断る勇気
歳を取っても交渉と判断は必要だ。
1.ワシはそんな難しい事は分からんと、答えれば悪い事を企む者は組みし易しと見て年寄りを食い物にする。これは禁句だ。
2.ワシは年金生活者だから金はないと言っても老人ホーム、介護施設やセールスは年寄の口癖くらいしか聞いていない。年寄はたんまり持っているのを知っている。二度や三度と断られても折れるようでは勧誘は勤まらん。
病院、老人ホーム、介護施設、リフーム業者、車や電化製品や衣服の購入、証券会社、銀行の投資勧誘、老人会や趣味クラブで交渉や判断がいる。車の事故や旅行の自然災害トラブルでも交渉や判断は必要だ。
病院や介護施設や老人ホームに入れば飛躍的によくなると思うのは幻想だ。
良くなるのは体力のある人だけだ。老化した人間にどれ程の向上が見込めるか。
老人を狙いにした施設は行ってみれば利用回数を増やせとか言ってくる。老人の介護を守ると言っても企業の収益が第一である。毎日顔を合わせて世話になっている人に断りにくいのが人情だ。老人は特に人情に弱い。
働く人もノルマ―が課せられ能力評価されていると思う。
利用する前にあなたはハッキリと断れますか、断れない人は自宅で不自由でも暮らした方がよいですよ。
要約すると
- 嫌われてもいい、いい老人ぶらない。断る時はハッキリ言う。
- 投資話は即答しない。四、五日考えてみる。ネットや知恵袋で調べてみる。
- 投資信託は暴落や安い時に買わないと儲からない。地球滅亡前でも勧誘にくるのが証券会社。
- 息子や知人に意見を聞いて見る。
- セールストークの上手い人は信用ならん
- 年寄りほど断る訓練が必要 安易に妥協しない訓練。勧誘の口説きを想定し反論する訓練を日常からする。
- 最期は喧嘩覚悟で断る。ケースによっては二度と顔も見たくない時もある。家に放火されるのだけは避けたい。
あと何年生きる? 憎まれ口を残して死ぬかもしれないが死んだら初期化される。
ただし、老人特有のすぐ切れる、文句を言わないと気かすまない人はいけない。時間が掛かったり、不手際でクレーマーになる人はいけない。寛容さを持たないといけない。