懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 その21 京都市久多

2012年12月19日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 京都市左京区久多

久多は京都市といえども福井県に近い。
花背側から行くと細い峠道があり滋賀県側から入るにも道が狭く、釣り堀客やキャンプにくる車と交差が出来ず渋滞する。花背からの峠越えは手前にゲートがあり大雪や大雨時は道路閉鎖される。
久多は隠れ里である。周囲と隔絶された山間の盆地に100戸ばかりの民家が点在している。日本の茅葺民家のある隠れ里をいくかまとめたいと思っている。隠れ里ベスト50のように、久多は「隠れ里度」の高得点で候補に挙げたい。秘境とか隠れ里と言うと言葉を聞くと旅情をかき立てられる。鉄道マニアでは秘境駅は人気がある。温泉ファンには秘湯に人気がある。
余談だが熊本の秘湯黒川温泉は言いすぎた、国道脇にあり秘湯というより人人人、道路に切れ目のない人、言葉で言えばひと、ひとと秘湯に聞こえないわけではないが。

私の住むところから久多まで片道285km、高速道路が全線開通していなくて効率が悪いので一般道で日帰りしたらさすがに疲れた。同乗の家内に久多はさすがに遠い、くたくたになったとつまらぬダジャレを言ったら益々不機嫌な顔になった。