先月、Blu-rayを購入して鑑賞した、映画『ウォンテッド』。
先週は、土曜プレミアムでも放送されましたね。
で。
先月にBlu-rayを何度も見たにも関わらず、テレビ放送版もバッチリ鑑賞☆
という訳で、せっかくなので、きちんと感想を書いてみようかなぁと思い、今日は『ウォンテッド』の感想・・・という名の萌え語り(^m^)←よっぽど好きらしいw
■映画『ウォンテッド』予告編
主人公は、ごくごく平凡な・・・いや、平凡以下と言うべきでしょうか。
かな~り、ダメダメな青年、ウェスリー・ギブソン。
はい、マカヴォイ様が演じていらっしゃいます(*^^*)
何がどうダメダメ君なのかというと。
彼は、自分の置かれている現状に、物凄い不満を抱えているのですよね。
会社では、顧客管理という仕事を担当しているのですが、そもそも仕事にやりがいも感じていないし、つか、それ以前に、真剣に仕事をしようという意気込みもない。
女性上司からはイビられ続けている。
私生活では、恋人と同棲中。
がしかし。
その恋人は、ウェスリーの同僚であり親友でもある男と絶賛浮気中!
彼女は、ウェスリーと一緒に暮らしている家の、そのキッチンテーブルの上で、浮気相手とHしまくり・・・という。
そして、自分のカノジョと親友が浮気しまくりで、自分の事を陰で馬鹿にしているのを、ウェスリー自身、知っているにも関わらず、特に、どうこうする訳でもなく放ったらかし。
カノジョに対して、「浮気するな!」とビシッという訳でもない。浮気を理由にフる訳でもない。
また、親友に対しても、「俺のカノジョに手を出すな」と注意する訳でもない。
ただただ、何もせずに黙認してて。ダラダラと無為な同棲を続けているだけ。
それでいて、心の中では、不満タラタラ、罵詈雑言だらけ。
見ていて、かな~り、苛々するダメっぷりです。
そんなウェスリーの父親は、彼が生まれて間もない時期に蒸発し、以後、まったく消息不明とのことなのですが。
ある日、ウェスリーが、ドラッグストアで、持病のパニック障害の薬を購入していた時、謎の美女に、
「貴方のお父さんを知っているわ。亡くなられたのよ。お気の毒に・・・・」
と、声を掛けられます。
アンジェリーナ・ジョリー演じる、フォックスという名のこの謎の女に話しかけられた途端、何者かが、店内で銃を乱射。それに応戦するフォックス。
たちまち、店内は銃撃戦になり、それに巻き込まれるウェスリー。
そして、あれよあれよという間に、フォックスに連れて行かれた謎の場所こそ、1000年もの歴史を持つ、暗殺集団「フラタニティ」のアジトだったのです。
そこで、ウェスリーは、自分の父親が、その暗殺集団のリーダーであり、つい最近、殺されてしまったということを知らされます。
更に、フラタニティに属するには、特殊な能力を持っていることが必須で。彼がパニック障害だと思い込んでいた処々の症状は、実は、病気ではなく、暗殺者としての特殊能力の表れだ・・・とも教えられます。
フラタニティにおいて№1だったという父親の血を引いている彼は、将来、この組織を引き継ぐべく、素晴らしい能力が眠っているのだ・・・と。その眠っている力を解放しよう、とも。
あまりにも非日常的で荒唐無稽な話を、最初は信じなかったウェスリーですが、自分の銀行口座に、父が残した遺産という高額なお金が振り込まれていたりしたことで、この話を信じます。
こうして、今までつまらないと思っていた職場や、尻軽な恋人との同棲生活に別れを告げ、暗殺組織に身を置くことに。
父の様な、トップクラスの暗殺者となるべく、訓練を積み、父を殺した犯人に復讐することを誓う・・・。
というようなお話。
原作はアメコミです。
原作が漫画だからか、この物語、暗殺者の物語・・・と言っても、かなり、ファンタジーというかギャグというか。
いや、凄く真面目に描かれているけど、冷静に考えたら、かなりギャグな気がするのですよね(笑)
なので、ツッコミ所は多いですし、好き嫌い、賛否両論、激しく分かれそうですが、私は好きですよ、こういうお話。
・・・なんというか、オカリン(@シュタゲ)も吃驚な、厨ニ病のかほりが漂ってて(^m^)
良いですねぇ♪♪
うん。
主人公は、物語の冒頭では、とにかく、自分の現状に不満タラタラなのですね。
そして、「本当の自分はこんなんじゃない」と思いながら、自分探しを(脳内で)し続けています。
そんな彼が、いきなり、今までの平凡さとは180度環境の違う、暗殺集団にスカウトされ。
しかも、自分には、凄い才能が眠っている・・・!とか。
努力をして、何かを習得するのではなく(まあ、痛そうな訓練は受けていたけど・・・)、最初から、素晴らしい能力が眠っていて、その秘めた力を解放せよ!だなんて、なんて素敵な厨二設定(≧▽≦)←褒めてますw
こうして、段々と暗殺者の力を開花させていくウェスリーのモノローグで、
「今まで、クソみたいな職場でクソみたいな仕事をしていた惨めな俺は、本当の俺じゃなかったんだ。これからは、ここで訓練を積み、父みたいな凄腕の暗殺者になって、父の仇を取るんだ」
みたいな台詞が有るのですが。
まさに、厨二の夢が花開く・・・!と言いましょうか。
現実では「無い無い(^^;」ってことが、見事に、現実になっていってて。
そこら辺が、ファンタジーなんだよなぁって思う訳ですが、好きです、こういう設定。
はたまた、自分の意志によって、弾丸が自由に曲がって。障害物があったとしても、それを避けて、弾が進んでいき。目的の相手を、確実に殺せる・・・というのも、やはり、ファンタジックで面白い。
あと。
ギャグだろ~と思ったのが、リカバリールームと呼ばれる回復風呂。
ウェスリーは、フラタニティに入る決意表明をしたあと、フォックス達に「訓練」という名のもと、凄い暴力を受けるのですね。
そもそも、この訓練が何のために必要なのか分からないのですが(眠っている能力を開花させる為?)、もう、ボッコボコに殴られたり、ナイフで刺されたり。
死んでもおかしくないような大怪我・・・というか半殺し状態にされるわけですが。
回復風呂に浸かると、あら不思議。
どんな怪我や骨折も、すぐに治ってしまうという、職業柄、怪我の多い暗殺者さん達には必要不可欠な施設があるのですよ。
なもんで、訓練で、毎回毎回、大怪我をするウェスリーですが、回復風呂ですぐ回復!
回復風呂の作用としては、体内の白血球に作用してどーたらこーたら・・・と説明されていましたが、まあ、私のイメージとしてはですね。
ほら、FFとかドラクエとかのRPGゲームで、HP・MPが下がって瀕死状態になっても、「聖なる泉」的なものに浸かれば、たちまち、全回復♪みたいな、そんな感じ?
こういう点も、ファンタジーだなぁと思う点。
はたまた、彼らは、「1を殺して1000を救う」というスローガンのもと、世直し・・・というか、生きていると世界に悪い影響を及ぼしてしまう人間を暗殺して行っているわけですが。
この暗殺命令は、誰が下しているのか?
組織秘蔵の特別な機織り機があり、その布の織り目の、わずかなかけ違い部分が暗号になってて、そこから名前を読み解く・・・という、まあ、天からのお告げ的なものなのですよね。天の意思、らしいです。
流石、1000年の歴史を持つ、機織り職人たちが築き上げたという暗殺集団。
神様の世界とも、繋がってる!?
という所なんかも、めっちゃ、ファンタジーだなぁと(^m^)
そんなこんなで、至極シリアスに描かれてはいますが、ツッコミ所は多々。
漫画のような、ファンタジーのような、お話な訳です。
だから、真面目に、本格的なアサシンものを期待していた人には、ウケない気がしますがA^^;;
でもでも。
超絶ダメダメな主人公が、暗殺者として目覚め、訓練を積み、次第に凄腕なアサシンになっていく過程は、例え、厨ニでも、めっちゃカッコ良くて好き(//▽//)
最初は、本当に、覇気がない・・・いや、寧ろ、生気すら感じられなくて、死んだような眼をしていた主人公が、自信に満ち溢れた目になっていくのを見ているのは快感♪
本当に、別人みたいに顔が違うというか。
前半と後半での変貌ぶりが凄いんです。
こんなカッコイイ彼を見たら、あの尻軽なカノジョさんも、ウェスリー一筋になるのではないでしょうか?(笑)
この見事な演じ分け、俳優さんって凄いですよね~。
あっ。
そうそう。
ウェスリーのカノジョを寝取っていた親友。
いや、人の恋人を寝取るという段階で、最早、親友でもなければ、友人ですらない・・・と思うのですが。
私、最初、この人、嫌な人なのかなぁと思ってました。
でも、なんというか、単に、何も考えていないお間抜けな人なだけでは?とA^^;;
毎回、「男だぜd(^^)b」と言ってるシーン、めっちゃ笑えました。
特に、物語後半、自宅に一旦戻って来たウェスリーが、今まで自分を馬鹿にしていたカノジョと親友の前で、フォックスと熱烈なキスを見せつけるシーン、大好きですワ。
で。
私、何も考えずに、ストーリーに入り込んで見ていたので、ラストのまさかのどんでん返しは、凄くびっくりしましたですA^^;;
いや、冷静に推理したら、想像付きそうな気もする、お約束展開なのでしょうが。。。
カッコ良く変貌したウェスリーに見惚れていたので(*^^*) 全然、推理できませんでした~。
という訳で。
まさかまさかの真相、ウェスリーの父親の真実は、純粋にビックリして面白かったです。
そして、本当の意味での「父親の仇」を取りに行くウェスリーを全力で応援しちゃいましたですよ。
ちょっと暴力的な描写がアレ・・・と言われていましたが。
私は、ラストの大乱闘するウェスリーのシーン、好きです。
確かに、血は飛び散りまくっていますが。
なんというか、あまりリアリティがないので、ゲーム画面を見ているような、そんな感覚で見ちゃいましたです。
それからそれから、凄いCGも圧巻で。この映画の魅力だと思います!
弾丸が曲がる・・・というも斬新ですが。
わたし的には、それ以上に、冒頭のカーチェイスシーンが好きですね。
特に、映画館の予告編でよく流れていた、車に轢かれそうになったところから、スッと助手席に乗せられるウェスリーのシーン、好き。
そして、走る列車の屋根の上での訓練や狙撃シーンも面白いですし。
はたまた、後半、父親の仇との対決での列車のシーンも・・・怖かった(>_<)
基本的に、暴力シーンは苦手なので、ウェスリーが訓練と言う名のもとボコボコにされるシーンは苦手でしたが・・・。でも、あれも、その直後の回復風呂に繋がるギャグだと思えば、ちょっと平気・・・かな?
そしてそして。
先日放送された、土曜プレミアム版も見ましたよ。
やっぱり、色々とカットされていましたね。
っていうか、私、この映画はR15ということもあって、地上波ではオンエアは無理だと思っていたのですが。
カットすると、結構、イケるのですね(^^)b
流石に、冒頭のキッチンテーブルの上でのHはカットされてましたし。
また、訓練でボコボコにされるシーンも、若干、カット気味(ナイフが刺さる瞬間とかは無かったですものね)。
そして、ラストの大乱闘シーンで、死体を盾に撃ち進んでいくトコもカットでしたね。
という訳で。
テレビ版は、若干、ソフトになっていたのではないでしょうか(^m^)
と、そんなこんなで。
今日は、『ウォンテッド』の感想と言う名の萌え語り。
マカヴォイ様効果でしょうか、やっぱり大好きですな映画です☆
そういえばっ。
この映画の音楽、凄く好きだなぁと思ったら、ダニー・エルフマンだったのですね。
私、ダニー・エルフマンのCD、結構持ってて。
なるほど、私は、彼の音楽に惹かれる傾向になるのだなぁと納得しました(^^)
因みに、ダニー・エルフマンと言えば、『ナイト・メア・ビフォア・クリスマス』で、ジャックの歌声を担当されたりした御方ですよん。
先週は、土曜プレミアムでも放送されましたね。
で。
先月にBlu-rayを何度も見たにも関わらず、テレビ放送版もバッチリ鑑賞☆
という訳で、せっかくなので、きちんと感想を書いてみようかなぁと思い、今日は『ウォンテッド』の感想・・・という名の萌え語り(^m^)←よっぽど好きらしいw
■映画『ウォンテッド』予告編
主人公は、ごくごく平凡な・・・いや、平凡以下と言うべきでしょうか。
かな~り、ダメダメな青年、ウェスリー・ギブソン。
はい、マカヴォイ様が演じていらっしゃいます(*^^*)
何がどうダメダメ君なのかというと。
彼は、自分の置かれている現状に、物凄い不満を抱えているのですよね。
会社では、顧客管理という仕事を担当しているのですが、そもそも仕事にやりがいも感じていないし、つか、それ以前に、真剣に仕事をしようという意気込みもない。
女性上司からはイビられ続けている。
私生活では、恋人と同棲中。
がしかし。
その恋人は、ウェスリーの同僚であり親友でもある男と絶賛浮気中!
彼女は、ウェスリーと一緒に暮らしている家の、そのキッチンテーブルの上で、浮気相手とHしまくり・・・という。
そして、自分のカノジョと親友が浮気しまくりで、自分の事を陰で馬鹿にしているのを、ウェスリー自身、知っているにも関わらず、特に、どうこうする訳でもなく放ったらかし。
カノジョに対して、「浮気するな!」とビシッという訳でもない。浮気を理由にフる訳でもない。
また、親友に対しても、「俺のカノジョに手を出すな」と注意する訳でもない。
ただただ、何もせずに黙認してて。ダラダラと無為な同棲を続けているだけ。
それでいて、心の中では、不満タラタラ、罵詈雑言だらけ。
見ていて、かな~り、苛々するダメっぷりです。
そんなウェスリーの父親は、彼が生まれて間もない時期に蒸発し、以後、まったく消息不明とのことなのですが。
ある日、ウェスリーが、ドラッグストアで、持病のパニック障害の薬を購入していた時、謎の美女に、
「貴方のお父さんを知っているわ。亡くなられたのよ。お気の毒に・・・・」
と、声を掛けられます。
アンジェリーナ・ジョリー演じる、フォックスという名のこの謎の女に話しかけられた途端、何者かが、店内で銃を乱射。それに応戦するフォックス。
たちまち、店内は銃撃戦になり、それに巻き込まれるウェスリー。
そして、あれよあれよという間に、フォックスに連れて行かれた謎の場所こそ、1000年もの歴史を持つ、暗殺集団「フラタニティ」のアジトだったのです。
そこで、ウェスリーは、自分の父親が、その暗殺集団のリーダーであり、つい最近、殺されてしまったということを知らされます。
更に、フラタニティに属するには、特殊な能力を持っていることが必須で。彼がパニック障害だと思い込んでいた処々の症状は、実は、病気ではなく、暗殺者としての特殊能力の表れだ・・・とも教えられます。
フラタニティにおいて№1だったという父親の血を引いている彼は、将来、この組織を引き継ぐべく、素晴らしい能力が眠っているのだ・・・と。その眠っている力を解放しよう、とも。
あまりにも非日常的で荒唐無稽な話を、最初は信じなかったウェスリーですが、自分の銀行口座に、父が残した遺産という高額なお金が振り込まれていたりしたことで、この話を信じます。
こうして、今までつまらないと思っていた職場や、尻軽な恋人との同棲生活に別れを告げ、暗殺組織に身を置くことに。
父の様な、トップクラスの暗殺者となるべく、訓練を積み、父を殺した犯人に復讐することを誓う・・・。
というようなお話。
原作はアメコミです。
原作が漫画だからか、この物語、暗殺者の物語・・・と言っても、かなり、ファンタジーというかギャグというか。
いや、凄く真面目に描かれているけど、冷静に考えたら、かなりギャグな気がするのですよね(笑)
なので、ツッコミ所は多いですし、好き嫌い、賛否両論、激しく分かれそうですが、私は好きですよ、こういうお話。
・・・なんというか、オカリン(@シュタゲ)も吃驚な、厨ニ病のかほりが漂ってて(^m^)
良いですねぇ♪♪
うん。
主人公は、物語の冒頭では、とにかく、自分の現状に不満タラタラなのですね。
そして、「本当の自分はこんなんじゃない」と思いながら、自分探しを(脳内で)し続けています。
そんな彼が、いきなり、今までの平凡さとは180度環境の違う、暗殺集団にスカウトされ。
しかも、自分には、凄い才能が眠っている・・・!とか。
努力をして、何かを習得するのではなく(まあ、痛そうな訓練は受けていたけど・・・)、最初から、素晴らしい能力が眠っていて、その秘めた力を解放せよ!だなんて、なんて素敵な厨二設定(≧▽≦)←褒めてますw
こうして、段々と暗殺者の力を開花させていくウェスリーのモノローグで、
「今まで、クソみたいな職場でクソみたいな仕事をしていた惨めな俺は、本当の俺じゃなかったんだ。これからは、ここで訓練を積み、父みたいな凄腕の暗殺者になって、父の仇を取るんだ」
みたいな台詞が有るのですが。
まさに、厨二の夢が花開く・・・!と言いましょうか。
現実では「無い無い(^^;」ってことが、見事に、現実になっていってて。
そこら辺が、ファンタジーなんだよなぁって思う訳ですが、好きです、こういう設定。
はたまた、自分の意志によって、弾丸が自由に曲がって。障害物があったとしても、それを避けて、弾が進んでいき。目的の相手を、確実に殺せる・・・というのも、やはり、ファンタジックで面白い。
あと。
ギャグだろ~と思ったのが、リカバリールームと呼ばれる回復風呂。
ウェスリーは、フラタニティに入る決意表明をしたあと、フォックス達に「訓練」という名のもと、凄い暴力を受けるのですね。
そもそも、この訓練が何のために必要なのか分からないのですが(眠っている能力を開花させる為?)、もう、ボッコボコに殴られたり、ナイフで刺されたり。
死んでもおかしくないような大怪我・・・というか半殺し状態にされるわけですが。
回復風呂に浸かると、あら不思議。
どんな怪我や骨折も、すぐに治ってしまうという、職業柄、怪我の多い暗殺者さん達には必要不可欠な施設があるのですよ。
なもんで、訓練で、毎回毎回、大怪我をするウェスリーですが、回復風呂ですぐ回復!
回復風呂の作用としては、体内の白血球に作用してどーたらこーたら・・・と説明されていましたが、まあ、私のイメージとしてはですね。
ほら、FFとかドラクエとかのRPGゲームで、HP・MPが下がって瀕死状態になっても、「聖なる泉」的なものに浸かれば、たちまち、全回復♪みたいな、そんな感じ?
こういう点も、ファンタジーだなぁと思う点。
はたまた、彼らは、「1を殺して1000を救う」というスローガンのもと、世直し・・・というか、生きていると世界に悪い影響を及ぼしてしまう人間を暗殺して行っているわけですが。
この暗殺命令は、誰が下しているのか?
組織秘蔵の特別な機織り機があり、その布の織り目の、わずかなかけ違い部分が暗号になってて、そこから名前を読み解く・・・という、まあ、天からのお告げ的なものなのですよね。天の意思、らしいです。
流石、1000年の歴史を持つ、機織り職人たちが築き上げたという暗殺集団。
神様の世界とも、繋がってる!?
という所なんかも、めっちゃ、ファンタジーだなぁと(^m^)
そんなこんなで、至極シリアスに描かれてはいますが、ツッコミ所は多々。
漫画のような、ファンタジーのような、お話な訳です。
だから、真面目に、本格的なアサシンものを期待していた人には、ウケない気がしますがA^^;;
でもでも。
超絶ダメダメな主人公が、暗殺者として目覚め、訓練を積み、次第に凄腕なアサシンになっていく過程は、例え、厨ニでも、めっちゃカッコ良くて好き(//▽//)
最初は、本当に、覇気がない・・・いや、寧ろ、生気すら感じられなくて、死んだような眼をしていた主人公が、自信に満ち溢れた目になっていくのを見ているのは快感♪
本当に、別人みたいに顔が違うというか。
前半と後半での変貌ぶりが凄いんです。
こんなカッコイイ彼を見たら、あの尻軽なカノジョさんも、ウェスリー一筋になるのではないでしょうか?(笑)
この見事な演じ分け、俳優さんって凄いですよね~。
あっ。
そうそう。
ウェスリーのカノジョを寝取っていた親友。
いや、人の恋人を寝取るという段階で、最早、親友でもなければ、友人ですらない・・・と思うのですが。
私、最初、この人、嫌な人なのかなぁと思ってました。
でも、なんというか、単に、何も考えていないお間抜けな人なだけでは?とA^^;;
毎回、「男だぜd(^^)b」と言ってるシーン、めっちゃ笑えました。
特に、物語後半、自宅に一旦戻って来たウェスリーが、今まで自分を馬鹿にしていたカノジョと親友の前で、フォックスと熱烈なキスを見せつけるシーン、大好きですワ。
で。
私、何も考えずに、ストーリーに入り込んで見ていたので、ラストのまさかのどんでん返しは、凄くびっくりしましたですA^^;;
いや、冷静に推理したら、想像付きそうな気もする、お約束展開なのでしょうが。。。
カッコ良く変貌したウェスリーに見惚れていたので(*^^*) 全然、推理できませんでした~。
という訳で。
まさかまさかの真相、ウェスリーの父親の真実は、純粋にビックリして面白かったです。
そして、本当の意味での「父親の仇」を取りに行くウェスリーを全力で応援しちゃいましたですよ。
ちょっと暴力的な描写がアレ・・・と言われていましたが。
私は、ラストの大乱闘するウェスリーのシーン、好きです。
確かに、血は飛び散りまくっていますが。
なんというか、あまりリアリティがないので、ゲーム画面を見ているような、そんな感覚で見ちゃいましたです。
それからそれから、凄いCGも圧巻で。この映画の魅力だと思います!
弾丸が曲がる・・・というも斬新ですが。
わたし的には、それ以上に、冒頭のカーチェイスシーンが好きですね。
特に、映画館の予告編でよく流れていた、車に轢かれそうになったところから、スッと助手席に乗せられるウェスリーのシーン、好き。
そして、走る列車の屋根の上での訓練や狙撃シーンも面白いですし。
はたまた、後半、父親の仇との対決での列車のシーンも・・・怖かった(>_<)
基本的に、暴力シーンは苦手なので、ウェスリーが訓練と言う名のもとボコボコにされるシーンは苦手でしたが・・・。でも、あれも、その直後の回復風呂に繋がるギャグだと思えば、ちょっと平気・・・かな?
そしてそして。
先日放送された、土曜プレミアム版も見ましたよ。
やっぱり、色々とカットされていましたね。
っていうか、私、この映画はR15ということもあって、地上波ではオンエアは無理だと思っていたのですが。
カットすると、結構、イケるのですね(^^)b
流石に、冒頭のキッチンテーブルの上でのHはカットされてましたし。
また、訓練でボコボコにされるシーンも、若干、カット気味(ナイフが刺さる瞬間とかは無かったですものね)。
そして、ラストの大乱闘シーンで、死体を盾に撃ち進んでいくトコもカットでしたね。
という訳で。
テレビ版は、若干、ソフトになっていたのではないでしょうか(^m^)
と、そんなこんなで。
今日は、『ウォンテッド』の感想と言う名の萌え語り。
マカヴォイ様効果でしょうか、やっぱり大好きですな映画です☆
そういえばっ。
この映画の音楽、凄く好きだなぁと思ったら、ダニー・エルフマンだったのですね。
私、ダニー・エルフマンのCD、結構持ってて。
なるほど、私は、彼の音楽に惹かれる傾向になるのだなぁと納得しました(^^)
因みに、ダニー・エルフマンと言えば、『ナイト・メア・ビフォア・クリスマス』で、ジャックの歌声を担当されたりした御方ですよん。