三木市郊外の茅葺民家、茅葺民家の家は農業をやっている。
今の時代だから働きに出ているが農地はあろう。
茅葺民家でも日本瓦の民家でも、こんな農家の民家が少なくなった。
全国どこに住んでも台風や豪雨のの被害に遭うと哀れなものだ。
高齢になり地震や台風で壊滅的な被害を受けると生きる希望も失うだろう。
堤防が決壊すると4メートルは浸水し平屋だと命も危ない。
千曲川の決壊した農村地域は農家の大きな日本家屋である。
小布施なども日本民家が多い。千曲川に沿った洪積地は砂地であろうか長芋畑がずっと続く。リンゴ畑も多い。
何故、千曲川のような大きな川の堤防が決壊したのか調べて見た。
千曲川は夏レタスで有名な川上村に端を発する。
川上村はレタス御殿の年商2000万円の農家が多く、冬は高冷地 で農作物が作れないので海外旅行に行くと言うのをテレビで何度も放送された。
小海線の野辺山も原流域だ。山梨、埼玉、群馬の2500メートルクラスの山に囲まれている。
千曲川沿いの台風19号による雨量を確認すると川上村130mmから150mm地域が多い。
菅平で300mmというのがあったが、長野市でも130mm位のものだ。
250mmを超えると災害もでるがこれ位の雨量で何故に決壊と疑問に思った。
考えられるのは雨量計のあるのは人の住む役場などの場所。標高1300m位まて
埼玉、群馬。東京の奥多摩などは600mmの記録的大雨が降っている。
当然、長野県側の2500mクラスの山には記録的な雨が降ったと思われる。
長野県は四方が高い山に囲まれているので、手前の山で雨は落とされ海に面した県より降水量はかなり、少ないと思う。高知や紀伊半島のように年に何度も大雨に降られるところではないと思う。平均で250mm降るのが50年に一度の確率ではないか。千曲川は新潟に入れば信濃川に名前が変る。曲がりくねってゆったり流れるし狭い部分もあるので滞留しやすいと思う。