★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

『夜は短し歩けよ乙女』来場者特典小説、並べてみました(*^^*)

2017年04月20日 | 小説・漫画・書籍
写真は、映画『夜は短し歩けよ乙女』の来場者特典小説です。

左側の青りんごが、先輩編。
そして、右の赤りんごが乙女編。
・・・というように、それぞれの視点で描かれた小説(というか書簡)なのです。

先輩編は、公開初日に。

乙女編は、第二週目からの特典ということで、今週の月曜日にGetしました。

という訳で、Getした記念に、並べて撮影☆

がしかし。
ただいま、少し慌ただしくしており、実は、まだ二冊とも読んでいません(>_<)

てか、公開初日にGetした先輩編は、貰った時に読もうかなぁと思ったのですが、せっかくなら、乙女編と揃った時に、二冊続けて読んだ方が楽しいかも~と思って(^m^)

で。
ちゃんと二冊揃ったので、今晩あたりにゆっくり読みたいと思います。

それにしても、この小冊子、表紙が可愛いのも嬉しいですよね~。

先輩から乙女へのお手紙。
乙女から先輩へのお手紙。

それぞれ、何が書いてあるんだろう~♪

そして、文通と言えば。
『四畳半神話大系』の、あの、地獄の文通エピソードを思い出して、思わず、ニヤニヤしちゃう私なのでした(^m^)


映画も、何回もリピーターしたくなりますし、また、行っちゃうかもしれません。

原作も読み返したい!
映画との相違点が結構あるので、その違いを楽しみたいですし。そしてそして、サントラも欲しい!!

『四畳半神話大系』の時も、サントラ買ったのですが、今回も、サントラ出てる・・・よね?(*^^*)

今度、チェックしなきゃ!!

密かに、公式ガイドブックも買ってますし、そちらも楽しみなのです。

読むぞ~p(^^)q


『有頂天家族2』の矢一郎兄さん・六角堂にて

2017年04月19日 | 徒然なる日常


今日も、微ネット落ちにつき、ひとこと日記。

写真は週末に撮ったものです。

4月から始まりました、アニメ『有頂天家族2』。
それに因んでの「京巡りスタンプラリー」がただいま開催中。
スタンプポイントのひとつ、六角堂にて。
なんと、矢一郎兄さんがいますね!
長男ーーーっ。

ここには、夷川の双子のスタンディもあったのですよ。

先週の土曜日に、『名探偵コナン から紅の恋歌』を見た後、六角堂、行ってきました。

『有頂天家族』のアニメでもお馴染みのへそ石様の写真など、いろいろ撮っているので、またPC復帰したら、レポります。

今日も、ツイッター、mixiでは、暫しネット落ちですが、明日くらいから通常復活いたしますね。

色々お返事が遅れてて、ご無礼しておりますm(_ _)m

昨日の「チェブラーシカのばったりショップ」の写真です(*^^*)

2017年04月18日 | 徒然なる日常


写真は、昨日、チェブ友さんとご一緒した、大阪梅田の「チェブラーシカのばったりショップ」の様子です。

ぬいぐるみティッシュカバーケースちゃんが、ズラリと整列してて可愛い。

癒しな写真で、ついつい眺めちゃう。

チェブちゃんを見てると癒されるなぁ。


今日、明日は、諸事情でレポれませんが、落ち着きましたら、また写真たっぷりで昨日のアレコレをレポしますね。

今日と明日など……ちょっとツイッターなど、いろいろと、ネット落ち気味になりますが、私は元気です。

『夜は短し歩けよ乙女』リピーター & チェブ友さんとお茶会(*^^*)

2017年04月17日 | 徒然なる日常


今日は、めっちゃ朝早くから映画館に来てしました。

am8時台…朝一番で、『夜は短し歩けよ乙女』の2回目鑑賞であります( ̄^ ̄)ゞ

前回の来場者特典の書き下ろし小説が、先輩sideでして。

で、今は、乙女sideの小説に変わってるのですよね!

これは是非とも、先輩side、乙女sideの両方から読みたいではありませんか(^m^)
それに、映画も、もっと見たかったですし〜〜。

という訳で。
2回目リピーター。

やっぱり、何回見ても面白い!!

今回は2回目なので、細かいところに着目したり、音楽に神経を集中させたり〜〜と、初見の時とはまた違う味わい方を楽しみました。

楽しい世界観だなぁ。

もっともっと見たくなっちゃったではないですか〜〜(*^^*)


そして。

映画を見終わったあと。。。

これから大坂へ出発します!

というのも、関東在住のチェブ友さんがこちらに来られてて。
一緒にチェブショップでお買い物&お茶をする〜という、おデートの約束をしたのでありますーっ。

前回お会いした時も、「まだまだお話し足りないー!」って思っていたので、めちゃめちゃ嬉しいです。

で。

以前、私がジョカゲ友さんに連れて行って頂いた、素敵なカフェにご案内させて頂こうと思っております。

場所は梅田なので、チェブショップからも行きやすいのですが。

自慢じゃないけど、私は、稀代の方向音痴www

無事エスコート出来るように、昨夜は、オットとグーグルアース先生の元、しっかり予習をしました。

なので、ちゃんとエスコート出来るハズ。

特に、今は雨も降って来ましたし。。。地下街から行ける経路をバッチリ把握……のハズ!!

迷わず、ちゃんとエスコート出来ますように(*^人^*)

という訳で。

1人映画のあとは、チェブ友さんとおデート(デートちゃうやろ!?)。

楽しんで来ます(*´♡`*)

『名探偵コナン から紅の恋歌』のバッグチャームと安室クマさん(*^^*)

2017年04月16日 | ゲーム・アニメ萌え語り


写真は、昨日、映画館でお買い上げした、名探偵コナンのグッズです〜。

クマさんのマスコットは。。。

この衣装、お分かりですよね??(^m^)
そう。
安室さんの衣装を着た、「くまメイト」。

もちろん、赤井さんも、コナンも、キッドもありましたよ〜。

でも、私は一番LOVEの安室さんベアをチョイスです〜。

そして、『から紅の恋歌』の劇場グッズのバッグチャームにくっ付けちゃいました〜。

てか、私、なんじゃーかんじゃーで、ここ数年、劇場グッズのバッグチャーム、毎回買ってる気がします。

一昨年の、『業火の向日葵』のバッグチャームは、今も、お出掛けバッグにつけてますし〜。
ここ2、3年、バッグチャームがオサレなのですよ〜、コナンくん。

今年の『から紅の恋歌』のバッグチャームも可愛かったので、買っちゃいました。

映画鑑賞の記念に、安室ベアと繋げましたが、よく考えたら、安室さんなら、去年の『純黒の悪夢』のバッグチャームと繋げるべきだったかな??(^m^)

と。

まだまだ、昨日の映画の余韻に浸って、グッズやパンフレットを眺めてはニヤニヤ( ̄▽ ̄)
こういうひと時は大好きです!

でも、映画はまたリピーターしようっと♪♪

そして、安室ベアちゃんを見ていると、去年の『純黒の悪夢』もまたまた見たくなって着ちゃいましたね。

コナンカフェも、もう始まってますし、チェックしなきゃ!

毎年、春のこの季節は、コナンの季節です(*^^*)

『名探偵コナン から紅の恋歌』公開初日!!見てきます〜(*^^*)

2017年04月15日 | 映画鑑賞記


今日は、映画『名探偵コナン から紅の恋歌』の公開初日ですね!

京都では、最速上映会として、日付変わりのam0時からの上映もあったみたい(*^^*)

ちょっと良いなぁって思ったんだけど、am2時過ぎに上映が終わっても…終電行っちゃってるから、お家帰れないしね(^^;;

でも近所とかだったら行きたかったかもー!←絶対、寝てそうwww

昨日、私がネットでチェックした時は、すでに半分くらい予約で埋まってたー。
結構、皆さん、行かれるのですね!

こういう企画って、面白い♪♪


さてさて。
私は、というと。

最速上映会から、ちょうど12時間後の、今日の12時からの上映回で鑑賞します。

本当は朝イチが良かったですし、コナン映画は、大抵、公開初日の朝イチで見てるのですが。
昨夜は遅かったし、最近、寝不足なので。
お寝坊してはイケナイと、安全な時間帯を。

これから見ますよー!!

今回の映画は、京都が舞台。
平次くんと和葉ちゃんのお話ですね。

京都が舞台なのは、京都住みとしては、嬉しいし、ワクワクします(*^^*)

めっちゃ楽しみー。

京都の街では、映画とコラボしたスタンプラリー的なものもやってて。
映画見終わったら、それも参加したいです。

ではでは、めっちゃワクワクo(^o^)o

『名探偵コナン から紅の恋歌』、満喫してきます!!


映画『キングコング 髑髏島の巨神』

2017年04月14日 | 映画鑑賞記
今日は、一昨日見ました、映画『キングコング 髑髏島の巨神』の感想をば(*^^*)

なんと言いますか・・・映画館で予告編を見た時から、なんとも言えないB級映画の香りを感じたのは、絶対に私だけではないと思います(^m^)笑
それも、超お金のかかってそうなB級!!←褒めてますw
というか、タイトルからして、昭和な邦題って感じがして。
とにかく気になっていた作品です。


■映画『キングコング 髑髏島の巨神』



物語は1944年からスタートします。
太平洋戦争中、南太平洋のある島に、飛行機を墜落させてしまったアメリカ兵と日本兵。
2人の兵士は、島に降り立ってからも、死闘を繰り広げるのですが、そんな彼らの目の前に現れたのは、想像を絶する巨大なコングで・・・。

そして、時は流れ、舞台は1973年。ちょうど、ベトナム戦争が終結した頃・・・。
衛星の技術が発展し、南太平洋に、地図にも載っていないに謎の島があることが確認されます。
未知の島が発見されたのなら、その調査に真っ先に赴くのは、アメリカでなくてはならない・・・ということで、その未知の島の調査をするため、急遽、調査遠征隊が結成されます。
調査隊は、ベトナム戦争から引き上げる予定だった米軍に護衛され、件の島に移送されるのですが。
島の上空を飛行中に、突如として現われた巨大なコングによって、彼らの乗っていたヘリコプターは悉く破壊され、地上に叩きつけられてしまいます。

生き残った兵士と調査隊の面々は、救援部隊が3日後に来るという場所を目指して合流しようとするのですが、その島には、巨大なコングだけでなく、巨大な生き物、凶暴な生き物がたくさん生息しており、そんな生物に襲われ、ひとり、またひとりと命を落としていくのでした。

巨大な生物を前には、人間はなるすべもない。
彼らは、果たして、無事に島を脱出することが出来るのか・・・。


というストーリー。

やはり、予告編のイメージ通り、とってもお金のかかったB級映画(←褒めてます)という感じで。終始、面白かったです。

っていうか、『キングコング』というと、真っ先に思い浮かぶシーンが、エンパイアステートビルによじ登るキングコング・・・なのですが。

この映画では、キングコングは都会にはやって来ません。

最初から最後まで、この、地図には乗っていない謎の島が舞台です。

そして、未知の島に乗り込み、未知の生物と遭遇する~という作りは、なんというか・・・私は見たことないのですが、昭和の時代によくテレビで放送されていた、未知の生物を求めての探検隊ドキュメンタリー(ヤラセの)みたいで。邦画『探検隊の栄光』で描かれていたのみたいな感じのヤツね。

外国の作品なのに、なぜか「昭和」を感じてしまいました。

いや、まあ、物語の舞台も1973年で日本で言えば「昭和」なのですが。

でも!

彼らはヤラセの探検隊番組でもなんでもなく、ガチで、未知の巨大生物と遭遇していくわけです。

次々に凶暴な動物に殺されて行く仲間達。

米軍の武器ですら通用しない相手。

八方塞がりの中、彼らに現れた救世主が、現地の人達と共に28年も過ごしていたという、元アメリカ兵。

そう。
物語の冒頭で日本兵と戦っていた若きアメリカ兵です。
もう、オジサンになっていましたが。

私、てっきり、冒頭の2人は、キングコングに殺されたものだとばかり思っていたので、ビックリしました。
そして、あの時の日本兵も、最初は生きていたのですね。

冒頭で、あれだけ壮絶な死闘を繰り広げていた日本兵とアメリカ兵ですが、あの巨大な生き物達を前には、もう敵も味方も無くなり、軍服を脱ぎ、友人になった・・・と。

日本兵の方は、後にオオトカゲに喰われてしまったようですが、彼の形見の軍刀を、アメリカ兵の方が大事に持っていましたし。
いざという時には、武士道のような心構えを見せていましたし。
なんと、意外な所で、日米友好が行われていたのね・・・と、ちょっと感心(^m^)

この、28年間髑髏島に居たという、元アメリカ兵を演じる、ジョン・C・ライリーが、凄く良い味を出してて良かったです~。

ストーリー展開としては、こういうパニック物の典型でしたが、迫力ある映像(ちょっとグロくて怖かった)や、登場人物たちの人間ドラマも織り込まれてて、面白かったです。

てか、調査隊の護衛の指揮をしてした隊長さん(大佐だったかな?)、彼はちょっと怖かったですね。

なんというか、ベトナム戦争の終結&引き上げに納得がいってなかった様子でしたし。
そんな時に、言い渡された、調査隊の護衛任務。
そこで、遭遇した未知の巨大生物。
中途半端で戦争が終わってしまった、その怒りや憎しみ、はたまた、嗜虐的な感情を、全て、キングコングに向けて、執拗なまでに、キングコングを殺そうと躍起になる。

彼の所為で、その場にいる人間全員が危険な目に遭ったりもあるのですが、それでも、何かに憑りつかれたように、キングコングに執着する・・・。

もしかしたら、戦争が、彼の残虐性を刺激してしまったのかもしれない・・・と思うと。
確かに、彼は、この映画の中では、悪役的な役回りでもありましたが、それでも、戦争により心を病んでしまった一人なのかもしれない・・・と考えさせられましたです。

そしてそして。
度重なる危険の数々に、素早く対応して、皆を守るヒーロー的な、トム・ヒドルストン。
めっちゃカッコ良かったです(≧▽≦)

とりあえず、美味しい所は、トム・ヒドルストンばかりだった気が(^m^)

それから、キングコングが美女を救う~という展開は、お約束なのだなぁと思いましたです。


あっ。
そうそう。

最終的には、アメリカ軍、調査隊、共に、たくさんの犠牲が出たわけですが。
でも、ラスト、髑髏島に28年も留まっていたジョン・C・ライリー演じる元アメリカ兵が家に帰ったら、奥さんと息子が待っていた・・・というシーンには、かなりホッコリしました(*´∀`*)
こういうワンシーン、好きです。


この作品、全体的に、あまり深く考えず、映像迫力とスリルを楽しめる映画でした。
ツッコミ所は色々あるのですが、わたは的には、ド迫力なB級映画って感じで楽しめましたです。

そして、このシリーズ、続くのかな?
エンドロール後に、続編の製作を思わせる、ちょっとした映像がありましたよ~。


喫茶店の日なので、三好様(@ジョーカー・ゲーム)ウエイターを(//▽//)

2017年04月13日 | 徒然なる日常
今日、4月13日は、「喫茶店の日」。
1888年のこの日、東京・上野に日本初の喫茶店がオープンしたことに因んで・・・だそうですよ(*^^*)

という訳で。

こんな写真を撮ってみました\(^o^)/



ウエイターの三好様(@ジョーカー・ゲーム)と、ウエイターチェブラーシカs。

・・・気のせいでしょうか?
チェブちゃん達が、三好様にこき使われているように見えるのは(^m^)

でも、三好様やチェブちゃんがウエイターな喫茶店なら、毎日入り浸りそうですよね~。
てか、入り浸りたひ♪


さてさて。

今日は、関西は久々の快晴でした。

思えば、桜が開花してから、毎日ずーっと、雨か曇りだったもんなぁ。

今年はまだ青空の下で桜の写真が撮れていない・・・と、すっごく不満だったのです。

でも、今日は、久々のお日様。

お日様パワーを貰うべく、午後から、チェブちゃんとカメラを持って、ご近所を散策してきました。

あ!
あと、私お手製の、月島&黒田(@Hybrid Child)編みぐるみも連れて。

てか、今年も、月島と黒田にお花見をさせたかったのですが、雨の中に持ち出したくなくって。

今年は無理かなぁと思っていたのですが、いやいや、いやいや、この二人にお花見をさせないことには春は終わらない・・・!という想いで。実現させましたです~。

色々と撮影できたので、また、ちゃんとUPしたいです。


ここ2、3日、寒いお蔭で、あれだけ大荒れの天気だったにも関わらず、桜の花がまだ散らずに、保ってくれました。
ちょーっと終わりかけ感はありますが、でもでも、綺麗でしたよ。


という訳で、まだ綺麗な桜を求めていっぱい歩いた今日の気分は、

「桜は短し歩けよ乙女」

のヒロインです。


・・・え?
私は乙女じゃないって!?
そんなツッコミは受け付けませんぞ(^m^)笑


『3月のライオン(前編)』見て来ます〜(*^^*)

2017年04月12日 | 映画鑑賞記


今日は、またまた、ちょっぴりだけ久しぶりの一人映画館。
原作は未読ですが、『3月のライオン』を見たいです(*^_^*)
そして、お金の掛かったB級感漂う(←褒めてますw)『キングコング』も気になるところ。
本当は『ひるね姫』も見たいのですが。。。ちょっと時間が合わない(;_;)ううう。

最近、あまり一人映画館してないので、見れないまま終わってってる作品、多いなぁ。
『ひるね姫』の公開、いつまでだろ??
うーん、気になる。


でもでも、今日は、『3月のライオン』と、時間が合えば、『キングコング』を楽しんで来たいと思います。


『夜は短し歩けよ乙女』もリピーターしたいですし、今週末からはコナン映画も始まりますし、映画、いっぱい見たいよー\(^o^)/


ところで。
今日は、めっちゃ寒くないですか?

私、冬と同じ格好してる(^^;;

なので、まだまだチェブラーシカとゲーナのセーターなう。写真のです。

これを着てれば、寒くな〜〜い。

桜が開花してから、毎日、雨ですし。
今年はまだ、青空の下、桜を見れていないです〜〜。
それに寒いしーーー。

早く暖かくなって、青空の下、お花見したい。…って、そこまで、桜さん、保っててくれるかな?

今日も、ビミョーな天気ではありますが、映画館に行く途中、ちょっと桜も見てみます。

映画『夜は短し歩けよ乙女』

2017年04月11日 | 映画鑑賞記
今日は、先週末に見に行きました、映画『夜は短し歩けよ乙女』の感想をば♪

アニメにもなりました『四畳半神話大系』や『有頂天家族』の原作者、森見登美彦さんの同名小説のアニメ映画化。
『四畳半神話大系』のスタッフが手掛け、また、作品世界もリンクしていることから、『四畳半神話大系』、『夜は短し歩けよ乙女』、両作品ともに原作大好きな私としては、もう、とーっても楽しみで、楽しみで。

めっちゃワクワクドキドキしながら、土曜日の朝一番、9時からの上映で鑑賞しました。

■映画『夜は短し歩けよ乙女』予告編



物語は、京都が舞台。
まずは木屋町で物語の幕は上がります。
京都の某国立大学の学生サークルが、夜の木屋町で、OBの結婚を祝う会を開いていました。

そこに参加しているのが、この物語のヒロイン。「黒髪の乙女」です。彼女はお酒が大好きで、大人のお酒の世界に憧れてもいるのですが、周りの目を気にして、ソフトドリンクを飲んでいました。
そんな彼女を同じ会場から見つめているのが、この物語の男性主人公「先輩」です。
同じサークルの1年後輩の「黒髪の乙女」に恋心を抱いた「先輩」は、この1年間、彼なりの方法で、彼女にアプローチし続けてきました。
それは、「ナカメ作戦」。
「なるべく」
「彼女の」
「目に留まる作戦」
の頭文字を取った、その名の通り、偶然を装って、何度も何度も彼女の前に現れ、そして、それは、偶然というにはあまりにも不自然な回数に達し、最早、必然・・・運命とすら呼べるのだ、と、自分では思い込んでいる不毛な努力でもあります。

二次会では、乙女の隣の席をGetすべく意気込む先輩でしたが。

二次会会場への移動の際、乙女の姿は見えなくなっていました。

大人のお酒の世界に憧れる乙女は、サークルの飲み会の二次会へは参加せず、一人で気ままに好きなようにお酒が飲める場所を求めて、一人、夜の木屋町を歩き始めたのでした。
そして、先斗町へと歩みを進め、夜の飲み屋街で出逢う、個性豊かで不思議な人達とのご縁に導かれた、乙女の大冒険が始まります。

春の先斗町での不思議な三階建て電車、幻のお酒・偽電氣ブランの飲み比べ。
夏の下鴨神社納涼古本市での古本の神様との出逢い。
秋の学園祭のゲリラ演劇。バンツ総番長の恋の行方。
冬の大流感の京都の街。

好奇心が旺盛な乙女は、一晩で、春夏秋冬、京都の不思議な夜を過ごし、いろいろな体験や冒険、出逢いをしていく・・・というお話なのです。


もう、本当ーーーーっに面白くって。
最初から最後まで、どっぷりと物語の世界観に浸ることが出来ました。

90分チョイという、そんなに長い映画では無かったのですが、あまりに濃密で充実した内容だったので、あっと言う間・・・どころか、逆に、長くて楽しい時間に感じられました~。

本当に面白かったです。

まず、何と言っても、原作の独特の世界観を見事に映像化していたところが素晴らしかったです。

それは『四畳半神話大系』のアニメもそうだったのですが、一般的には「そんなバカな!」と思われがちな衝撃の阿呆さも、京都の学生では「あるある」だったりするリアル感がハンパないのですよね。
私自身、京都で大学生活を送っていたので、なんとも言えない既視感が満載で。
そこが凄く好きでした。

映画は、原作小説とは少し違ったエピソードが盛り込まれていたりして、映画オリジナルな展開もありましたが、それも、違和感なくすんなりと物語に入り込んでて。
映画ならではの面白さもあり良かったです~。


この作品の魅力は、個性豊か過ぎる登場人物達。

主人公の先輩も、一見、奥手で地味で凡庸に見えるかもしれませんが。
いやいや、いやいや、彼も個性強いです~。

好奇心が旺盛で、どんどん色んな所に突き進んで行っちゃう乙女も、また、とっても不思議な女の子ですし。

そして、女装で男子学生を惑わせていまうという罪なイケメン、学園祭実行委員長。

吉田神社に願を賭けて、願いが叶うまで、決してパンツを履き替えないと誓い、1年パンツを履き替えてないパンツ総番長。

そしてそして。
『四畳半神話大系』でもお馴染みの、正体不明な上回生(8回生かな?)樋口師匠と、そんな彼といつも一緒に居るお酒大好き羽貫さん。

彼らの突拍子もない言動が、でも、京都の学生とすると、凄くリアルに感じられるのですよね。

「こういう人、居た居た!!」
「居る、居る!!」

って、思ってしまう(笑)

彼らの、学生特有な、ワザと小難しい言葉や言い回しで会話するところも好き。
私も、ちょっと身に覚えがあるかも。学生の時は(^m^)笑

また、『四畳半神話大系』ファンなら、思わずニヤリとする世界観の繋がりを見せてくれるシーンも多々あって。

そこも、この作品世界の広がり感じられて、良かったのです。


春の木屋町や先斗町は、学生でいっぱい。そこから物語が始まり。
夏の下鴨神社。
そして、秋は学祭。

・・・と、登場人物たちの時間が、凄くキラキラと輝いていて。

なんだろうなぁ。

飲み会もそうだし、古本市での先輩の勝負もだし、はたまた、学祭のゲリラ演劇もそうなんだけど。

ある意味、無意義に見えるかもしれないことを謳歌する学生たちが凄く活き活きとしてて。
かつては、自分も、あんな感じだったのだろうなぁという懐かしさと羨ましさが混ざったような気持ちになって、ほんのり甘酸っぱい気持ちにもなりました。

映画で描かれている世界が、先輩や乙女やパンツ総番長達のいる世界が、凄く恋しかったです。

あんな風に、不毛な争いをしたり、無意義なことに全力を注いだりできるのは、学生の特権だろうなぁって。
良いなぁ。
私にも、あんな頃があったんだ・・・(^^;;

原作小説では、春夏秋冬、1年の物語なっていますが、映画では、一夜で京都の春夏秋冬の夜の世界を駆け巡る~という作りになっていて。
少し不思議な世界になっていましたが、そこが、また独特な雰囲気を醸し出していました。

もう、古都京都なら、こんな不思議な事がいろいろあっても、おかしくないじゃん?って思えちゃうような(笑)


色んな個性豊かな登場人物たちの思惑が、秋の学園祭で盛り上がって行き・・・そして、酷い風邪が猛威を振るう冬に、少しずつ、一つ一つ収束していくというのも良く出来ていたと思います。


そして。
ずーっと夜のシーンだったので、ラストのラスト。
朝を迎えた明るいシーンは、とても新鮮でした。

それと同時に、一抹の寂しさもあったのですよね。

祭りが終わってしまった・・・的な。
もう、お酒ではなくて、コーヒーの時間なんだなぁって。

とても不思議で長い長い冒険を終えて、乙女も先輩も、少し成長してしまったのかな?
そこが、ラストに感じる、ちょっとした寂しさではあるのですが。

でもでも。
彼らは、まだまだ学生。
きっと、これからも、無益で無意義なことに情熱を注ぐ機会はいっぱいあるのでは?と思えば、ニンマリしてしまいます。
まだまだ、学生生活を謳歌して欲しいなぁ。

京都が舞台ということで、自分の知ってる場所ばかりが登場するので、そういう点でも、わたし個人的には、めちゃめちゃ身近に感じられた作品でもありました。

格調高い語り口で描かれる、無益で無意義で不毛な学生生活の色々に共感できる人には、タマらない作品だと思います。

私にとっては、最高傑作でした\(^o^)/