グランルーフは単なる歩行者用デッキや駅舎だけではなく、商業施設の店舗が地上や地下フロアに展開しています。
グラントウキョウサウスタワーの地下フロアにも「グランアージュ」という名前の商業施設群が整備されていて、八重洲地下街とも一体化されています。
八重洲南口前の高速バスターミナルです。JRバス関東やJR東海バスの静岡・名古屋・京都・大阪方面の高速バスや夜行高速バスが次々と発着しています。
東京から名古屋、大阪方面への移動は東海道新幹線が主流ですが、高速バスもかなりの便が設定されています。切符によっては、新幹線の運賃の半分くらいの値段のものもあるそうです。
グランルーフの整備工事によって、高速バスターミナルの待合室なども新しくなりました。大丸の交通会館の中に待合室などがあった時代は、狭くて老朽化していた頃が今となっては信じられないくらいですね。
高速バス乗り場も以前よりも広くなってすっきりとしています。東京スカイツリーへのシャトルバス乗り場なんてものも新しく設置されていました。
高速バスターミナル内から「住友生命八重洲ビル」の全景を撮影しました。この場所に高さ約245メートルの高層オフィスビルが2020年くらいまでに建設されることになります。
高層化が進んできている丸の内側と比べると、八重洲口側は老朽化が進む古いオフィスビルだらけの街並みです。しかし、東京駅八重洲口そばという日本一の立地条件であることを考えると、とてつもない潜在能力を秘めています。
高速バス乗り場内を見渡して撮影しました。日本一賑わっている駅前のはずですが、平日午後の時間帯だったので、まったりとした雰囲気に包まれていました。
高速バスばかりが発着しているイメージの強い八重洲口前ですが、路線バス乗り場も小ぶりながら整備されています。八重洲口前から豊洲方面など、鉄道が通っていないエリアを結ぶ路線が主です。
ヤンマーや住友生命保険、住友信託銀行など、この界隈は大阪に本社機能があり東京に移転したり、東京にも本社機能を置く経緯のある大企業が多いです。
常和八重洲ビルの背後には、「京橋二丁目西地区」の再開発計画の高層オフィスビルの鉄骨群が見えます。高さ120メートル前後まで鉄骨が高くなってきました。
グラントウキョウサウスタワーの高層オフィスビルを見上げて撮影しました。
グラントウキョウサウスタワー前の階段を上って、グランルーフのデッキへと上がっていきます。
グランルーフのデッキとグラントウキョウサウスタワーを結んでいる連絡通路を見上げて撮影しました。