今日は、先日見た映画の感想を♪
映画『傷物語3 冷血篇』。
ちょうど1年前に、シリーズ1の「鉄血篇」。そして、昨年の夏にシリーズ2の「熱血篇」が公開され、そして、いよいよ、完結編である「冷血篇」の公開でした。
私も1年かけて、毎回、前売り券も買って、ずっと劇場で見て来たので、完結というのは、とても感無量です。
■映画『傷物語3 冷血篇』予告編
ふとしたきっかけで、瀕死の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを助けてしまった高校生の阿良々木暦。
吸血鬼に血を与えたことで、自らも、吸血鬼となってしまったのですが、人間に戻るために、キスショットの失われた力を取り戻す・・・という約束をします。それは、すなわち、3人の吸血鬼ハンターに奪われた、彼女の四肢を取り戻すこと・・・。
ハンターを1人、1人と倒していき、キスショットの切断された四肢を取り戻した阿良々木暦。
そして、完全体として復活したキスショット。
これで、めでたく自分も人間の身体に戻れる・・・と喜ぶも束の間。
彼は、自分がとんでもない過ちを犯していたことに気付くのでした。
なぜなら。
吸血鬼とは人間の敵。
吸血鬼は、人間を「餌」としてしか見ていない。
つまり、彼女を復活させたことによって、これからも、彼女の餌となり殺される人間が増え続けていく。
自分が倒して来た3人のハンター達は、そんな吸血鬼から人間を守るために戦っていた「正義」だった・・・と。
そして、吸血鬼の身体となった自分も、その内、キスショットと同じく人間を喰らうように変貌していくだろう・・・と。
自分の考えなしの行動の責任を取るべく、彼は、キスショットを倒すことを誓い、戦いに挑む・・・。
というお話です。
私、このシリーズは『化物語』をアニメで見てまして。
その時に登場していた、廃人のようになった小さな女の子。。。「吸血鬼の成れの果て」、「残りかす」みたいに言われていた子がずっと気になっていたのですよね。
何か阿良々木君が関わって居そうな感じでしたし、彼自身、『化物語』の時、「春休みの時の出来事」で、吸血鬼になった名残がまだ体に残ってる~って感じでした。
でも、テレビアニメの中では、特に、その詳細は語られず、それだけに、この『傷物語』は、とても楽しみだったのですよ。
とても強大な力を持つ、伝説の吸血鬼。
阿良々木君は、瀕死の彼女を助け、彼女も、着実に元の姿や力を取り戻しつつあったのに。
なぜに、その後の『化物語』の中では、また、小さな子供の姿になってて、しかも、廃人のようになっていたのか。
その謎が、今回の映画で全て分かりました。
なるほど、そういうことだったのですね。
阿良々木君によって、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードという吸血鬼は葬られてしまったのですね。いや、厳密にいうと、彼女が自分という存在を消すために阿良々木君を選んだ・・・というか。
この「冷血篇」は、三部作の最終話に相応しく、色々な意味で、刺激的だったと思います。
なんとも言えない狂気的な映像効果、映像美も然り。
そして、グロさ、流血度も、1と2よりも激しかったと思います。
そしてそして、物語中盤の、羽川さんと阿良々木君のお色気シーンも、かなり凄かったです。
エロ・グロ・狂気と揃っていて、それでいて、とても切なくて、綺麗だなぁと思える。そんな作品だったと思います。
人間にとって、吸血鬼は自分達を捕食する敵。殺してしかるべき存在。
吸血鬼にとって、人間は、餌。自分達が生きる為に、殺してしかるべき存在。
絶対に交わることのない、相反する立場の、その両方を知ってしまった阿良々木くんの葛藤。
そして、何が何でも「人間でありたい」という強い想い。
少し前までは、同志として親しくしていたキスショットを、責任をとって殺さなければいけないという決意。
もしかしたら、二人には、友情や絆のようなものが芽生えかけていたかもしれないのに、それなのに、互いに殺し合いをしなくてはいけないという関係が、とても切なかったです。
・・・戦いのシーンは、ひたすらグロかったですが(^^;;
なんというか、頭とか四肢とか、飛びまくりで(>_<)
でも、戦いが壮絶であればあるほど、二人の想いが切なくて・・・。
グロいんだけど、綺麗なラストでした。
そしてそして。
阿良々木君と羽川さんのエピソード・・・。
これは、ちょっと納得いかなかったな。
羽川さん、可哀想。
っていうか、私、『化物語』を見ていた時から、阿良々木君は羽川さんとお似合いのカップルなのになぁって思っていたのですよ。
でも、実際、阿良々木君は羽川さんのことは「友達」としか思ってなくて。
戦場ヶ原さんと付き合っちゃいますよね。
『化物語』のED「君の知らない物語」をフルで聞いた時、羽川さんの気持ちを歌ってるのかな?って思うくらい羽川さんが思い浮かんだのですが。
今回の『傷物語』を見て、益々、切なくなりました。
ネタバレは避けますが・・・羽川さんに、あそこまでの覚悟をさせておいて!!
そして、「続きは新学期に」・・・なんて、付き合うことを仄めかすかのようなことを言っておいて!!
それで、「恋人」ではなく「友達」ですか!!??(>_<)
なんか切な過ぎて(;_;)
阿良々木君のこと、少し嫌いになりそう。いや、好きだけど。
っていうか、もしかしたら。
戦場ヶ原さんの事件が無かったら、阿良々木君は、そのまま羽川さんとイイ感じで。いずれはお付き合いまで至ったのかなぁ?とも思いました。
でも、こういう、男女のお付き合いのタイミングって、ちょっとした出来事の有無で、簡単に変わっちゃうのかもしれないですね。
きっと、現実も、そういうことって多そう。
そういう意味では、結構、現実的な展開なのかな?
ううう・・・(;_;)
羽川さん。。。。
この恋愛エピソードは、ちょっと悲しかったです・・・。
バトルあり、エロスあり・・・の完結編。刺激的で面白かったです。
『傷物語』、原作小説も読みたいなぁ。
っていうか、このシリーズ全般、とても気になっています。
映画『傷物語3 冷血篇』。
ちょうど1年前に、シリーズ1の「鉄血篇」。そして、昨年の夏にシリーズ2の「熱血篇」が公開され、そして、いよいよ、完結編である「冷血篇」の公開でした。
私も1年かけて、毎回、前売り券も買って、ずっと劇場で見て来たので、完結というのは、とても感無量です。
■映画『傷物語3 冷血篇』予告編
ふとしたきっかけで、瀕死の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを助けてしまった高校生の阿良々木暦。
吸血鬼に血を与えたことで、自らも、吸血鬼となってしまったのですが、人間に戻るために、キスショットの失われた力を取り戻す・・・という約束をします。それは、すなわち、3人の吸血鬼ハンターに奪われた、彼女の四肢を取り戻すこと・・・。
ハンターを1人、1人と倒していき、キスショットの切断された四肢を取り戻した阿良々木暦。
そして、完全体として復活したキスショット。
これで、めでたく自分も人間の身体に戻れる・・・と喜ぶも束の間。
彼は、自分がとんでもない過ちを犯していたことに気付くのでした。
なぜなら。
吸血鬼とは人間の敵。
吸血鬼は、人間を「餌」としてしか見ていない。
つまり、彼女を復活させたことによって、これからも、彼女の餌となり殺される人間が増え続けていく。
自分が倒して来た3人のハンター達は、そんな吸血鬼から人間を守るために戦っていた「正義」だった・・・と。
そして、吸血鬼の身体となった自分も、その内、キスショットと同じく人間を喰らうように変貌していくだろう・・・と。
自分の考えなしの行動の責任を取るべく、彼は、キスショットを倒すことを誓い、戦いに挑む・・・。
というお話です。
私、このシリーズは『化物語』をアニメで見てまして。
その時に登場していた、廃人のようになった小さな女の子。。。「吸血鬼の成れの果て」、「残りかす」みたいに言われていた子がずっと気になっていたのですよね。
何か阿良々木君が関わって居そうな感じでしたし、彼自身、『化物語』の時、「春休みの時の出来事」で、吸血鬼になった名残がまだ体に残ってる~って感じでした。
でも、テレビアニメの中では、特に、その詳細は語られず、それだけに、この『傷物語』は、とても楽しみだったのですよ。
とても強大な力を持つ、伝説の吸血鬼。
阿良々木君は、瀕死の彼女を助け、彼女も、着実に元の姿や力を取り戻しつつあったのに。
なぜに、その後の『化物語』の中では、また、小さな子供の姿になってて、しかも、廃人のようになっていたのか。
その謎が、今回の映画で全て分かりました。
なるほど、そういうことだったのですね。
阿良々木君によって、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードという吸血鬼は葬られてしまったのですね。いや、厳密にいうと、彼女が自分という存在を消すために阿良々木君を選んだ・・・というか。
この「冷血篇」は、三部作の最終話に相応しく、色々な意味で、刺激的だったと思います。
なんとも言えない狂気的な映像効果、映像美も然り。
そして、グロさ、流血度も、1と2よりも激しかったと思います。
そしてそして、物語中盤の、羽川さんと阿良々木君のお色気シーンも、かなり凄かったです。
エロ・グロ・狂気と揃っていて、それでいて、とても切なくて、綺麗だなぁと思える。そんな作品だったと思います。
人間にとって、吸血鬼は自分達を捕食する敵。殺してしかるべき存在。
吸血鬼にとって、人間は、餌。自分達が生きる為に、殺してしかるべき存在。
絶対に交わることのない、相反する立場の、その両方を知ってしまった阿良々木くんの葛藤。
そして、何が何でも「人間でありたい」という強い想い。
少し前までは、同志として親しくしていたキスショットを、責任をとって殺さなければいけないという決意。
もしかしたら、二人には、友情や絆のようなものが芽生えかけていたかもしれないのに、それなのに、互いに殺し合いをしなくてはいけないという関係が、とても切なかったです。
・・・戦いのシーンは、ひたすらグロかったですが(^^;;
なんというか、頭とか四肢とか、飛びまくりで(>_<)
でも、戦いが壮絶であればあるほど、二人の想いが切なくて・・・。
グロいんだけど、綺麗なラストでした。
そしてそして。
阿良々木君と羽川さんのエピソード・・・。
これは、ちょっと納得いかなかったな。
羽川さん、可哀想。
っていうか、私、『化物語』を見ていた時から、阿良々木君は羽川さんとお似合いのカップルなのになぁって思っていたのですよ。
でも、実際、阿良々木君は羽川さんのことは「友達」としか思ってなくて。
戦場ヶ原さんと付き合っちゃいますよね。
『化物語』のED「君の知らない物語」をフルで聞いた時、羽川さんの気持ちを歌ってるのかな?って思うくらい羽川さんが思い浮かんだのですが。
今回の『傷物語』を見て、益々、切なくなりました。
ネタバレは避けますが・・・羽川さんに、あそこまでの覚悟をさせておいて!!
そして、「続きは新学期に」・・・なんて、付き合うことを仄めかすかのようなことを言っておいて!!
それで、「恋人」ではなく「友達」ですか!!??(>_<)
なんか切な過ぎて(;_;)
阿良々木君のこと、少し嫌いになりそう。いや、好きだけど。
っていうか、もしかしたら。
戦場ヶ原さんの事件が無かったら、阿良々木君は、そのまま羽川さんとイイ感じで。いずれはお付き合いまで至ったのかなぁ?とも思いました。
でも、こういう、男女のお付き合いのタイミングって、ちょっとした出来事の有無で、簡単に変わっちゃうのかもしれないですね。
きっと、現実も、そういうことって多そう。
そういう意味では、結構、現実的な展開なのかな?
ううう・・・(;_;)
羽川さん。。。。
この恋愛エピソードは、ちょっと悲しかったです・・・。
バトルあり、エロスあり・・・の完結編。刺激的で面白かったです。
『傷物語』、原作小説も読みたいなぁ。
っていうか、このシリーズ全般、とても気になっています。