか。それにしても、古代の
名前は難しいですね。人名も地名も神社や宮の名前も、漢字では読めません。
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