アップするのが遅くなりました(^^;
ミクシィやツイッターでは、ちょこちょこ呟いていましたが。
先週の土曜日は、『嵯峨野観光鉄道×JTB西日本 特別コラボ企画第二弾 怪奇!! トロッコ列車 京都保津川2時間サスペンス』なるイベントに参加ました\(^0^)/
まだ7月も上旬の頃、インターネットでこの企画を知りまして。
興味を覚えて申し込んでいたのですよ。
8月の最終週末だし、ずっとずっと先のように思えていましたが。
結構、あっという間に、この日になっちゃいました。
で。
この企画というのは。
私の住んでいる地域の、物凄く最寄りというか地元の、嵯峨野観光鉄道、「トロッコ電車」のイベントです。
このトロッコ電車というのは、嵐山-亀岡間を結ぶ、観光トロッコ電車です。
元々、むか~~しは、この線路が、国鉄の山陰本線だったそうで。
亀岡から京都に出るには、この線路を使って、30分以上かけて嵐山に出ていたそう。
でも、保津峡が作られ、今現在の山陰線の路線に変わりました。
亀岡-嵐山も10分掛かるか掛からないくらいになっちゃった訳ですね。
で。
それに伴い、使われなくなった、旧の山陰線に、嵯峨野観光鉄道が観光用トロッコを走らせるようになった。
それが、私達が「トロッコ電車」と呼んでいるものです。
観光ルート的には、まず、嵐山を散策し、トロッコ電車に乗って、亀岡入り。
そして、亀岡から保津川下りで、また嵐山に戻ってくる・・・というのが定番のようで。
桜や紅葉が美しい、春、秋の観光・行楽シーズンは、もう、観光客でいっぱいいっぱい大混雑、大人気のトロッコ電車です。
勿論、夏休みも人気でして。
普段、私が京都市内に出たりする時も。嵐山駅などで、トロッコ電車を待つ人達の凄い人混みが車窓から見えてました。
そんなトロッコ電車。
桜や紅葉のライトアップ期間など、特別な場合は除いて、通常、夜は運行していません。
なのですが。
敢えて、夜に運行し、怪談ショーを行う、夏の納涼イベント。
暑い暑い京都の夜に、怖い話を聞いて、涼もう・・・という企画ですね。
・・・こ、怖そう((((゜Д゜;))))
恐がりなのに、またしても、こういう企画に参加してしまった(^^;
という訳で。
この日は、pm6時からイベント開始・・・ということで。
午前中は梅田の方に遊びに出てて、そこから、嵯峨へ向かいました。
30分前には、集合場所である、トロッコ嵯峨駅に行く・・・つもりだったのですが。
あまりに地元なので、場所も、電車のダイヤもよく知っているため、
「大丈夫、大丈夫、絶対間に合う!」
と余裕カマして行ったら。
結局、5時50分頃、現地到着でした。
てか、10分前なのに、もう、皆さん、ほとんど集まっててビックリ(笑)
いやはや。
地元だと、どうしても、ギリギリになっちゃうよね(^^;;
で。
受付を済ませると、今夜の乗車券を渡されました。
昔の硬券のレプリカっぽくて良い感じですね!!
とりあえず、切符は大切なものなので、チェブに預かって貰っていました。
「ボクも怪談列車乗るよ~~~」byチェブラーシカ
そういえば、受付の方に、
「今日は、遠くからお越し頂き、ありがとうございます」
と言われました(笑)
きっと、皆様にそういうご挨拶をしていらっしゃるのでょうが、内心「いえいえ、めっちゃ、近所ですから(^^)v」とニンマリ。
pm6時になると、大ホールで、まずは、この企画の説明がありました。
電車はpm7時に出発し、亀岡まで行き、また戻ってくるので、解散予定時刻はpm9時過ぎ。それまで、御手洗いに行けないので、事前に御手洗いを済ませておく、ということや、これからお祓いを行うけれども、お祓い中は会場の証明を落とし、かなり大きな音も出るので、「怖い」と感じる人は、予め、隣の部屋に行ってて、無理に参加しなくても良い・・・・・などなど、いくつかの注意事項が説明されました。
そして、その後は、この企画で怪談を語ってくださる、三木大雲住職による、お祓いの儀式が20分くらい行われました。
神社で神主さんによるお祓いなら経験したこと有りましたが、お寺の住職によるお祓いは初めての体験です。
ちょっと緊張したです。
お祓いの後は、いよいよ、トロッコ電車に乗り込みます。
私達は、4号車だったので、乗車するのは最後の方。
それにしても、こんな真っ暗なときに、トロッコ電車のホームを歩き、トロッコ電車に乗るというのも、実に貴重な体験です。
っていうか、私自身、トロッコ電車って、学生時代に1度乗ったっきりなのですよね。
乗ろうと思えば、いつでも乗れるのでしょうが・・・あまりに地元過ぎて、わざわざ乗ろうと思わなかったというか(^^;
学生時代、それも、オットとつきあい始めたばかりの頃に乗ったっきりなので、
「懐かしいね~」
とひとしきり盛り上がっていたら。
時刻はpm7時。
怪奇列車、出発の時刻です・・・。
車内は敢えて照明が落とされているので、真っ暗。
そして、なんだか、不気味な感じのBGMと、おどろおどろしい口調での車内アナウンスが、雰囲気を盛り上げています。
車内の様子。満席ですね!
「真っ暗、怖いよぉ~」byチェブラーシカ
そして、数分後。
電車は、トロッコ嵐山駅に停車。
とはいえ、この日はイベント企画なので、乗客は全員、トロッコ嵯峨駅で乗り込んでいるわけで。
途中乗車も途中下車の無いハズ。
だから、トロッコ嵐山駅は、真っ暗の無人・・・・・・。
それでも、あたかも、誰が乗ってくるように停車する電車は・・・ちょっと不気味ですね。
真っ暗で無人の駅って。
先日、再プレイした『トワイライトシンドローム』の幽霊駅みたいで。
それに、そんな所に暫く止まった居たら・・・。本当に、幽霊か何かが乗ってきたみたいな気持ちになりますよね。
そして。
そんな怖~い停車を終えて、電車は、また、動き出しました。
十数分、渓谷沿いを走り、トロッコ保津峡駅へ。
実は、この保津峡駅で約40分ほど停車し、三木大雲住職の怪談を聞きます。
いよいよ、怪談ショーの始まりですね。ドキドキ・・・。
トロッコ保津峡駅は、照明が落とされ、その代わりに、スモークがモクモクと焚かれています。
そう、この駅のホーム自体が怪談ショーの舞台となる訳ですね。
で。
乗客は、一旦、この駅に降りて。
ホーム上に用意されている、長椅子に座って、怪談ショーを楽しみます。
ただし、私が乗っていた4号車は、ちょうど、ステージの真ん前に停車するので。
私達は、電車からは降りず、そのまま電車の座席で、怪談ショーを聞くという形でした。
ステージには遠いですが、マイク使用なので、声はよく聞こえます。
この日はお天気も雲行きが怪しく。
雨が降るかもしれないビミョーなお天気の下、屋外で怪談を聞くより、車内にいられる方がラッキーと最初は思いましたが。
電車から降りれないのは、あ、暑い・・・暑かったです。
山の中ですし、外に出れば、涼しい風が吹いていたみたいなのですが。
冷房のない止まった電車の中は、風も入らず、ムシムシしていましたです(^^;
そんなこんなで。
住職ご登場。
実は、私は存じ上げなかったのですが、こちらの住職様、怪談などでとても有名な御方なのですね。
SMAPの稲垣吾郎さんとも、お仕事をなさった・・・と仰られてました。
写真、暗めなので、よく見えませんが。
蝋燭が灯された横で、住職が怪談を語ってくださっています。
まずは、住職が自己紹介をされ、そして、住職自身が経験されたという、京都のとある心霊スポットでの怪奇について語られました。
その心霊スポット、私は、どこか知らなかったのですが。
オットは知っているようで、京都では結構有名な廃墟街だそう。
そして、その後も、3つほど、怪談を語られました。
前方のステージでは、劇団方達による、住職の怪談に合わせた再現劇が。
これは、電車に乗っている私達からでは、あまり見えなかったのですが。
でも、見えなくて良かったかも・・・。
めっちゃ、怖そうだったから(>_<)
怪談は3つ。
とある家に引っ越してきた若い家族に起こる不可解な出来事。そして、その家で、かつて起こった知られざる惨劇の物語。
軽はずみな気持ちで猫を飼い、そして、死なせてしまった男性に降りかかる、猫の呪い。
夜な夜な夢に出てきては、かくれんぼをせがむ女の子の霊に取り憑かれてしまった女性のお話。
どのお話も、怪談としては典型的な物語なのですが、とにかく、住職の語り口調が怖い!!!!!!
なので、
「多分、こういう結末になるのだろうな~」
と予測はしていても、怖いんです!!!!!!
わたし的には、夜な夜なかくれんぼをせがむ女の子の霊のお話が一番怖かったかな。
・・・いや、どのお話も怖かったのですが・・・。
最初の二つ・・・とある家の惨劇のお話と、猫の呪いのお話ですが。
こちらは、怖い中にも、「命を大事にすること」の大切さを感じました。
惨劇が起こった家に、いつまでも霊が出るのは、きっと、天寿を全うできないまま、理不尽な死に追いやられてしまった家族の無念なのでしょうし。
また、猫のお話は、どんなに小さな生き物、動物も、命の重さは変わらないということを伝えたかったのではと。
気まぐれで動物を拾い、いい加減な飼い方をして死なせてしまうようなことは、絶対にあってはいけない・・・というメッセージのように思えました。
っていうか、猫のお話は、怖いと言うより、猫が可哀相・・・って思っちゃったです(;;)
そうそう。
電車が、このトロッコ保津峡に停車した途端、物凄く、右肩が痛くなったのですよね。
座っているのもシンドイくらい、右肩が痛くって、痛くて。
オットに、
「肩が痛くて気分悪い…。ちょっと肩叩いて(><)」
と言って、オットに軽く肩を叩いて貰ったりしていた訳ですが。
それでも、ずっと、凝ったような変な痛みが治りませんでした。
まあ、普段から、重度の肩凝り持ちなので、この痛さ自体は、別段珍しいことでもないのですが。さっきまで、何ともなかったのに、なんで、急に肩がシンドクなったんだろ?と、疑問に思っていたのですね。
で。
怪談の最後に、住職が、
「この駅は、凄く嫌な『感じ』がしているのですよ。皆さんの中にも、今、肩が重くなった、肩が痛くなったという人は、いらっしゃいませんか?」
と仰ってて。
「え・・・まさか・・・・・・・((((゜Д゜;))))」
と焦りましたですよ。
怪談が終わると、電車は、トロッコ亀岡に向かって再び、動き出しました。
車内は、相変わらず、不気味なアナウンスが流れています。
そして!!!!!
なんと、車内を歩き回る幽霊さんたち!!!!!!
怪談ショーで再現シーンを演じられていた劇団の方達ですね。
・・・意外と怖かったです・・・っていうかビックリした(笑)
幽霊さん達が闊歩する電車は、無事、トロッコ亀岡駅に到着。
・・・なんか、チェブもホラーっぽく見える(笑)
暫しの停車の後、再び、トロッコ嵯峨駅に戻るため、もと来た線路を走り始めました。
途中、怪談ショーを開催した、トロッコ保津峡駅にも停車。
ここで、幽霊さん達は降りていきました。
写真は、暗いので、何が何だか・・・ですが(^^;
がしかし。
幽霊さん達を降ろし、再び、走り出す車窓から見えたのは。
ホームに立つ、首のない駅員さん(@A@;;
そういえば、トロッコ嵯峨駅のホールにて、お祓いの前に、トロッコ電車を舞台にした、ちょっとした怪談があったのですよね。
新人の運転士が、先輩の運転士といっしょに、夜、電車を運行させていたら。
途中で、電車がお地蔵さんを轢いてしまって、緊急停止。
でも、安全確認のため電車を降りた、先輩運転士が、そのまま姿を消し。
最後まで見つからなかった・・・と。
で、その電車が轢いてしまったお地蔵さんには、首が無く。
その代わり、お地蔵さんの首あったと思われる所に、先輩運転士の帽子が残されていた。
・・・という((((゜Д゜;))))
そうか、あの首の無い駅員さんは、最初にホールで聞いた怪談の、先輩運転士さんだったのですね。
思わず、
「先輩!!!! あんなところに!!??(@A@;」
と口走ってしまいました(^^;;
そういえば、電車がトロッコ嵯峨駅近くになると、相変わらず、おどろおどろしい車内アナウンスが、
「下車された際は、お配りするお札と、お清めの塩を必ず貰ってください。そして、帰りの電車などに乗られる前に、必ず、お塩でお清めをしてからお帰り下さい・・・」
と言ってたので。
お札は冗談にしても、塩は配られるのか・・・と思っていたら、全部、ジョークだったようですね(笑)
その代わり、こちらを頂きました。
・・・という感じで。
2時間の怪奇列車の旅。
とても楽しかったです!
そうそう。
この日は、このイベントに行く前に、梅田で遊んでいた訳ですが。
梅田のチェブラーシカショップで超ドデカイLLチェブラーシカのぬいぐるみを購入したのですよ。
これが、あまりにも荷物になっていたので。
JRの嵯峨嵐山駅のコインロッカーに預けてから、怪奇列車に向かった訳ですが。
預けてて良かった。
トロッコ列車って、網棚もないし。
もし、預けていなかったら、怪談中、ずっと、チェブをかかえていなくちゃケイナイところだったです(笑)
という訳で。
ちゃんと忘れず、チェブのぬいぐるみも、ロッカーから引き取って。
帰宅しましたです。
因みに。
帰ってきたら、亀岡は、大雨洪水警報発令中(>_<)
LLチェブを濡らさないように、袋の口をしっかり閉じて、徒歩20分は大変でした。
警報クラスの大雨の中を歩いて帰らなくてはいけない・・・という事実。
この日で一番「ゾッ」とする出来事だったです(笑)
ミクシィやツイッターでは、ちょこちょこ呟いていましたが。
先週の土曜日は、『嵯峨野観光鉄道×JTB西日本 特別コラボ企画第二弾 怪奇!! トロッコ列車 京都保津川2時間サスペンス』なるイベントに参加ました\(^0^)/
まだ7月も上旬の頃、インターネットでこの企画を知りまして。
興味を覚えて申し込んでいたのですよ。
8月の最終週末だし、ずっとずっと先のように思えていましたが。
結構、あっという間に、この日になっちゃいました。
で。
この企画というのは。
私の住んでいる地域の、物凄く最寄りというか地元の、嵯峨野観光鉄道、「トロッコ電車」のイベントです。
このトロッコ電車というのは、嵐山-亀岡間を結ぶ、観光トロッコ電車です。
元々、むか~~しは、この線路が、国鉄の山陰本線だったそうで。
亀岡から京都に出るには、この線路を使って、30分以上かけて嵐山に出ていたそう。
でも、保津峡が作られ、今現在の山陰線の路線に変わりました。
亀岡-嵐山も10分掛かるか掛からないくらいになっちゃった訳ですね。
で。
それに伴い、使われなくなった、旧の山陰線に、嵯峨野観光鉄道が観光用トロッコを走らせるようになった。
それが、私達が「トロッコ電車」と呼んでいるものです。
観光ルート的には、まず、嵐山を散策し、トロッコ電車に乗って、亀岡入り。
そして、亀岡から保津川下りで、また嵐山に戻ってくる・・・というのが定番のようで。
桜や紅葉が美しい、春、秋の観光・行楽シーズンは、もう、観光客でいっぱいいっぱい大混雑、大人気のトロッコ電車です。
勿論、夏休みも人気でして。
普段、私が京都市内に出たりする時も。嵐山駅などで、トロッコ電車を待つ人達の凄い人混みが車窓から見えてました。
そんなトロッコ電車。
桜や紅葉のライトアップ期間など、特別な場合は除いて、通常、夜は運行していません。
なのですが。
敢えて、夜に運行し、怪談ショーを行う、夏の納涼イベント。
暑い暑い京都の夜に、怖い話を聞いて、涼もう・・・という企画ですね。
・・・こ、怖そう((((゜Д゜;))))
恐がりなのに、またしても、こういう企画に参加してしまった(^^;
という訳で。
この日は、pm6時からイベント開始・・・ということで。
午前中は梅田の方に遊びに出てて、そこから、嵯峨へ向かいました。
30分前には、集合場所である、トロッコ嵯峨駅に行く・・・つもりだったのですが。
あまりに地元なので、場所も、電車のダイヤもよく知っているため、
「大丈夫、大丈夫、絶対間に合う!」
と余裕カマして行ったら。
結局、5時50分頃、現地到着でした。
てか、10分前なのに、もう、皆さん、ほとんど集まっててビックリ(笑)
いやはや。
地元だと、どうしても、ギリギリになっちゃうよね(^^;;
で。
受付を済ませると、今夜の乗車券を渡されました。
昔の硬券のレプリカっぽくて良い感じですね!!
とりあえず、切符は大切なものなので、チェブに預かって貰っていました。
「ボクも怪談列車乗るよ~~~」byチェブラーシカ
そういえば、受付の方に、
「今日は、遠くからお越し頂き、ありがとうございます」
と言われました(笑)
きっと、皆様にそういうご挨拶をしていらっしゃるのでょうが、内心「いえいえ、めっちゃ、近所ですから(^^)v」とニンマリ。
pm6時になると、大ホールで、まずは、この企画の説明がありました。
電車はpm7時に出発し、亀岡まで行き、また戻ってくるので、解散予定時刻はpm9時過ぎ。それまで、御手洗いに行けないので、事前に御手洗いを済ませておく、ということや、これからお祓いを行うけれども、お祓い中は会場の証明を落とし、かなり大きな音も出るので、「怖い」と感じる人は、予め、隣の部屋に行ってて、無理に参加しなくても良い・・・・・などなど、いくつかの注意事項が説明されました。
そして、その後は、この企画で怪談を語ってくださる、三木大雲住職による、お祓いの儀式が20分くらい行われました。
神社で神主さんによるお祓いなら経験したこと有りましたが、お寺の住職によるお祓いは初めての体験です。
ちょっと緊張したです。
お祓いの後は、いよいよ、トロッコ電車に乗り込みます。
私達は、4号車だったので、乗車するのは最後の方。
それにしても、こんな真っ暗なときに、トロッコ電車のホームを歩き、トロッコ電車に乗るというのも、実に貴重な体験です。
っていうか、私自身、トロッコ電車って、学生時代に1度乗ったっきりなのですよね。
乗ろうと思えば、いつでも乗れるのでしょうが・・・あまりに地元過ぎて、わざわざ乗ろうと思わなかったというか(^^;
学生時代、それも、オットとつきあい始めたばかりの頃に乗ったっきりなので、
「懐かしいね~」
とひとしきり盛り上がっていたら。
時刻はpm7時。
怪奇列車、出発の時刻です・・・。
車内は敢えて照明が落とされているので、真っ暗。
そして、なんだか、不気味な感じのBGMと、おどろおどろしい口調での車内アナウンスが、雰囲気を盛り上げています。
車内の様子。満席ですね!
「真っ暗、怖いよぉ~」byチェブラーシカ
そして、数分後。
電車は、トロッコ嵐山駅に停車。
とはいえ、この日はイベント企画なので、乗客は全員、トロッコ嵯峨駅で乗り込んでいるわけで。
途中乗車も途中下車の無いハズ。
だから、トロッコ嵐山駅は、真っ暗の無人・・・・・・。
それでも、あたかも、誰が乗ってくるように停車する電車は・・・ちょっと不気味ですね。
真っ暗で無人の駅って。
先日、再プレイした『トワイライトシンドローム』の幽霊駅みたいで。
それに、そんな所に暫く止まった居たら・・・。本当に、幽霊か何かが乗ってきたみたいな気持ちになりますよね。
そして。
そんな怖~い停車を終えて、電車は、また、動き出しました。
十数分、渓谷沿いを走り、トロッコ保津峡駅へ。
実は、この保津峡駅で約40分ほど停車し、三木大雲住職の怪談を聞きます。
いよいよ、怪談ショーの始まりですね。ドキドキ・・・。
トロッコ保津峡駅は、照明が落とされ、その代わりに、スモークがモクモクと焚かれています。
そう、この駅のホーム自体が怪談ショーの舞台となる訳ですね。
で。
乗客は、一旦、この駅に降りて。
ホーム上に用意されている、長椅子に座って、怪談ショーを楽しみます。
ただし、私が乗っていた4号車は、ちょうど、ステージの真ん前に停車するので。
私達は、電車からは降りず、そのまま電車の座席で、怪談ショーを聞くという形でした。
ステージには遠いですが、マイク使用なので、声はよく聞こえます。
この日はお天気も雲行きが怪しく。
雨が降るかもしれないビミョーなお天気の下、屋外で怪談を聞くより、車内にいられる方がラッキーと最初は思いましたが。
電車から降りれないのは、あ、暑い・・・暑かったです。
山の中ですし、外に出れば、涼しい風が吹いていたみたいなのですが。
冷房のない止まった電車の中は、風も入らず、ムシムシしていましたです(^^;
そんなこんなで。
住職ご登場。
実は、私は存じ上げなかったのですが、こちらの住職様、怪談などでとても有名な御方なのですね。
SMAPの稲垣吾郎さんとも、お仕事をなさった・・・と仰られてました。
写真、暗めなので、よく見えませんが。
蝋燭が灯された横で、住職が怪談を語ってくださっています。
まずは、住職が自己紹介をされ、そして、住職自身が経験されたという、京都のとある心霊スポットでの怪奇について語られました。
その心霊スポット、私は、どこか知らなかったのですが。
オットは知っているようで、京都では結構有名な廃墟街だそう。
そして、その後も、3つほど、怪談を語られました。
前方のステージでは、劇団方達による、住職の怪談に合わせた再現劇が。
これは、電車に乗っている私達からでは、あまり見えなかったのですが。
でも、見えなくて良かったかも・・・。
めっちゃ、怖そうだったから(>_<)
怪談は3つ。
とある家に引っ越してきた若い家族に起こる不可解な出来事。そして、その家で、かつて起こった知られざる惨劇の物語。
軽はずみな気持ちで猫を飼い、そして、死なせてしまった男性に降りかかる、猫の呪い。
夜な夜な夢に出てきては、かくれんぼをせがむ女の子の霊に取り憑かれてしまった女性のお話。
どのお話も、怪談としては典型的な物語なのですが、とにかく、住職の語り口調が怖い!!!!!!
なので、
「多分、こういう結末になるのだろうな~」
と予測はしていても、怖いんです!!!!!!
わたし的には、夜な夜なかくれんぼをせがむ女の子の霊のお話が一番怖かったかな。
・・・いや、どのお話も怖かったのですが・・・。
最初の二つ・・・とある家の惨劇のお話と、猫の呪いのお話ですが。
こちらは、怖い中にも、「命を大事にすること」の大切さを感じました。
惨劇が起こった家に、いつまでも霊が出るのは、きっと、天寿を全うできないまま、理不尽な死に追いやられてしまった家族の無念なのでしょうし。
また、猫のお話は、どんなに小さな生き物、動物も、命の重さは変わらないということを伝えたかったのではと。
気まぐれで動物を拾い、いい加減な飼い方をして死なせてしまうようなことは、絶対にあってはいけない・・・というメッセージのように思えました。
っていうか、猫のお話は、怖いと言うより、猫が可哀相・・・って思っちゃったです(;;)
そうそう。
電車が、このトロッコ保津峡に停車した途端、物凄く、右肩が痛くなったのですよね。
座っているのもシンドイくらい、右肩が痛くって、痛くて。
オットに、
「肩が痛くて気分悪い…。ちょっと肩叩いて(><)」
と言って、オットに軽く肩を叩いて貰ったりしていた訳ですが。
それでも、ずっと、凝ったような変な痛みが治りませんでした。
まあ、普段から、重度の肩凝り持ちなので、この痛さ自体は、別段珍しいことでもないのですが。さっきまで、何ともなかったのに、なんで、急に肩がシンドクなったんだろ?と、疑問に思っていたのですね。
で。
怪談の最後に、住職が、
「この駅は、凄く嫌な『感じ』がしているのですよ。皆さんの中にも、今、肩が重くなった、肩が痛くなったという人は、いらっしゃいませんか?」
と仰ってて。
「え・・・まさか・・・・・・・((((゜Д゜;))))」
と焦りましたですよ。
怪談が終わると、電車は、トロッコ亀岡に向かって再び、動き出しました。
車内は、相変わらず、不気味なアナウンスが流れています。
そして!!!!!
なんと、車内を歩き回る幽霊さんたち!!!!!!
怪談ショーで再現シーンを演じられていた劇団の方達ですね。
・・・意外と怖かったです・・・っていうかビックリした(笑)
幽霊さん達が闊歩する電車は、無事、トロッコ亀岡駅に到着。
・・・なんか、チェブもホラーっぽく見える(笑)
暫しの停車の後、再び、トロッコ嵯峨駅に戻るため、もと来た線路を走り始めました。
途中、怪談ショーを開催した、トロッコ保津峡駅にも停車。
ここで、幽霊さん達は降りていきました。
写真は、暗いので、何が何だか・・・ですが(^^;
がしかし。
幽霊さん達を降ろし、再び、走り出す車窓から見えたのは。
ホームに立つ、首のない駅員さん(@A@;;
そういえば、トロッコ嵯峨駅のホールにて、お祓いの前に、トロッコ電車を舞台にした、ちょっとした怪談があったのですよね。
新人の運転士が、先輩の運転士といっしょに、夜、電車を運行させていたら。
途中で、電車がお地蔵さんを轢いてしまって、緊急停止。
でも、安全確認のため電車を降りた、先輩運転士が、そのまま姿を消し。
最後まで見つからなかった・・・と。
で、その電車が轢いてしまったお地蔵さんには、首が無く。
その代わり、お地蔵さんの首あったと思われる所に、先輩運転士の帽子が残されていた。
・・・という((((゜Д゜;))))
そうか、あの首の無い駅員さんは、最初にホールで聞いた怪談の、先輩運転士さんだったのですね。
思わず、
「先輩!!!! あんなところに!!??(@A@;」
と口走ってしまいました(^^;;
そういえば、電車がトロッコ嵯峨駅近くになると、相変わらず、おどろおどろしい車内アナウンスが、
「下車された際は、お配りするお札と、お清めの塩を必ず貰ってください。そして、帰りの電車などに乗られる前に、必ず、お塩でお清めをしてからお帰り下さい・・・」
と言ってたので。
お札は冗談にしても、塩は配られるのか・・・と思っていたら、全部、ジョークだったようですね(笑)
その代わり、こちらを頂きました。
・・・という感じで。
2時間の怪奇列車の旅。
とても楽しかったです!
そうそう。
この日は、このイベントに行く前に、梅田で遊んでいた訳ですが。
梅田のチェブラーシカショップで超ドデカイLLチェブラーシカのぬいぐるみを購入したのですよ。
これが、あまりにも荷物になっていたので。
JRの嵯峨嵐山駅のコインロッカーに預けてから、怪奇列車に向かった訳ですが。
預けてて良かった。
トロッコ列車って、網棚もないし。
もし、預けていなかったら、怪談中、ずっと、チェブをかかえていなくちゃケイナイところだったです(笑)
という訳で。
ちゃんと忘れず、チェブのぬいぐるみも、ロッカーから引き取って。
帰宅しましたです。
因みに。
帰ってきたら、亀岡は、大雨洪水警報発令中(>_<)
LLチェブを濡らさないように、袋の口をしっかり閉じて、徒歩20分は大変でした。
警報クラスの大雨の中を歩いて帰らなくてはいけない・・・という事実。
この日で一番「ゾッ」とする出来事だったです(笑)