☆前々から、この人物の語りが、何か胡散臭く、気になっていたのだが、
私の母校の教授だし、女性なので、見逃していた。
しかし、どうにも、その言葉の空虚さに腹が立ってきた。
そんな無意味な言葉の羅列を、産経新聞が一面に載せているのもイラつく。
こちらを読んでくれ。
【ちょっと江戸まで】法政大学教授・田中優子 無駄とは何か (産経 2009.11.24 02:40)
こんな書き出しだ。
<国の事業仕分けが始まった。際限なく富を求めるより、まずは節約、という考え方こそまっとうだ。「殿堂」を作ろうとしたり、国民全員に現金をばらまいたり、省庁のお金の使い方もチェックしないことに辟易(へきえき)していたから、民主党は地に足のついた党であることがわかってほっとした。>
変でしょ?
「際限なく富を求めるより、まずは節約、という考え方こそまっとうだ。」
「まずは節約」の箇所はいい。
でも、国の事業に「際限なく富を求めるより」と偏見を冠しているのが、こりゃもう理屈が滅茶苦茶である。
この田中優子も、「女の悪いパターン」であるな(もちろん、「女のいいパターン」もあるでよ^^;)。
物腰は穏やかだが、そこには、凝り固まった明後日(あさって)を向いた固定観念がある。
私の穿った見方ではないよ。
その証拠として、さらに「地に足のついた党であることがわかってほっとした」と言う表現も、いかにも、田中優子の心には用意されていたのだろうが、多少は文章を書いている者ならば「???」と、唐突に感じられる表現であり、文脈である。
これは、田中優子が民主党に対して褒めて言っているから、私が気に喰わないわけではなく(それもあるが^^;)、文脈的に通らない表現だから、気に喰わないのである。
更に、
<事業仕分けという手法は、非営利団体の構想日本(代表・加藤秀樹氏)が、すでに7年にわたって地方自治体で行ってきた活動である。その積み重ねがあるからこそ国の仕分けにすぐ着手できた。非営利団体の地道な活動が政府の重要な仕事を担い協力できる時代が、やっと来たのだ。政権交代がなければこのように迅速な実施や全面公開はあり得なかった。>
と、続く。
・・・いや、テレビで、その公開された事業仕分けの査問みたいな風景を見れば、まともな神経を持つ人間の為せる会合でないのは見て取れたよ。
「その積み重ねがあるからこそ国の仕分けにすぐ着手できた」とは、
あの人民裁判のようなおぞましい風景のことなのか?
あれで攻撃されている者の多くに、左翼がいる。
左翼は、法律で保障されている権利を行使しまくっている。
無駄(と民主党が言う)に作られた物理的・法的システムを、左翼は十全に利用している。
民主党は、自分の党のような存在・左翼を切り捨てて、あたかも、それまでの「保守」を痛めつけているような幻想を、マスコミと組んで披瀝している。
いや、仮に、攻撃されているのが左翼だとしても、あの「蓮舫」に代表できる攻撃側の有無を言わせぬ詰問調は、社民党の女性議員に対して感じるような、「人格嫌悪」を私に抱かせる。
あの仕分け査問風景を見て、鳩山政権の支持率をアップさせるような人間は、自分の悪趣味を恥じよ!
◇
ちょっと話を戻す。
田中優子は、次の段落から、「・・・質素倹約は江戸時代の価値観の柱だ」と、自分の研究分野に話を我田引水していく。
自分の得意分野にあった理屈を語りがたいが為に、こいつは、その前段・前々段で、おかしい言葉使いをしたのである。
その後も、浅はかな理屈を展開させるのだが、私のほうこそ、「辟易(へきえき)」し、反吐が出る。
◇
結果的に、民主党の仕分けが機能するのは、無駄を享受している左翼だけなのである。
一例を挙げると、左翼な人々は、異常な頻度で地域や国の公共施設を使用しているので分かろう。
つまり、民主党は、自分の身内を切り、あたかも、悪を放逐しているかのような幻想を国民に植え付けている。
何やら、昨日のニュースによると、「次世代スーパーコンピューターに代表される先端科学予算」の凍結判定も見直されるとのこと。
当たり前である。
お子様軍団の民主党の目から見れば、一見、スパコン費用などは無駄なようなものに見えよう。
でも、国が為すべき仕事と言うのは、無駄であり、無駄に見えるものであり、無駄であるにこした事のないことが多いのである。
そんなものに金を使えるのは、国という、国民個人でありつつも、国民個人でない存在でしか出来得ないのである。
国政が、個人が推し量れる是非にないことを、民主党及び、バカ国民は認識すべきだ。
もし、個人が理解し得たとき、それは国政で論ずべき問題ではなくなるんだよ。
◇
それよりも、もっともっと、自分の「一票」を大事にして欲しい。
その一票こそが、あなたの理解し得ない「国政」レベルを、良き方向に導ける「武器」なのですよ・・・。
(2009/11/24)
私の母校の教授だし、女性なので、見逃していた。
しかし、どうにも、その言葉の空虚さに腹が立ってきた。
そんな無意味な言葉の羅列を、産経新聞が一面に載せているのもイラつく。
こちらを読んでくれ。
【ちょっと江戸まで】法政大学教授・田中優子 無駄とは何か (産経 2009.11.24 02:40)
こんな書き出しだ。
<国の事業仕分けが始まった。際限なく富を求めるより、まずは節約、という考え方こそまっとうだ。「殿堂」を作ろうとしたり、国民全員に現金をばらまいたり、省庁のお金の使い方もチェックしないことに辟易(へきえき)していたから、民主党は地に足のついた党であることがわかってほっとした。>
変でしょ?
「際限なく富を求めるより、まずは節約、という考え方こそまっとうだ。」
「まずは節約」の箇所はいい。
でも、国の事業に「際限なく富を求めるより」と偏見を冠しているのが、こりゃもう理屈が滅茶苦茶である。
この田中優子も、「女の悪いパターン」であるな(もちろん、「女のいいパターン」もあるでよ^^;)。
物腰は穏やかだが、そこには、凝り固まった明後日(あさって)を向いた固定観念がある。
私の穿った見方ではないよ。
その証拠として、さらに「地に足のついた党であることがわかってほっとした」と言う表現も、いかにも、田中優子の心には用意されていたのだろうが、多少は文章を書いている者ならば「???」と、唐突に感じられる表現であり、文脈である。
これは、田中優子が民主党に対して褒めて言っているから、私が気に喰わないわけではなく(それもあるが^^;)、文脈的に通らない表現だから、気に喰わないのである。
更に、
<事業仕分けという手法は、非営利団体の構想日本(代表・加藤秀樹氏)が、すでに7年にわたって地方自治体で行ってきた活動である。その積み重ねがあるからこそ国の仕分けにすぐ着手できた。非営利団体の地道な活動が政府の重要な仕事を担い協力できる時代が、やっと来たのだ。政権交代がなければこのように迅速な実施や全面公開はあり得なかった。>
と、続く。
・・・いや、テレビで、その公開された事業仕分けの査問みたいな風景を見れば、まともな神経を持つ人間の為せる会合でないのは見て取れたよ。
「その積み重ねがあるからこそ国の仕分けにすぐ着手できた」とは、
あの人民裁判のようなおぞましい風景のことなのか?
あれで攻撃されている者の多くに、左翼がいる。
左翼は、法律で保障されている権利を行使しまくっている。
無駄(と民主党が言う)に作られた物理的・法的システムを、左翼は十全に利用している。
民主党は、自分の党のような存在・左翼を切り捨てて、あたかも、それまでの「保守」を痛めつけているような幻想を、マスコミと組んで披瀝している。
いや、仮に、攻撃されているのが左翼だとしても、あの「蓮舫」に代表できる攻撃側の有無を言わせぬ詰問調は、社民党の女性議員に対して感じるような、「人格嫌悪」を私に抱かせる。
あの仕分け査問風景を見て、鳩山政権の支持率をアップさせるような人間は、自分の悪趣味を恥じよ!
◇
ちょっと話を戻す。
田中優子は、次の段落から、「・・・質素倹約は江戸時代の価値観の柱だ」と、自分の研究分野に話を我田引水していく。
自分の得意分野にあった理屈を語りがたいが為に、こいつは、その前段・前々段で、おかしい言葉使いをしたのである。
その後も、浅はかな理屈を展開させるのだが、私のほうこそ、「辟易(へきえき)」し、反吐が出る。
◇
結果的に、民主党の仕分けが機能するのは、無駄を享受している左翼だけなのである。
一例を挙げると、左翼な人々は、異常な頻度で地域や国の公共施設を使用しているので分かろう。
つまり、民主党は、自分の身内を切り、あたかも、悪を放逐しているかのような幻想を国民に植え付けている。
何やら、昨日のニュースによると、「次世代スーパーコンピューターに代表される先端科学予算」の凍結判定も見直されるとのこと。
当たり前である。
お子様軍団の民主党の目から見れば、一見、スパコン費用などは無駄なようなものに見えよう。
でも、国が為すべき仕事と言うのは、無駄であり、無駄に見えるものであり、無駄であるにこした事のないことが多いのである。
そんなものに金を使えるのは、国という、国民個人でありつつも、国民個人でない存在でしか出来得ないのである。
国政が、個人が推し量れる是非にないことを、民主党及び、バカ国民は認識すべきだ。
もし、個人が理解し得たとき、それは国政で論ずべき問題ではなくなるんだよ。
◇
それよりも、もっともっと、自分の「一票」を大事にして欲しい。
その一票こそが、あなたの理解し得ない「国政」レベルを、良き方向に導ける「武器」なのですよ・・・。
(2009/11/24)