2020年に開催される東京オリンピックのメイン会場となる国立霞ヶ丘競技場の敷地の西側、外苑西通りに沿って南北方向に細長く伸びている「明治公園」内を散策していきます。
公園の敷地内にはもみじの気が数本ほど植えられていて、綺麗な紅葉を楽しむことが出来ました。
8割ほど綺麗に赤くなっているもみじの木を下から見上げて撮影しました。
現在はのどかな雰囲気に包まれている明治公園ですが、国立競技場の建て替え工事が始まる来年ごろになると工事用車両などの出入りによってにぎやかになるかもしれませんね。
国立霞ヶ丘競技場の正門玄関に当たる「千駄ヶ谷門」が見えてきました。JR千駄ヶ谷駅や、都営大江戸線の国立競技場駅にもほど近く、立派な階段や広場が整備されています。
スポーツなどのイベントが開催されていない時期は、閑散としている国立競技場の千駄ヶ谷門周辺ですが、工事用フェンスがここにも設置されていました。
1964年の東京オリンピック以来、慣れ親しんできた国立競技場の風景ですが、あと数年でこの建物も取り壊されて観ることが出来なくなってしまうのですね。
千駄ヶ谷衛門前の広場の隅には、1964年開催の東京オリンピックの時の記念碑が設置されていました。
外苑西通りの上に架橋されている歩道橋を渡り、都立東京体育館方向へ向かいます。千駄ヶ谷駅方向と国立競技場を結んでいる歩道橋ですが、普段はこのように閑散としています。
歩道橋「明治公園橋」の上からJR中央快速・緩行線の線路群方向を撮影しました。外苑西通り周辺の木々も紅葉を迎えているようですね。
JRの線路群と首都高速4号新宿線の高架橋の背後には「新宿御苑」の広大な緑地帯が広がっています。新宿御苑内も紅葉が見ごろを迎えているみたいでした。
都立東京体育館の敷地の北側を通っている通りを散策してJR千駄ヶ谷駅前へ向かいます。
都立東京体育館前の通りのイチョウ並木も綺麗な紅葉を迎えていました。明治神宮外苑の敷地内の有名なイチョウ並木道ほどではありませんが、立派に成長しているイチョウ並木道でした。
通りの南側には都立東京体育館の巨大な建物が建っているので、イチョウ並木道は影の中に入ってしまっていました。
しばらく道なりに歩いていると、視界が開けてJR千駄ヶ谷駅の駅前が見えてきました。千駄ヶ谷駅は山手線環状部のほぼ中央に位置する駅なのですが、緑豊かな環境の中にある駅なのです。
JR千駄ヶ谷駅前に到着しました。駅舎は首都高速4号新宿線の高架橋の真下に隠れるように設置されているので、一目見ただけでは駅があるとは判らないほどです。これで紅葉の明治神宮外苑の散策は終わりです。