あまざけは、醴!
令和3年8月19日(木)
お日様が上って・・・、
ちょっと暖かな木曜日の朝!!
夏野菜畑の整備を、やっと少し
できた。
朝もちょっとやれるかな?
風通しもよくなった。
寒菊や
醴(あまざけ)造る
窓の前(さき)
台所で甘酒を造るその窓前の庭で、
寒菊の花がひっそり咲いている、
の意。
元禄六年(1693)の作。
醴=甘酒
◎ 台所で、米搗きをしている臼の
わきに、寒菊が咲いている。
秋末から初冬に掛けて咲く黄と白の
小さな花が、この寒さに震えている姿
が可愛らしい。
素直な句で、芭蕉に言わせれば、
同人のは見せられぬ平凡な句だと
いうのだが、師匠には、臼のわきに
そっと咲き出ている寒菊に配る芭蕉
の優しい視線に心温まったようだ。
次の菊の氷の句も、ふと見ると、
菊が露に濡れている。
つづく。