懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

笑う人はボケない?

2018年07月01日 | 日記
笑いはボケ防止には必要だと言われている。
ボケ防止に笑いをと言う取り組みもある。

介護施設でもボケの進んでいる人はまず笑わない。挨拶でも微笑む事もない。しかも
突然怒る事もある。

男は余り笑わない吉本新喜劇も8割までが女性だそうだ。
漫才師も男が前に来て笑わないとやりにくいと言っていた。
女性が笑うのは社交辞令があるのかもしれない。
家内も息子も私のツマラナイギャグは全く笑わない。これだけ笑わなければギャグを言う気にもなれない。しかし、家内は近所の人のツマラナイギャグには笑うのである。

ボケ防止は笑いだけではないようだ。雑談好き、打ち込む趣味を持つ人も惚けていない。よく笑うのは性格もあり真面目一本の人はゲラゲラ笑わない、しかし、好奇心のある人は惚けない。
ボケも脳の萎縮などは病気だし笑いや趣味では本質改善にならない。

私のディサービスのテーブルは90歳超えの女性三人と80歳の男性だが男性は余り話さない。
90歳の女性三人はよく笑う。来た時の挨拶も微笑んで挨拶する。
微笑みはコミュニケーションであり他人との潤滑油であろう。
私はつまらない親父ギャグを言うが反応をして笑ってくれる、付き合いで笑ってくれるのだろう。
ギャグやお笑い川柳をすぐに反応するには脳の回転も必要だ。

その女性の息子も定年でリタイアしている人が多く私の親世代に近い
もう10年近く介護施設に通っていると年下の私が笑いのネタを探してくるようになった。ニュースや話題の中から笑いになる物を拾ってくる。
スタッフを含め皆をどう笑わせるのが介護施設へ行くのの目的になってきた。
笑わせようと思ったものは余り面白くない。
普通の雑談の中から笑いのネタを探しだす。いつも出たとこ勝負だ。

先日も話が弾んだ。雑談も漫才と同じで冗談をいわれたら冗談で返さないと笑い話にならない。スタッフの中に大阪出身の人がいる。ああいわれたらこう面白く言い返す常日頃からこんな会話遊びをやっているのだろう。
笑うだけでボケを防げるのなら大阪の人はボケが少ないという事になるがそんな単純な事でもない。

先日の話 美人薄命というがここにいる人は余り美人さんでなかったという事でしょうかと酷い事を言った。何年も付き合っているとこれ位の無礼は許される。
ワハハと笑った。一人が私など若い頃は倉敷小町といわれた。ひ弱そうで色白だったが医療の発達により結核で命を落さず90歳超えても厚かましくしぶとく生きていると笑った。

子供の頃 美人ハクメイは美人の人は腰巻だけで下着を履かない意味かと思ったと余計な事をまた言った。ハクメイ違いよ面白くいわないで
デパート白木屋の火災の話じゃああるまいし私が女学校の頃は戦時中で勤労奉仕ばかりで物はなかったが下着は履いていたよだって。


懐かしい物 路地をあるく

2018年07月01日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県倉敷市玉島

古い街並みで路地も撮っている。
路地の両側の家の壁がなまこ壁であったり板張りであったりでこんな時代には戻れない。
自分の住む岡山県だけでも回りカメラに収めたかった。

趣味はやるのなら完結するまでやらないと評価に価しない。
やり通しましたといえるまでやって完遂である。
なまこ壁や板張りは20年に一度は張替か手直しが必要である。
現在も残るとしたら二回は手直しをしている。
民家自体も老朽化して建て替えているか外壁も新建材てやり替えられている。
板や漆喰、瓦の天然素材の風景は落ち着いている子供の頃の記憶のままだ。


こんな路地を標準レンズだけで撮影した。35mmくらいの広角レンズがほしかった。
鉄道撮影は広角レンズはほとんど使わないので買わないままだった。