緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

春の大阪:中之島公園の散策(1)

2012年04月30日 14時40分57秒 | 近畿地方の散策


2009年度から実施されている「水都大阪2009」に合わせて中之島公園周辺や八軒屋浜では再整備がなされ、全体的にきれいな雰囲気になりました。八軒家浜では「八軒家浜賑わい施設(仮称)整備等事業」として護岸の散策道の整備などが実施されました。




中之島の東端部を南北に通っている松屋町筋の天神橋の上にやってきました。ここから東側をみると満面の水を湛えながら流れている旧淀川を見下ろすことができます。正面に見える橋は伝満橋、奥には大阪ビジネスパークの高層ビル群が見えます。




八軒家浜から南への川沿いに整備されている散策道。背後には北浜地区のビジネス街が広がっています。




天神橋の下に降りると中之島公園の敷地に降り立つことができます。これからきれいに整備がなされている中之島公園を歩いて淀屋橋へ戻ります。平日の午後の中之島公園は人通りはほとんどありませんでした。




土佐堀川沿いに立っているモダンな建物は「ルポンドシエルビル」。大正時代の末期に大手ゼネコンの大林組の本社ビルとして竣工したビルです。旧淀川の南側、北浜界隈にはこのような戦前のモダンな雰囲気のビルが数多く残されています。




ほとんど人気のない中之島公園。公園内を阪神高速道路の高架橋が走っていきます。




中之島の南側を流れている土佐堀川の川向こうは整然としたビジネス街が広がっています。奥に見える高層ビルは北浜にある大阪証券取引所が入っているビルで、のちほど寄ってみます。




大阪中央公会堂の建物が見えてくると中之島公園内のバラ園のエリアとなります。




広大な広さを持っているバラ園ですが、訪れた時はまだ咲いてはいませんでした。




バラ園の奥には中之島の高層ビル群がよく見えます。




振り返って撮影してみると、阪神高速道路の高架橋が公園内を縦断しています。この高架橋は中之島公園の南側で東横堀の上を南下していきます。




中之島公園は東側と西側で別れていて二つの敷地は橋で結ばれています。




橋を渡って西側の敷地へ入っていきます。派死は周囲よりも高い場所に設置されているので周りを見渡すことができます。




中之島公園の西側の敷地にもバラ園が広がっています。もう少し経つと一面にバラの花畑が広がるそうです。




大阪中央公会堂や大阪市役所、中之島の高層ビル群など景観も抜群です。

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春の大阪:OMMビルと八軒屋浜

2012年04月29日 09時35分42秒 | 近畿地方の散策


大阪市中央区天満橋「大阪マーチャンダイズ・マートビル」。京阪本線天満橋駅前に立っている高層ビルの屋上にある屋上庭園にやってきました。ここから大阪市内を一望することができます。JR大阪駅・梅田駅周辺の高層ビル群が中央に見えます。その奥は北摂地域と呼ばれている丘陵地帯で、さらに奥には六甲山地が広がっています。




屋上庭園から南側を眺めてみました。南側には船場地区と呼ばれているビジネス街が広がっています。




視点をやや東側へ移すと大阪城公園の広大な敷地や、大阪城公園に隣接している大阪府庁や大阪府警察本部などの官庁街が広がっています。




ビルや住宅が密集している大阪市内に置いて、大阪城公園は広大な緑地帯としての役割も持っています。




大阪市内ではここ10年くらいの間にタワーマンションが急速に増えているそうです。




大阪歯科大学病院の建物越しに大阪城の天守閣が見えました。




大阪城公園の敷地の北側に整備されている「大阪ビジネスパーク」。このビル群の裏側にあるのが「京橋」と呼ばれている界隈です。




梅田方向は高さ100~200メートルの高層ビルが密集していて未来的な景観が造られています。




広大な平原の上に都市が造られている関東平野と違って、大阪は六甲山地や生駒山地などに囲まれたエリアの中に都市が造られています。大阪市内で高いビルに上るとどこからでも稜線を近くに見ることができます。




京阪電鉄天満橋駅に戻ってきました。これから土佐堀川沿いに歩いて中之島公園へ向かいます。




谷町筋・天満橋から撮影した中之島です。中之島は旧淀川の中にある細長い中州で、東側は中之島公園として整備されています。中之島公園の奥には中之島の高層ビル群が見えます。




上の写真の左下にあるのが八軒屋浜。畿内の貿易港都市であった大坂と政治の中枢であった京都の間は淀川の舟運が盛んでしたが、ここが大阪側の港の役割を担っていました。




現在の八軒屋浜は遊覧船乗り場となっていて、乗り場周辺も観光地のように整備されています。




八軒屋浜から撮影した中之島です。




八軒屋浜の全景です。そばに立っているのが京阪本線伝満橋駅の駅ビルです。これから中之島公園へ散策していきます。

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春の大阪:阪急百貨店梅田本店前~曽根崎新地~大江橋大阪市役所前

2012年04月28日 13時15分42秒 | 近畿地方の散策


これからJR大阪・梅田駅界隈から中之島、心斎橋を通って南海難波駅まで歩いてみたいと思います。道筋としては御堂筋をひたすら歩くことになりますが、途中で中之島公園や道頓堀にも立ち寄ってみたいと思います。サウスゲートビルディング前から御堂筋「阪神前」交差点へ向かって歩いて行くと正面に阪急百貨店梅田本店の巨大な建物がそびえたっています。




大阪駅の改良プロジェクトによって駅の北側に「三越」「伊勢丹」が出店することが明確になった2000年代の中盤に危機感を抱いた阪急百貨店は、長年のライバルだった向かいにある阪神百貨店と経営統合し「エイチ・ツー・オー・リテイリング」が発足(2007年)。第一期、第二期と敷地全体を分けて建て替える工事を順調に進めていて、2012年11月に開業します(ちなみに営業そのものは行われています)。




建て替え中の阪急百貨店と阪神百貨店の建物の間にある「阪神前」交差点から御堂筋が始まっています。JR大阪駅・阪急梅田駅周辺の地上は人通りが少ないですが、この界隈は地下街が非常に発達しているので、地下のほうが人通りが多いです。この阪神前交差点の直下に大阪市営地下鉄御堂筋線梅田駅があります。




建て替える前の建物の意匠を多く取り入れて設計されている阪急百貨店。建て替え前の阪急百貨店の第一期工事が竣工したのは昭和4年(1929年)とのことです。私「緑」も取り壊す前の阪急百貨店を5年ほど前に見たことがありますが、まさに建物そのものが歴史を物語っている雰囲気であったことを覚えています。




一階部分の窓枠など、細かい部分の意匠もすごくこだわっていると思います。




歩道橋の上から振り返ると大阪駅の大屋根が見えます。




現在も北側の第2期工事個所でタワークレーンが建っていて工事が進められています。建物そのものの工事はすでに終わっている感じで、今は内装工事が行われているみたいです。




御堂筋と京阪国道(国道1号線)の交差点「梅田新道」へやってきました。奥には西梅田の高層ビル群が整然と立ち並んでいて、このあたりが大阪の業務地区の中心になっている場所であることが伝わってきます。この交差点から南側は北新地と呼ばれている繁華街となっています。高級クラブなどが立ち並んでいる北新地という地名は全国的に有名ですが、実際の地名は「曽根崎新地」というそうです。




梅田「ダイヤモンド地区」に立ち並んでいる高層ビル群。手前が「大阪駅前第3ビル」、奥が「大阪駅前第4ビル」です。




旧曽根崎川河道(北新地のメインストリート)を渡ってしばらく歩くと御堂筋は中之島を渡ります。御堂筋は北側から「大江橋」「淀屋橋」の二つの橋で渡り越して本町方面へ向かっていきます。阪神高速道路の高架橋の下から南側を見ると、大阪市役所の建物が建っています。




旧淀川である大川・土佐堀川に囲まれている中州である「中之島」は大阪の行政や経済機能の中心地の一つで、同じような街並みとなっているフランス・パリのシテ島と比べられることがよくあります。大阪が「水の都」と呼ばれているのも大阪の都市景観の多くが水辺にあることも理由の一つなのです。




中之島を南北に縦断している御堂筋の大通り。御堂筋は6車線の南行きの一方通行の道路となっていて、南海難波駅前まで続いています。




中之島の南側は「北浜」と呼ばれていて、御堂筋沿いを中心に銀行や証券街、オフィス街が広がっています。ビジネス街としての大阪の町は御堂筋を大きな軸として都市が造られています。




「大江橋南詰」交差点から撮影した大阪市役所。写真には映ってはいませんが、背後には日本銀行の大阪支店の建物が立っています。大阪市役所は現在日本中が注目している市長の橋下さんが働いています。




高さ31メートルのビルが整然と並んでいる御堂筋の北浜界隈。御堂筋を南下する前に少し寄り道して京阪中之島線に乗って天満橋へ向かいます。天満橋から中之島公園を歩いて再びここ淀屋橋へ戻ってきます。

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春の大阪:JR大阪駅「OSAKA STATION CITY」の散策(2)

2012年04月27日 22時55分43秒 | 近畿地方の散策


サウスゲートビルディングからJR大阪駅の橋上駅舎の連絡通路を通りぬ抜けてノースゲートビルディング「ノース中央エレベーター前」にやってきました。連絡通路の上には「時空(とき)の広場」が整備されており、大阪駅において新しい待ち合わせ場所となっています。




ノースゲートビルディング地上2階にある大吹き抜け空間「アトリウム広場」です。JR大阪三越伊勢丹とルクアの間にある大空間で、こちらも待ち合わせ場所として活用されています。現在はつながってはいませんが、建設中の梅田北ヤードの再開発施設が完成すると、この広場から直接そちらへ行くことができるようになります。




橋上駅舎最上階にある「時空の広場」へやってきました。広場の中には金時計と銀時計の二つの時計が設置されています。実際に金時計のそばへ寄ってみると、意外と大きなものであることに驚きます。




上を見上げるたびに巨大な構造物である大屋根に圧倒されます。




地上7階のJR大阪三越伊勢丹とルクアの連絡通路の上から見下ろして撮影した時空の広場です。平日の夕方の時間帯だと閑散としていますが、この真下にある橋上改札口周辺では通勤通学ラッシュが始まりかけています。




この大屋根が大阪駅のホーム全体を覆っている形になっています。




サウスゲートビルディングとノースゲートビルディングの連絡通路としての性格もある時空の広場、百貨店の買い物客の人たちも歩いていました。




ノースゲートビルディング「風の広場」へと向かうエスカレーターから撮影した大屋根の様子です。高さは約50メートルです。




ノースゲートビルディングの阪急梅田側で展開しているファッションビル「ルクア」。JRの巨大な駅ビルの中でファッションビルを造ったのは大阪駅が初めてではないかと思います。JR大阪・梅田駅界隈には多くの百貨店のほかにも色々なファッションビルが集まっている競争の激しい地域ですが、このルクアは売上面において健闘しているそうです。




大阪ステーションシティの中心である「JR大阪三越伊勢丹」。2008年4月に三越と伊勢丹が経営統合し、本来は三越単独の出店となるはずだったこの百貨店の開発は急きょ伊勢丹も参加することになりました。百貨店が独自に商品の品揃えや売り場作りを手掛ける「自主編成売り場」など伊勢丹の手法が多く取り入れられています。




サウスゲートビルディング側に設置されている銀時計です。




大屋根に覆われている時空の広場ですが圧迫感は全くなく、むしろ広々としています。開業して約1年ほどなのでまだ認知度が高くないのか、待ち合わせに使っている人の数は多くはなかったです。




銀の時計前からアトリウム広場の巨大な空間に向かって撮影してみました。この辺りには同じJR西日本が手掛けた京都駅ビルの手法が垣間見えます。




ホームを覆っている大屋根はサウスゲートビルディング側で緩やかなウェイブを描いています。この大屋根には約20台の制振装置が取り付けられていて、万一の地震の際にも屋根の揺れを吸収するような構造になっています。

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春の大阪:JR大阪駅「OSAKA STATION CITY」の散策(1)

2012年04月26日 17時24分59秒 | 近畿地方の散策


JR山科駅からJR京都線(東海道本線)の新快速電車に乗って約30分で大阪駅に到着しました。新快速電車というのはいつ乗っても速いと感じます。JR大阪駅は総工費約2100億円をかけて駅ビルや橋上駅舎等の建設工事が行われ、2011年5月4日に「大阪ステーションシティ」としてオープンしました。




大阪ステーションシティの全景です。二つの駅ビルの間にJR大阪駅のホームが設置されており、ホームの上には大屋根がかぶさっています。左側の建物は旧「アクティ大阪」、大丸梅田店とホテルグランディア大阪が入居している「サウスゲートビルディング」、右側は新しく建設された「ノースゲートビルディング」。伊藤忠本社、JR大阪三越伊勢丹、専門店街「LUCUA」が入居しています。




大阪駅のホームを覆っている大屋根は東西長180メートル、南北長100メートルあり、高さは最も高いところで50メートルとなっています。




ノースゲートビルディングの東側、阪急梅田駅側の専門店街「LUCUA(ルクア)」。セレクトショップや飲食店などのテナントが198店入っています。




阪急百貨店うめだ本店の裏側に立っている阪急グランドビルの展望台に移動しました。展望台からは大阪駅の全景を見降ろすことができます。阪急うめだ本店の建て替え工事中なのでタワークレーンが多数見えますが、建て替え工事が終了すると撤去されます。




ノースゲートビルディングのルクア側はJR大阪駅と阪急梅田駅を結んでいるルートの上にあるので、いつの時間帯でも多くの人たちが行きかっています。




旧大阪鉄道管理局庁舎(JR西日本発足後は本社機能)の跡地に建てられているヨドバシ梅田。東京の新宿駅西口にあるヨドバシ本店や秋葉原にあるヨドバシAKIBAよりも圧倒的な売り上げを誇っているそうです。




この後大屋根の真下にある橋上駅舎へ行ってみたいと思います。




大阪ステーションシティの工事によって、大阪駅周辺の道路なども大幅に改良が加えられています。




阪神百貨店前から撮影したサウスゲートビルディング。増床工事によって大丸梅田店の売り場面積は大幅に増すことになり、ライバルとなるJR三越伊勢丹と対峙することになりました。2011年4月19日に全館グランドオープンしました。




サウスゲートビルディングの地上17階にある「太陽の広場」にやってきました。外を見ると建て替え工事が佳境を迎えている阪急百貨店うめだ本店の新しいビルを見下ろすことができます。




阪急百貨店の建物の上層階部分をアップしてみると、ガラス張りのフロアが多く造られていました。




太陽の広場から撮影した大阪市街地(曽根崎方面)の様子です。整然としたオフィス街の奥には大阪ビジネスパークの高層ビル群が見えました。




大阪平野の東側の生駒山の稜線を見てみたかったのですが、この日は曇っていたので稜線はほとんど見ることができなかったので残念です。




太陽の広場の全景。背後に林立している高層ビル群は梅田「ダイヤモンド地区」の建物群です。

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