晴海通りの銀座4丁目交差点には銀座和光・服部時計台の建物と三越百貨店銀座店が向かい合って建っていて、東京のシンボル的な景観を作っています。銀座4丁目交差点で晴海通りは中央通りと交差します。この地下には東京地下鉄日比谷線銀座駅(晴海通り直下)、銀座線銀座駅(中央通り直下)と有楽町から東銀座方面まで延々と続いている地下道が埋まっています。
建物の細部を見てみると、アメリカンルネサンスの様式を取り入れた装飾がビルの至るところに見受けられます。この建物が完成したのは昭和7年(1932年)、関東大震災で倒壊した旧服部時計店の建物として再建されたのです。
銀座和光の建物を裏側から見てみると、正面側から見るのとではまた印象が違って見えます。
晴海通りは常に車の流れが絶えないので、銀座和光の建物をすっきりと撮影することは難しかったです。
服部時計台の向かい側に立っている三越銀座店。
銀座4丁目交差点から東銀座方面を撮影してみると、現在建て替え工事中の歌舞伎座のタワークレーンが見えます。
時刻は午前の11時過ぎ、徐々に通行人の数が増えてきた感じです。
約7分早くここへ来れば、ウエストミンスター式チャイムを聞くことができたのに・・・。
中央通りの北側をズームで撮影してみると、2006年にリニューアルされた松屋銀座店が見えます。
三越の建物も車列の途切れた瞬間を狙って撮影しようとしましたが・・・。
服部時計台の高さは9メートルと、下から見上げると意外と大きな構造物であることがわかります。直径は2.4メートル、長針は1.17メートル、短針は0.75メートルあります。
銀座和光・服部時計台の全景です。この建物が竣工した当時は周囲には建物が立っていなかったそうですが、現在は多く伸びるに囲まれています。
中央通りも晴海通りに負けず劣らず通行量が非常に多いです。
2010年9月に三越銀座店は増床リニューアルオープンしました。新館の建物は本館の建物と、低層階部分でつながっています。
晴海通りを少し歩くと東銀座のエリアへと入ります。昭和通りの奥には建て替え工事中の歌舞伎座が見えます。