『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[・・・いよいよ! 『ダム・ファッカー(みちのく西松建設ダム巡り)』予告編(後篇・下)]

2009-11-06 22:06:08 | みちのく西松建設ダム巡り
☆・・・カンボジア・・・。

 《・・・緑深き中を、赤土の道を進む。

    空は、雲が多重で、合間に青空が垣間見える。

    雨季だったが、天気は良かった。

    しかし、道は時折、両脇から溢れる水で遮られた。

    カンボジアの大地は起伏が少ない、真っ平らなのだ。

    雨季は水が溢れる。

    ・・・歴代のカンボジア王は、治水管理に知恵を絞ってきた。

    ポル・ポト時代は、無意味な公共事業でメチャクチャな灌漑工事を行い、各地で洪水被害を出した・・・。》

 かつてのカンボジアでは、王の絶対条件として「治水」があった。

 カンボジアの各地には、とてつもなく大きい貯水池が多数ある。

 西バライと言う貯水池の中心には小さな島があり、その中心に井戸がある。

 その井戸の情報から、歴代の王は、その年の治水管理をしたと言う・・・。

 写真は、そんなカンボジアはアンコール朝の歴代王が沐浴したという聖池スラ・スランである。

 貯水池としても使われていたと思う。

 写真の「三人娘」の一番左の娘・・・、その素朴な可愛さが私の好みでした^^

 東北にも、そんな素朴な美少女がいることをキボンヌ!

   ◇

 連載している「岡山紀行」・・・、その旅の最中にも、幾つかの貯水池を見た。

   
        瀬戸大橋線・木見駅近くの溜め池

 この「溜め池」の堰と、その下に広がる土地の高低差を見ると、おそらく江戸期に作られたのだろうが、大土木事業であったことが窺える。

   

 今、調べたら、この溜め池は「森池」と言うそうだ。

 以下の人物によって造られたそうだ。

 《■石川善右衛門(いしかわ・ぜんえもん)…1607-1669 岡山藩士、郡奉行・普請奉行
 名は成一。福林池・森池をはじめ、児島郡内に300余の池を築造改修するなど灌漑民利の便を計った。文化3年(1806)に、由加山境内に頌徳碑が建てられた。また明治43年には、従四位を追贈されている。<愛知県の人>
 ※『おかやま人物風土記「グラフおかやま」再読』(岡山県広報協会)参照》

 「治水」の陰に偉人あり。

   ◇

 今回の、旅の車は、なんと! 軽である。

   

 これで極寒の東北を巡るのだ。

 無謀である。

 が、それが楽しいのである^^

   ◇

 「ほほぉ、ミッドナイト・蘭は、VIVIOで旅に出るのだな・・・」

 西松建設虎ノ門本社の会長室に、低いが、可愛らしい声が響いた。

 ・・・西松建設は、ダム・トンネル等の大型土木を得意とするゼネコンである。

 西松の社長<うさちゃん>は、「チビうさ」の頃から、エジプトのピラミッドこそが世界最大最高究極のの大土木事業と目指していた。

 そして、エジプトには、大河ナイルをせき止める<アスワン・(ハイ)ダム>もあった・・・。

     
    西松建設会長・西松屋兎左衛門(このギャグは全国区なのかな?)

 業界大手になっても、ピラミッドへの憧憬はなくならなかった。

 故に、西松建設の暗部特殊部隊9人に「エジプト9栄神」の名を冠した。

     Ⅰ オシリス神(OSIRIS)
     Ⅱ ホルス神(HORUS)
     Ⅲ ゲブ神(GEB)
     Ⅳ バステト女神(BAST)
     Ⅴ セト神(SETHAN)
     Ⅵ クヌム神(KHNUM)
     Ⅶ トト神(THOTH)
     Ⅷ アヌビス神(ANUBIS)
     Ⅸ アトゥム神(ATUM)

 西松屋兎左衛門は、東北各地に散らばる「エジプト9栄神」に会長が発令した。

「彼奴はVIVIOに乗っている、エリミネートせよ!!!」

 すると、室内に、各地からの「御意!」「御意!」「御意!」・・・、の返事が響くのだった。

 危うし! ミッドナイト・蘭ッッ!!

   ◇

 『さあ、行くか!』・・・。

     

 (東北の情報提供はこちらへ)
     midnight-run@tbc.t-com.ne.jp
              てゆーか、誰か、泊めて!

          

   ◇

 ・・・こうして、探求の旅が始まった・・・。

                                     (2009/11/06)
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[映画『スペル』を観た]

2009-11-06 12:05:15 | 物語の感想
☆今日は忙しくも、つい、午前中に映画を観に行ってしまった^^;

 この後も忙しいので、短信ですいません。

 でも、下らない映画なので、短かいレビューで相応だと思います^^;

   ◇

 今や、格調高い娯楽作家としても、ちょっとしたクライム・サスペンス作家としても、「巨匠」と呼ばれるに至ったサム・ライミ監督なので、

 この作品、みんな、誤解した先入観で観に行ったと思うけど、非常に下らない映画です。

 何やら不死身のおばあちゃんに逆恨みされた、銀行は融資担当の主人公クレアが、おばあちゃんの呪いと戦う話である。

 宣伝で見られるような、フリードキン風の硬質のホラーではありません。

 おばあちゃんのケレン味たっぷりの暴れっぷりや、その汚い使い込んだ入れ歯の使い方や、嘔吐物の口移しの繰り返しなど、まさに、コメディである。

   ◇

 私が、サム・ライミの作品で一番好んでいるのが、『キャプテン・スーパーマーケット(死霊のはらわたIII) Army of Darkness (1993)』なのだが、

 この作品は、その焼き回しである。

 題して、『キャプテン・バンクウーマン』である。

 ばあちゃんの、いきなりのトップギアの動きや、いまいち冴えない主人公クレアの、クライマックスの墓暴きシーンでの妙に生き生きとした様など、まさに『キャプテン・スーパーマーケット』だし、作り手はコメディ・エンターテイメントとしてこの作品を撮っている。

 私個人は、サム・ライミが「キャプテン・スーパーマーケット」魂を忘れていないことが嬉しかったが、

 そこここに、近年のサム・ライミの完成された作風が「中途半端」に見られ、取りとめのない作品と化してしまっている。

 キルスティン・ダンストに近い冴えなさ加減(ブス)の、主演アリソン・ローマンだが、その役柄に合ったクレアの家の舞台美術など、作品に不釣合いなほどに見事。

 また、ジプシーの老婆の家に、その一族が寄り集まった風景の、ちょっとした文芸作品風の描き方。

 ややステロタイプだが、役者の演技で見せてくれる銀行内の昇進競争。

 そうした、妙に人物を描いた作品のようでいて、スピルバーグのようなモンスターの特殊メイクもたっぷり、

 だが、「呪い」のからくりの説明は不十分、その辺をサスペンスとして盛り上げれそうなものなのに。

 そうした「とっ散らかし」が、そこかしこに見られる妙な作品だった。

 これが、B級の『キャプテン・スーパーマーケット』ならば許せて、楽しめる展開なんだけどね。

   ◇

 ただ、老婆の娘役の、短髪の女性が、メチャクチャいい女なので、この女の魅力を作品評価にプラスして考えると、まあ、見るも楽しいと思う。

 ただ、テレビCMのおすぎの言葉には惑わされちゃいけないぜ!

   ◇

 私の感想も取りとめなくて、すいません。

 この後、知り合いと待ち合わせがあって、今、ネットカフェで、このレビューを書きました。

 家に帰ってから、改稿します^^;

                                     (2009/11/06)
コメント (4)
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