時折、霧の中に柿の木が出現した。
実が大きい、…が、後に登場する<黄身ちゃん>の話だと、こちらの柿は渋いのだそうだ。
不法投棄禁止の看板や、猟銃禁止の看板がある^^;
やっと大きな道に出る。
「どん百姓の店」と言う自虐的な屋号の店や、「カブト虫のおうち」と言う、可愛いのだが、リアルに想像すると不気味な名の店がある。
どうやら賑やかな道に出てきたな^^ と思いきや、すぐに舗装されたクネクネ山道に入った。
遅ればせの説明だが、私の車にはナビなどはなく、地図を見ると、いわゆる「箱物行政」の<スカイピアあだたら>のある山に登っているらしい。
まあ、ここは<岳ダム>に近いから進む。
ちなみに、遅ればせの説明だが、<岳ダム>は「だけダム」と読む。
◇
・・・で、朝からいささか苦労しながらも、第一のダムに到着^^v
(注:タイトルの写真は、このダムから下流を眺めたトコ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/9f/00b02b93275c245ecd9cbea0a80d1a84.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/33/f5379cfe6c6ad893870bf7f01915cc68.jpg)
初っ端のダムに相応しい趣きである^^
昭和46年着工~昭和55年竣工だそうだ。
私は、「竣工」の意味が、建造完成の意味だとはじめて知った^^;
洪水調節や灌漑の目的のために作られたが、こうして、眺めてみれば、秋の紅葉の季節の中で、実に美しい佇まいである。
湖の中には小さな島も見える。
あれは、増水時には沈んでしまうのだろうか?
阿武隈川系の原瀬川を堰き止めている。
基礎地盤は、花崗閃緑岩だそうだが、その意味するところは分からない^^;
この後、この日は、別に八つのダムを見るのだが、スペック表示のあるダムは、残念ながら少ない・・・。
◇
次のダムを目指し、459号線を二本松に引き返す。
緩やかだが、クネクネの国道を時速70㌔で走る。
後ろから、軽トラの女に煽られた。
これ以上、スピード出せるかってんだ!
この野郎、・・・じゃないや「女郎(めろう)」ッッ!! 惚れるゾッ!!
◇
やばいなあ・・・。
話が全く進まない^^;
(村田ダムにて記す 2009/11/08)