纏向の古い宮跡や古墳を巡ったのち、山の辺の道沿いの長岳寺に立ち寄りました。
長岳寺は天理と桜井を結ぶ山の辺の道の南コースの中間ぐらいにあります。北コ
ースは天理の石上神宮から奈良の新薬師寺までですが、今では、山の辺の道と言
うと、大体南コースを思い浮かべる人が多いようです。
9世紀初め、弘法大師が建立したと言いますから、なかなかの古刹。数度目の
訪問でしたが、いつも猫がたくさんいます。今回も門のところに番人(番猫?)
のように、でんと坐っていました。江戸時代に猫の子を譲ったとか譲られた
とか、謂れがあるようです。猫を目当てに来る観光客も多いそうです。
今は庫裏として使われている旧地蔵院。建物もお庭も素敵です。ご本尊は
平安時代の作の阿弥陀三尊。堂々とした美しいみ仏たちです。
境内には、萩や秋海棠の花が咲いていました。秋です。
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