★ベルの徒然なるままに★

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『新青年』って、ご存知??@ケータイ日記

2012年08月17日 | 徒然なる日常
現在、明治~昭和初期(主に戦前)に書かれた推理小説にハマってます。←何の影響かは聞かないで!w


あ、この時代は、推理小説ではなく「探偵小説」って言ったのかな?



で。

当時、『新青年』という、探偵小説の雑誌があったそうです。


『薔薇ノ木ニ~』のゲーム中で、要クンも、
「『新青年』の新刊が出るのが楽しみだなぁ。立ち読みしに行かなきゃ」
みたいなこと、言ってましたね。


そんな『新青年』。
大正9年(1920年)に創刊されて、昭和25年(1950年)まで続いた雑誌。



ミステリーファンの中には、この雑誌のことを知識として知っていらっしゃる方々は多いと思います。が、時代的にも、この雑誌をオンタイムで読んでた、知ってた……って方は、もう少ないのではないかしらね。


そう思うと寂しいですねー。
オンタイムで読んでたって方のお話とか聞きたかった~。



で。


廃刊されるまで400号を重ねたという、この『新青年』という雑誌。
掲載された、たくさんのミステリ小説。
その中で傑作を集めて、一冊の文庫本にまとめた『「新青年」傑作選』という本が光文社から出ているのですよー。


『新青年』、前々から気になっていたので、この文庫本、買っちゃいました。


当時に人気したミステリ……どんな話なのか楽しみです。


最近、明治~昭和初期に書かれた小説ばかり読んでいるのですが、それらを読むと、その時代の人々の生活というか文化というか思想というか……とにかく、現代とは異なった世界を垣間見るようで、なんだかワクワクしちゃいます。


うん。

その時代を生きていた作家さんが、その時代に書いた文章。

現代とは違う文体や言葉使い、単語。

それはまさに「生の時代」って感じで。
それを読んでるときは、私も、一瞬、タイムスリップしたような感覚になっちゃうんですよね。


そういうのも、この時代の作品を読む楽しみの1つだったりですo(^-^)o