懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,311 青森県鶴田町の民家 

2016年08月27日 | 日本茅葺紀行
鶴田町は弘前から五所川原に向かう途中にある。五所川原に隣接する。
岩木山を遠くに望み全く遮るもののない平野が続く。津軽平野の真中である。

鶴田町には俗に津軽富士見湖と呼ばれる大溜池がある。
江戸時代に灌漑用に作られた池だそうだ。
冬には白鳥、鴨などの冬鳥が飛来する。
ここから眺める岩木山は撮影スポットになっている。
池というのは人が人工で作ったもので湖沼は火山活動や土砂崩れや土石の堆積で堰き止めでできた自然のものに区別しているようだ

この池の周りにも茅葺民家があった。しかし、多くは県道や国道沿いだった。

「頭が鶴田浩二」という親父ギャクがある。鶴田浩二がはげているわけでないが禿げを比喩してこんなギャグができたのであろう。
青森県鶴田町にツル多ハゲます会というのがある。
全国のハゲ自慢が集まる大会があるそうだ。

この会を提案したのがナニコレ珍百景の絵日記でおなじみの竹浪正造さん、鶴田町に住まれている。昭和29年から2300冊も描き続けた漫画日記、あれを見て世の中にはすごい人がいるものだとおもった。生活の記録史である。番組からの応援もあり本が発行された。