『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[『ダム・ファッカー(みちのく水谷建設ダム巡り)〔21〕<小沢・五千万・賄賂・胆沢ダム>』]

2009-11-19 11:25:58 | みちのく西松建設ダム巡り
☆やはり、私は、飄々と事件の中心に出現しますな^^v

     
     「よっ! 色男ッ!!」

 以下のニュースを読んで欲しい。

     水谷建設元会長「小沢氏側に5000万円」 ダム工事受注、裏金か(産経新聞) - goo ニュース(クリック!)

《民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」による政治資金収支報告書の虚偽記載問題で、法人税法違反罪で実刑判決を受け、服役中の中堅ゼネコン「水谷建設」元会長の水谷功受刑者(64)が東京地検特捜部の事情聴取に対し、「平成16年に小沢氏側に少なくとも5千万円を持っていった」と供述していることが18日、関係者への取材で分かった。当時の陸山会の収支報告書にはこの献金の記載がなく、政治資金規正法違反(不記載)にあたる疑いもある。
 16年当時、国土交通省発注の胆沢(いさわ)ダム(岩手県)工事を水谷建設が下請けで受注しており、特捜部はその見返りだった可能性もあるとみて、慎重に捜査しているもようだ。関係者によると、問題の工事は、国交省東北地方整備局が16年10月に発注した胆沢ダム堤体盛立第1期工事で、大手ゼネコンの「鹿島」が、ほかのゼネコン2社と共同企業体(JV)を組み、約203億円で受注。水谷建設は、ほか4社とJVを組み、下請け工事を受注していた。
 水谷受刑者は、特捜部の複数回にわたる事情聴取に対し、「小沢氏側に5千万円を持っていった。ほかに(水谷建設)社長に5千万円を持っていくように指示した」と供述したという。
 ただ、水谷建設社長は小沢氏側に5千万円を持っていったことを否認しているという。特捜部は西松建設の違法献金事件で、3月に小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)と国沢幹雄元社長(70)=政治資金規正法違反罪などで有罪判決確定=を起訴した後も小沢氏周辺の捜査を継続。ゼネコン関係者から事情聴取を進めてきた。
 胆沢ダムをめぐっては、国沢元社長が特捜部の調べに対し、ダム工事受注が献金の動機のひとつだったとする供述をしたとされる。
 ゼネコン関係者によると、小沢氏側は地元・岩手を中心に東北地方の公共工事受注に強い影響力を持つとされ、国沢元社長の公判でも検察側は、談合組織への影響力を背景に、西松が小沢氏側から「天の声」を得る目的で違法献金を続けたと主張している。(産経 2009年11月19日(木)08:05)》

   ◇

 私、11/13、雨の中、この<胆沢ダム>を訪れています。

 ここは、民主党が凍結した、建設中(であった)の西松ダムの一つである。

 でも、凄まじい勢いで、ダンプが行き交い、重機が動いています。

     
             第46のダム<胆沢ダム>

 今回巡った中でも、超巨大なものの一つです。

 なんたって、それまであった、これまた巨大な<石淵ダム>を湖底に没させてしまうほどの大きさだ。

     
             第47のダム<石淵ダム>
   ◇

 これらのダムの報告は、後でもうちょい詳しく記すが、

 私に理解できないのは、

 民主党は、このダム工事を凍結し、その経費を国家予算に返還するも、

 でも、ダム工事は着々と進んでおり、おそらく完成するわけで、

 ならば、国家予算に上乗せ返還し、子供手当ての経費3兆円の一部にするという算用はどうなっちゃうのだろう、って問題だ。

 これまた、凍結予定の、秋田の<森吉山ダム>もほとんど完成していますよ・・・。

   ◇

 これはあくまでも、速報です!

 私、今日から仕事開始なので、短くてすいません。

                                     (2009/11/19)
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[映画『リミッツ・オブ・コントロール』を観た]

2009-11-19 01:31:46 | 物語の感想
☆観たい映画だったが、都内でやっていたので、西多摩住みの私は不精していたのだが、

 <ワーナーマイカル・村山ミュー>でやっていたので、観に行く。

 客は、私と、カップルと、映画好きそうな若い会社員の4人だけだった^^;

 映画が始まると、カップルの男のほうが、いびきをかいて寝はじめた。

 ・・・うん、この作品は、そんな、評価の極端になる映画であった。

   ◇

 物語は、とある黒人の殺し屋が、ある要人一人を殺す物語である。

 しかし、ベテラン監督のジム・ジャームッシュは、そこに、多くのイメージを持ち込んでいる。

 それは激しいものでなく、おそらく、監督の意図としては「アート」を志向している。

 それ故に、物語の「アート」への「逃げ」をいけ好かないと考えている者や、「アート」に退屈さを感じる者には、批判の対象や子守唄となってしまう。

 私などは、「おっ、ジム・ジャームッシュ、相変わらず、新しいものに挑戦しているんだな」と一口乗ってみるのである。

 名もなき殺し屋は、軽快なスーツで身を固めて、無骨な皮のバッグを提げて、暗殺依頼主の与えてくる条件を一つ一つクリアーしていく。

 それは、物語的に理屈で理解できるものの時もあり、過剰に無駄なものもある。

 そして、幻想の世界のようにも展開し、形而上学的な逸脱も見せる。

 符丁は、「スペイン語は話せるか?」で、殺し屋が「いや」と答えると、情報屋はグラサンを外し、用件を切り出す。

 何人もの人物を仲介し、殺し屋は、今度の仕事のターゲットに迫っていく。

 殺し屋は、待ち合わせの場所のカフェに、行動様式の如く、スーツのボタンを外し座り、エスプレッソのシングルを二つ注文する。

 ダブルで持ってきたウェイターには、きつく交換を要求する。

 これは単なるこだわりか、それとも、片方は飲む用で、もう片方は、交換するマッチ箱の中に入っている情報メモを記憶したら嚥下するためなのか?

 空には、敵のヘリコプターらしきものが、どこの町でも飛んでいる。

 情報屋や協力者たち・・・、

 女は、芸術や映画や科学について語り(ヒッチコックの『断崖』の話はいいね^^)、

 男たちは、意味ありげな標語や歌詞や劇の有名なセリフを吐いていく。

   ◇

 いい女が3人も出てくる。

   やらかそうな新鮮なヌード女・・・パス・デ・ラ・ウエルタ

   シャープな銀髪女     ・・・ティルダ・スウィントン

   洋画では可愛く撮られている・・・工藤夕貴

 特に、メガネっ娘のパス・デ・ラ・ウエルタの容姿の「ロリータ・セックス・アピール」は、犯罪ギリギリの淫靡さだ。

 それを見るだけでも、この作品に金を払う価値があり、

 ストーリーではなく、孤独な殺し屋の歩き続けるスペインの町並みの、その変わった撮り方や、音楽による暗喩、そんな細部を心ゆくまで楽しむ作品だと思う。

                                     (2009/11/19)
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