懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 南延岡駅C12型蒸気機関車

2013年04月11日 | 蒸気機関車
撮影場所 宮崎県延岡市 南延岡駅 1971年11月撮影

駅で停車のC12型蒸気機関車、機関士や機関助手はくつろいでいる。
入れ替え作業の昼休みにくつろいでいるのか、余り緊張感がない。
後ろに給水塔が見える、今もこんな蒸気機関車時代の遺物に人気がある。

C12型は入れ替えや日之影線を走行していた。
日之影線はそのあと高千穂まで延長された。最終的には熊本と延岡を結ぶ熊延線になる予定になる予定だった。
高千穂線は国鉄が民営化された後は第三セクターで運用されたが台風で橋が流出され最終的には廃線となった。

C12型蒸気機関車は小型のタンク車でデフレクター(除煙板)がついていなく私は好きだった。282両製造されたが戦争や日本の領土だった海外に渡ったものが70両以上いる。
この形式は梅小路蒸気機関車館には保存されていないが真岡鉄道などで走行されている。

蒸気機関車は5500両もいたが誰かがどこかで撮影しているものだ。
C1293号機で検索すると写真も出てくるしどこに所属していたか経歴を整理している人がいる。
何かを特定して写真を撮りためるのをコレクション写真をいうそうである。
蒸気機関車でいえば1000台、2000台と撮影しておく、若い頃に撮影したものを晩年になってそれを眺める.時代の移ろいを感じ撮影した頃を思い出すのは何とも懐かしく楽しい事か、今はパソコンという便利なものもあって整理することも人に見せる事も便利になった。
他人からすればくだらないものに見えるかもしれないが自分の心が喜べはそれでいい。
若い頃からそんな「楽しみの種蒔き」をすることをお勧めする。