懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 その45山形県川西町

2013年04月12日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 山形県川西町

川西町には四度足を運んだがまだ撮影しきれていない。 
川西町に最初行った時は夜行寝台で東京駅に行き東北新幹線で福島まで行きレンタカーを借りた。その後は私が歩けなくなり自家用車で行かざるを得なくなった。
どんなに遠くても車で行くことになった。
山形県の米沢方面には新潟県の荒川インターまで走り一般道で行った方が磐越道、東北道より早く着く、川西町ならば夕方に撮影することもできる。しかし光線が西に傾いているのでいい写真は期待できない。
荒川インターから米沢の国道は米坂線に並行して走る。遠い昔に蒸気機関車を追って撮影に来たが雪景色のなかだったので記憶に残っていない。
雪景色の中の風景は印象に残らないものだ。
茅葺も蒸気機関車も雪景色がいいと思い撮影するが建物の詳細や周りの風景が雪で消され後で見るとみんな同じように見え価値のない写真だなあと思う。

川西町は茅葺民家の本やネットに出ているので容易に情報を得られた。
土地が広いので民家が点々と存在し田園風景と茅葺民家がマッチした風景が残っている。
保存もされていなくていいい景観が残っているのは嬉しい。
茅葺民家は曲がり屋が多いが、それに増設した造りもありバラエティに富んでいる。
川西町の緯度は38度でソウルやリスボン、ワシントンと同じ位置のようだ。
標高は250メートルくらいである。水路脇に水芭蕉が自生していてイチゲの類やカタクリも目にする事が出来るのはさすがに東北である。
自宅の前で草刈りをしていた女性を撮影させてもらう。