★ベルの徒然なるままに★

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映画『涼宮ハルヒの消失』

2010年08月19日 | 映画鑑賞記
ブログは、昨日に引き続き、映画レビューであります。

今回は、帰省の直前に見に行った、『涼宮ハルヒの消失』を(*^^*)

この映画、京都では、1~2月にかけて、単館映画館での上映だったのですよ。
結構長い間、上映されていたのですが、都合でいけなくて。
劇場で見るのは諦めて居たのですが。
がしかし。
いつも利用しているシネコンで、1日1回限りの、限定イベント上映がありまして。
行ってきましたです。

それにしても。
この映画、160分以上の、長~~~~~い映画だったのですよね。

上映はpm8時からだったのですが。
終わったら、pm11時くらいだったですよ(^^;

とはいえ、そんな「長さ」を感じさせず、面白かったと思います。私はね(^^)b

さてさて。

私は、「ハルヒ」に関しては、原作も読んでなくて、アニメ版を知っている程度でして。
当然、今回の「涼宮ハルヒの消失」の原作も読んだこと無いです。
原作を知らなかったですが、原作を知らない方が、この物語は楽しめたのではないかな?というくらい、ミステリアスで不思議なストーリー。
楽しみましたです。

という訳で、あらすじ。

季節は冬。
ハルヒ率いるSOS団は、クリスマスを目前に控え、大々的なクリスマスパーティの準備に取り組んでいました。
発案者は、当たり前だけど、ハルヒ。
相変わらずのハルヒの無茶に振り回され、少々お疲れ気味のキョンでしたが。

終業式も直前の12月18日。

世界が変わりました。

いつもと変わらぬ登校風景。

しかし、風邪を引いて元気のない谷口にキョンは違和感を覚えます。
昨日までは、元気だったのに・・・と。

しかも、昨日まで谷口が元気溌剌としていたと思うのはキョンだけで。他のクラスメイト達は、谷口は、ここ1週間、ずっと体調不良で元気がなかった・・・と。
そして、教室も、学級閉鎖目前のような、生徒の少なさ。
原因不明の風邪が大流行し、ずっと、欠席者が多い・・・とのことですが。キョンの記憶では、昨日では、ごく普通に、みんな出席していたハズ。

何かがおかしい・・・。

そう思った時、衝撃的なことが起こります。

キョンの後ろの席。

そこは、まぎれもなく「涼宮ハルヒ」の席だったハズなのに。登校してきて当然のようにその席に座ったのは「朝倉涼子」・・・・・・・・・。
しかも、朝倉は、普通にこのクラスに在籍しているということで、クラスの誰も、「涼宮ハルヒ」を知らない。
名簿にも載っていない。
キョンのケータイのアドレス帳からも、ハルヒの存在が消えていた。

頼みの綱である古泉の所へ向かうキョンでしたが、なんと、古泉の在籍する1年9組は、クラスごと存在していない。
1学年上のみくるちゃんは存在しているものの、キョンのことなど全く知らない様子。

最後の希望に賭けて、SOS団の部室に向かったキョンは、そこで、一人静かに本を読む、長門有希の姿を確認します。

しかし、これまた、いつもの長門ではない・・・別人の長門。

世界がキョンを取り残して変わったのか?
はたまた、キョン一人が、違うパラレル世界へ来てしまったのか?

そこには、ハルヒの居ない世界が、確立されていたのでした・・・・・・・。



はい!
160分を感じさせない面白さ・・・冒頭から、この謎に、引き込まれちゃいましたです。
面白かった~。
私は、原作は読んだこと無いのですが。この映画は、原作を知らない方が、先の展開にドキドキ出来て楽しめるのではないかなぁ~と思いました。

ハルヒの居ないパラレル世界で、一人孤立するキョンの悪戦苦闘。
ミステリアスで良かったです。

そして、このお話は、長門が主役なのですね(^^)b

私、全然、前知識無く見たので。
映画のパンフや、来場者プレゼントの下敷き、その他のグッズが、長門デザインばかりだったので、
「なんでかなぁ~」
と不思議に思っていたのですが。
映画を見て、納得。
これは、長門の物語ですね。

長門ファンにはたまらない作品だったのではないでしょうか?

普段は、表情が変わること無い落ち着いた長門の、全く違う一面に・・・・・・結構萌えました(//▽//)
長門を見てると、なんだか、「キュン」となる、少し切ない展開だったと思います。

そして、ハルヒ。

ハルヒといえば、SOS団で無茶をやってはキョンを困らせる・・・というのが定番なので。

今回の、いつもとちょっと違うハルヒは、少々物足りなかったかも(^^;
でも、良いんですよね。
これは、長門の物語だから!

ただ、わたし個人としては、そんなにハルヒの性格が好きって訳ではないものの・・・でも、やっぱり、あの、いつものハルヒが居ないのは、淋しかったかな。

あっ、そうそう!

ハルヒアニメの2期が放送決定したとき。
某アニメ誌の表紙や本屋さんの立て看を飾る、ハルヒがいつもと違ってて、「??????」だったのですよね。
まず、髪の毛が長い。
そして、違う高校の制服を着ている。

アニメの2期でも、あの雑誌や立て看のハルヒが何だったのか、分からないままでしたが。

分かりましたよ!

この映画のハルヒだったのですね。

前知識が無い分、こういうところでも、発見があって、楽しかったです。

前半はミステリー調に。
中盤からは、いつものハルヒワールド的ファンタジーに。
そして、最後は、感動。

ラストまで、綺麗にまとまった映画だったと思います。

この映画で、ハルヒ好きになっちゃったかもです(^m^)