緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

9月の代々木公園:オリンピックプラザのケヤキ並木道を通り抜けて、渋谷門へ

2013年09月30日 11時25分57秒 | 宇田川・渋谷


NHK放送センターの敷地の脇に伸びているケヤキ並木道を散策して、代々木公園「渋谷門」を目指して散策を続けていきます。雲一つない快晴の青空の下に、ケヤキ並木道がまっすぐ続いています。




ライブイベント会場である「SHIBUYA-AX(渋谷アクス)」の敷地の脇を通り抜けていきます。




鬱蒼としたケヤキ並木道の木々越しに、「国立代々木競技場・第二体育館」の巨大な建物が見えてきました。この界隈には1964年開催の東京オリンピック関連の施設やインフラが多いです。




東京オリンピックのサブ会場として使用された国立代々木競技場、メインアリーナとなる第一体育館(本館、または「代々木オリンピックプール」ともいう)では競泳競技が、第二体育館(別館)ではバスケットボール競技が開かれました。




前回の記事で敷地内を通り抜けたNHK放送センターの通用門脇を通り抜けていきます。正面に見える建物は毎年の大晦日に中継開催される「NHK紅白歌合戦」のメイン会場として使用される「NHKホール」です。




幅100メートルくらいの道幅が確保されているケヤキ並木道を散策していきます。実際に歩いてみると、JR原宿駅方向から神南地区や宇田川町地区へ通勤する人の姿も意外と多かったです。




国立代々木競技場の敷地内に併設されている「フットサルコート」の脇を通り抜けていきます。世界的に有名な建築家である丹下健三氏(故人)の設計による、釣り天井構造の第一体育館の建物を眺めることが出来ました。




この「国立代々木競技場・フットサルコート」は2012年4月に開業したものです。以前のこの場所には一体何があったのか、少し思い出せません。この屋外フットサルコートは4面のコートを有しています。




代々木公園の敷地を東西方向に分断するように通っている「都道413号線」の上の歩道橋を渡っていきます。




このケヤキ並木道の界隈にはイベント広場や野外ステージ、サッカー場、フィールドトラックなど、一般の人々がスポーツやイベントを楽しめる施設が数多く集まっています。




歩道橋の上から「東京都道413号赤坂杉並線」の大通りを東方向(JR原宿駅方向)を撮影しました。代々木公園の緑地帯が東京オリンピックの選手村として使用されたり、国立代々木競技場などが建設された経緯から、この通りも東京オリンピックの前後に整備されました。




この大通りを東方向へ向かうとJR原宿駅前に出ることが出来、更に道なりに進むと表参道のブランド通りへ進むことが出来ます。そう言えばこの大通りも表参道と同じく、ケヤキ並木道となっていました。




続いて西方向(小田急線・代々木上原駅方向)を撮影しました。東京都心方向へ向かう車の交通量(手前側)が非常に多いです。




ズームで撮影してみると、奥の方で高台から低地へと急な下り坂の地形になっていることが解ります。あの下り坂の坂下部分に「宇田川」と言う名前の都市河川が流れています。




歩道橋の上の展望台から代々木公園の広大な緑地帯を撮影してみました。手前側にあるのが「渋谷門」の入り口です。…相変わらず緑地帯内ではカラスの鳴き声だけが周囲に響き渡っていました。




次回の記事から、早速代々木公園の緑地帯内を散策していきます。



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9月の代々木公園:NHK放送センターの敷地内を通り抜けて

2013年09月29日 12時49分02秒 | 宇田川・渋谷


代々木公園の広大な緑地帯の南端部に位置している「渋谷区役所前交差点」から引き続き散策を続けていきます。この界隈には渋谷区役所庁舎や渋谷公会堂、NHK放送センターなどの重要な公共施設などが密集しています。




渋谷区役所前交差点の北側、代々木公園の緑地帯の手前側に広大な敷地を構えている「NHK放送センター」を撮影してみました。日本全国に緻密な放送ネットワークを持っているNHKの中枢とも言える施設です。




渋谷センター街などの、渋谷駅周辺の若者向けのブランドイメージが定着しているこの場所に、世間的にお堅いイメージのNHKの本拠地があるというのも意外な気がしますね。




NHK放送センターの敷地の脇には日本テレビや電通の共同事業ライブイベントスペースである「SHIBUYA-AX」の敷地が広がっています。1700人を収容することが出来るコンサート会場となっています。




NHK放送センターの敷地と、国立代々木競技場の敷地の間に広大な散策道が伸びていて、真っ直ぐ道なりに沿って進めば代々木公園の緑地帯の「渋谷門」へ向かうことが出来ますが、寄り道します。




NHK放送センターの敷地内を通り抜けてみたいと思います。テレビ局の敷地内に普通は入ることはできませんが、NHKの場合は「NHKスタジオパーク」と言う名前の観光施設があり、一般人でも敷地内に入ることが出来ます。




渋谷区役所前交差点の前にスタジオパークの入り口が設置されていて、放送センターの敷地内へ入ることが出来ます。




元々NHK放送センター内には見学用施設が設置されていたのですが、1995年3月の放送70周年記念事業の一環として視聴者体験型にリニューアルし開業し「NHKスタジオパーク」となりました。




広大なロータリーに沿って整備されている歩行者用通路を散策し、ロータリーの北側にあるNHKホール前まで向かいます。




元々NHK(日本放送協会)の本部は1938年(昭和13年)から1973年(昭和48年)まで千代田区の内幸町地区にありました。日比谷公園の南側、現在の「日比谷シティ」の敷地が広がっている場所です。




日比谷に本部があった時代は「NHK東京放送会館」という地下1階・地上6階建ての建物内で運用が行われていました。戦後はGHQによって接収され、民間情報教育局が入り放送の検閲や指導を行っていました。




その後、現在の代々木公園の周辺一帯に広がっていたアメリカ軍の兵舎・住宅施設「ワシントンハイツ」の敷地が1964年(昭和39年に日本に返還され、の敷地の一部に五輪放送センターが建設されました。これが現在のNHK放送センターの原型となります。




放送センターの敷地内に併設されている「NHKホール」を撮影してみました。3500人以上を収容できる多目的ホールであり、毎年の年末に実施される「NHK紅白歌合戦」の会場としても使用されています。




オリンピックの後、正式にNHKの本部施設として使用されることとなり、10年近くかけて日比谷地区にあった旧東京放送会館から引越しを進めていきました。そして1973年7月末に日比谷地区からの放送が終了する運びとなりました。




その後、NHKはここ渋谷を新たな本拠地として放送を続けることとなり、日比谷にあった跡地は再開発工事が行われて1981年(昭和56年)に「日比谷シティ」が開業しました。




オリンピックのために建設された放送センターのすぐ脇に建っている「国立代々木競技場」の入り口を撮影してみました。これから向かう代々木公園も選手村として使用されていた経緯があります。



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9月の代々木公園:JR渋谷駅前から代々木公園まで散策する PART2

2013年09月28日 11時24分00秒 | 宇田川・渋谷


神南一丁目交差点から代々木公園方向へ伸びている「渋谷公園通り」を散策していきます。渋谷川と宇田川が形成している低地から、神南地区の高台へ向かって緩やかな上り坂なカーブを描きながら伸びています。




丸井渋谷店前の「神南一丁目交差点」前から代々木公園の緑地帯前の「渋谷区役所前交差点」までの約500メートル程の区間が渋谷公園通りと呼ばれています。




西武百貨店渋谷店やマルイシティ渋谷店、パルコ渋谷店などの百貨店やファッションビル、そのほか小さな路面店などが緩やかな坂道の両側に整然と並んでいます。




1970年(昭和45年)に渋谷区役所や渋谷公会堂が現在地に完成し、これに合せて「区役所通り」と呼ばれていました。




1973年(昭和48年)6月に西武百貨店系列(当時)のパルコ渋谷店がオープンしたことを機会に、当時の渋谷区役所通商店街による発案で改称して「渋谷公園通り」と命名された経緯があります。




渋谷駅が設置されている低地から、神南地区にかけての緩やかな坂道が伸びているこの風景は、この界隈が閑静で良質な住宅密集地であることが解ります。




「勤労福祉会館前交差点」に到着しました。前述の渋谷区役所や渋谷公会堂、そして勤労福祉会館を始めとして、この界隈には渋谷区の公共施設なども集まっています。




渋谷公園通りの西側(渋谷センター街側)は「宇田川町(うだがわちょう)」と言う地名です。文字通り都市河川である「宇田川」が作り出した緩やかな斜面の上に繁華街や閑静な住宅街が広がっています。




以前は閑静な住宅密集地だったのですが、1970年代からオフィスビルや雑居ビルの比率が伸びてきました。スペイン坂やペンギン通りなどユニークな名前の通りや坂が存在し、非常に起伏の富んでいる町となっています。




しばらく道なりに沿ってゆる谷中上り坂を歩いていると、「渋谷区役所庁舎」の建物が見えてきました。全体的にウェイブを描くような壁面のビルとなっています。




渋谷公園通りの坂上の終点が見えてきました。坂上の先の高台の上には「代々木公園」の広大な緑地帯が広がっているのが見えます。これから代々木公園内を散策していきます。




渋谷区役所の敷地の脇には「渋谷公会堂」の建物が建っています。1964年(昭和39年)には、東京オリンピックの重量挙げ競技の会場として使用され、施設内には「東京オリンピックメモリアルプレート」が設置されています。




1964年の東京オリンピックが開催された翌年である1965年(昭和40年)に渋谷区役所は現在の宇田川町に移転してきました。それ以前のこの場所は国立代々木競技場、NHK放送センターと共に、連合国軍占領下の日本において設置された在日米軍施設「ワシントンハイツ」として使用されていました。




戦前の時代までさかのぼると、宇田川町や神南地区の一帯は大日本帝国陸軍の代々木練兵場であり、渋谷区役所や渋谷公会堂の付近には衛戍監獄(陸軍刑務所)が設置されていたそうです。




渋谷公園通りの坂上の終点である「渋谷区役所前交差点」前に到着しました。標高30メートル前後の広大な丘陵地帯の上に整備されている代々木公園の緑地帯を散策していきます。




…とその前に、このまま散策道を突っ切って緑地帯の中へ入ろうと思っていたのですが、NHK放送センターやNHKホール周辺へ寄り道してみたいと思います!!!



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9月の代々木公園:JR渋谷駅前から代々木公園まで散策する PART1

2013年09月27日 10時46分02秒 | 宇田川・渋谷


9月下旬の平日、通勤ラッシュが終わった時間帯のJR渋谷駅にやってきました。渋谷駅前の繁華街の北側に広がっている代々木公園の広大な緑地帯を散策してみたいと思います。初めは、渋谷駅前から代々木公園まで散策していきます。




JR渋谷駅のハチ公口(北口)から渋谷の繁華街の中を通り抜けて、代々木公園へ向かいます。午前9時過ぎの渋谷駅前は多くの人々が行きかっていました。




渋谷駅の北西側に広がっているスクランブル交差点を渡っていきます。渋谷駅周辺は地下街がそれほど発達していないので、人の流れはすべて地上部に集中することになります。




巨大な地下街や地下通路がどこまでも伸びていて、地上周辺には人通りがほとんど見えない東京駅や新宿駅と比較すると、渋谷駅周辺は常に人であふれている印象を感じますね。




渋谷駅前から代々木公園の緑地帯へ最短距離で進むには、スクランブル交差点の北側に伸びている「公園通り」を道なりに歩くルートが一番近いです。




平日の早い時間帯ですが、渋谷センター街の繁華街は多くの人々で賑わっているようでした。




スクランブル交差点を渡って振り返って撮影してみると、解体工事のための工事用シートに覆われている東急百貨店東横店の東館の建物と、東口にそびえ立っている渋谷ヒカリエの高層ビルが見えました。




2013年の3月末に東館の閉館したことにより、東急東横店は残っている西館と南館の二つの建物に縮小されて営業が続けられることになります。そして解体後は高層化を伴う再開発工事が始まります。




渋谷公園通りの起点である神南一丁目交差点を目指して散策していきます。この界隈は西武百貨店やマルイなどのファッションビルなどが整然と立ち並んでいます。




井の頭通りが分岐している「井の頭通り入り口交差点」前に到着しました。通り沿いの店舗やビルは開店前の時間帯だったので、閑散とした雰囲気に包まれていました。




交差点前にそびえ立っている「西武百貨店渋谷店」の建物を見上げて撮影しました。井の頭通りをはさむ形でA館とB館の二つの建物から成り立っています。




井の頭通りの北側に建っているB館の建物の裏側に位置している「神南一丁目交差点」から公園通りが伸びています。




前方に「マルイシティ渋谷店」の特徴的な建物が見えてきました。西武渋谷店B館と、マルイシティ渋谷店の間から「渋谷公園通り」が分岐しています。




神南一丁目交差点から「渋谷公園通り」の緩やかな坂道が渋谷区役所前・代々木公園方向へ向かってカーブを描きながら伸びていきます。坂上方向にはファッションビルである「パルコ渋谷店」の建物が小さく見えますね。




「渋谷公園通り」の名前は1972年(昭和47年)に渋谷区役所通商店街(当時)が、パルコ開店を機に命名しました。名称は「パルコ」がイタリア語で「公園」を意味すること、更にこの通りが代々木公園に通じていることに由来しています。



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9月下旬の北習志野駅周辺のベッドタウンを散策する PART2

2013年09月26日 16時31分11秒 | 船橋・習志野


引き続き北習志野駅周辺の、習志野台の丘陵地帯に広がっているベッドタウンの中を散策していきます。北習志野駅の東側に広がっている「JUJUきたなら商店街」の中を少し歩いてみることにします。




北習志野駅前広場を沿うように設置されているペデストリアンデッキの中を歩いて商店街へ向かいます。駅と商店街の間の人通りは、平日の昼間でも意外と多かったです。




北習志野駅の東側地区は住宅街よりも団地の割合が多いのが特徴です。高度経済成長期の時代、新京成線が開通してからすぐに開発が始まった古い団地が多いのです。




北習志野駅前から東方向へ一直線に道路が伸びていて、その道路の北側に広がっている商店街が「JUJUきたなら商店街」となっています。




道路の南側には習志野台三街区住宅の団地群の敷地がどこまでも続いていて、商店街がこの団地や周辺の住宅地に住んでいる人たちによって支えられていることが解ります。




東京都心部から約25キロ程の場所に位置していて、電車で30~40分ほどでアクセスすることが出来るここ船橋市ですが、近年では古くから続いてきた商店街がシャッター化する流れが起きてきています。




しかし北習志野駅周辺ではなんとかシャッター通りにはならず、人通りもある程度は維持されています。商店街の中心にある「JUJU広場」を撮影しました。




商店街の通りはこの先で緩やかな下り坂になっているのが見えます。




この通りの街路樹はケヤキ並木になっていて、東京の渋谷区・表参道と同じなのですね。ただし高度成長期に商店街の造成と共に植えられたケヤキ並木なので、表参道のケヤキの木々ほど大きくはありません。




道路の反対がの商店街はアーケードになっているので、雨天時でも傘をささずに散策することが出来ます。




緩やかな下り坂の坂下にある「習志野台3丁目交差点」です。北習志野駅周辺は標高30メートル前後の丘陵地帯が広がっていて、千葉県北西部の中では最も高い場所にあります。




船橋東郵便局前から緩やかな上り坂となっていきます。駅から少し離れてきましたが、意外と人通りが残っていました。




商店街の雰囲気が薄くなってきて、通りの周辺は団地と住宅密集地が広がっています。




「北習志野花輪病院」の敷地の脇を通り抜けていきます。東葉高速線沿線の中では比較的早い時期から開発が進められてきた歴史があるからか、高齢者の人たちの姿が多く目立ちます。




ケヤキ並木道は商店街が途切れるエリアまで伸びています。




商店街の途切れが見えてくると、その先は住宅密集地がどこまでも広がっています。




「習志野台6丁目交差点」で交差している道路を南へ進むと国道296号線、北へ進むと新京成線・高根木戸駅方面へ向かうことが出来ます。ここで北習志野駅へ引き返します。




北習志野駅の駅前広場に戻ってきました。これで北習志野駅周辺の散策は終わりです。



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