ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

アルコール依存症 その2

2005-12-01 02:50:24 | 健康・病気
退職しても、体調は優れず、昼間はゴロゴロし、夕方私が帰宅すると、一緒に食事を取り、その後、深夜まで飲酒する生活が始まった。
酔ってしまうと、勤め先の恨み言を言い出す。そして、毎晩のようにいたずら電話をするようになった。
「それは犯罪だ」といっても辞めず、文句を言う私に、「お前は、あいつ等のかたを持つのか」と怒り出す。

1年間そんな生活が続く。
付き合っていたときも、仕事をしない時期があったが、ここまで長くなるとは思わなかった。
ゴロゴロしていてもしかたないので、夕飯を作ってもらうことにした。
夫婦逆の生活もありでしょ。と気軽に考えていた。

再び、体調の不調を訴え入院。
入院中の、担当の医師がいない日、とうとうアルコールの禁断症状が出た。
部屋の中で、布団に火をつけようとしたり、部屋から飛び出そうとしたり、もちろん点滴も抜いてしまった。
早朝、自宅に電話がかかり、つれて帰るように言われる。
自宅に戻ると、すぐに飲酒する。
「小さい虫が見える」と幻覚を訴えた。

しかし、主人は「自分はアルコール依存症ではない」という。
主人の父も、お酒が好きな人で、毎晩晩酌をする。あまり酒癖がいい人ではなかった。
もちろん仕事が休みの日は、昼間から飲んでいた。
そんな、大嫌いな父親がアルコール依存症ではないのに、自分がアルコール依存症になるわけがない。と思っていたからだ。

主人の暴力がひどくなったので、私は実家に帰った。
今度は、実家に時間などかまわず電話を掛けてくる。
主人の両親が、主人を説得し、精神科の病院に通うことにした。
「お前がいないと治らない」と言われ、主人のもとに帰った。1994年6月、主人26歳


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