秋暮れぬ・・・松風や
令和3年8月3日(火)
昨夜は、日米の野球観戦。
スリーランを打たれたところで、
観念し、お風呂入り。
夜半、目が覚めると、逆転でき
たかな?
と二度も・・・。
今朝、家内が逆転して勝ったよ、と。
吃驚がんもどきとなる。
その粘りに敬復!
松風や
軒をめぐって
秋暮ぬ
松風が軒端を吹き巡り、いよいよ
この秋も暮れていく、
の意。
元禄七年(1694)の作。
底本に
「是はあるじの男の深く望みけるより、
かきとゞめ申されし。」
と注記。
「あるじ」は、766年の連句興行が
行われた大坂新清水の料亭浮瀬(うかむせ)
の主人で、その依頼に応じた即興吟。
◎ 料亭の多い大坂の新清水の辺りには、
松が多い。
そこの飲み屋を松風とともに
巡りつつ詠んだ句である。