懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

私の昭和鉄道遺産 その75 倶知安機関区

2018年07月02日 | 私の昭和鉄道遺産
撮影場所 北海道 函館本線 倶知安機関区

二つ目の9600型蒸気機関車が停車している。

横の線路には無蓋車や車掌車が停車0している。
見られなくなった車両だ。
時代と共に風景は変化している。老朽化や近代化で設備はかわっていく。
街の風景も古い木造建築は消え新しく建て替え改装されていく。

写真は自分の行動記録でもある。この時代に生き北海道まで行き俱知安機関区に行かないと写真は残せない。
人生はそんな行動の積み重ねだ。
今の時代は写真.動.画音と手軽にデジタル化されパソコンやDVDに保存できる。
一度の人生を記録しようとライフログの取り組みについてNHKクローズアップ現代で取り上げられた事もある。本もでている。
旅行などに行った際は写真、スタンプやパンフレット、入場券などをクリアーファイルに収納していくだけでも自分の人生の記録ができる。

家内は55歳を超えて何を思ったかランニングを始めた。
毎年20回はランニングの大会にでるようになった。フルマラソンも時間内で走れるようになった。毎回の走行記録やゼッケン表彰状。賞品.写真をクリアーファイルに入れている。
主婦は家族のために尽くす事が多く何も生きた軌跡が残っていなかった。


私はいまからは始める気になれない。来年生きているかもわからないのによけいな事はしたくない。まだ未来のある人のやる事だろう。

それよりも自分の生きた過去の写真をもとに行動の記録を残すのが先だ。
人生は沢山の写真や思い出か残っていた方が動けなくなった時でも楽しい。