スキージャンプの葛西選手が親子ほど歳の違う若い選手からレジェンドと尊敬されている。この時、レジェンドの言葉を初めて知った。
こんな名前の車は有った語句に関心もなかった。世の中にはいくら歳を取っても知らない言葉だらけ。
定年後、初めて知った言葉を一覧表に記録している。
10年間で1900語になった。しかし、何でもは登録しない、自分に関心のある言葉限定である。趣味や話のネタになる言葉だけ、オリンピックなどあるとルールや国名、エピソードなども知らない事だらけ。
会社に再雇用で勤めていた頃、新入の社員のために業界(職場)用語集について時間を見つけてまとめていた。会社を去る時に1500語くらいになっていた。イントラネットで情報の共有化がされていたので誰でも追加してもらうように願って去った。
定年後は家でぶらぶらしていると呆けるので一日一語を目標に用語集を作った。
後で見ると時代の変遷や事件災害が見える。
レジェンドも当然英語のスペルとともに登録した。
今回のオリンピックも体操の内村選手はレジェンドだと思った。
個人総合では最後の演技で大逆転となり採点に内村に甘いのではないかと記者から質問があった。私は採点については妥当と思う。内村も14点台の採点が二種目あり二位の選手は16点台をだし内村は厳しくなった。内村の採点は15点台は出していたと思う。
最後の鉄棒は素人が見ても明らかに内村の演技とは難易度で差があった。
今回の二位の選手は立派だった。いろいろ終って採点の不満をいうのに採点は正しいと言った。内村も年齢的にも今回の大会で限界を感じたのか今回の二位の選手を称えた。
内村の個人総合競技が終ると各国のコーチや選手、道具担当の人までが内村とハイタッチしていく。中国のコーチや選手が内村とタッチを交わすのを見て尊敬されているのだと思った。
イチローにしても3000本安打を打ってもはしゃぐこともせず淡々とスタンドに向けて挨拶をする。彼もまた伝説の人である。日本には矜持という言葉がある。イチローや内村のためにある言葉と思う。
張本氏が今日の番組でガッツポーズはこぶしを握り締めるだけにしろ。勝負には相手がいる。敗者への心使いも必要だ。柔道73kg級の大野は立派だった。金メダルを決めても表情も変えず会場を去った。大人だなあと思った。
ジジィになっても大人になれない自分とは大違い。
こんな若者が日本にいる事を誇りに思う。