明日は出勤日・・・あれ?
体重 49.5kg
体脂肪率 26.4%
BMI 20.6
よく寝た。
早朝に起きて、パール富士を取る予定だったが、全く起きなかった。
よっぽど疲れていたようだ。
おまけに、今日が何日かすっかりわからなくなっている。
今朝は富士山がよく出ている。
それなら出かけなくちゃ。
本日もリュックを背負って出かける。
駐車場に到着したのは6時30分。
市内だから移動は早い。
しかし、駐車場にはすでに車が何台もいた。
目の前には大きな富士山。
今日は、数年前から行きたかった「越前岳」に登る。
先日買った本。
と裾野市観光マップを持っての登山である。
越前岳は愛鷹山のひとつ。
愛鷹山は北から黒岳、越前岳、呼子岳、鋸岳、位牌岳、袴腰岳、愛鷹山と連なる山全部をさす。
そのかで一番高い1504mの山。
駐車場から10分も歩くと、展望台に到着。
しかし、ここまでの木の階段がきつい。
今年の富士登山に不安を感じる。

天気が良くて、良い眺め。
先日までの雨で、桜の花が散ったのか、ところどころ、ピンクの道になっていた。

上に登っていくと、まだ咲いている桜もある。

パンフレットにものっているのでもっと分かりやすい道かと思えば、あまり標識もなく、道も自然のままな場所が多い。
時々、どこを歩けばいいのか分からなくなってしまう。
歩くのが遅い私。
後ろの人に道を開けて、ついていこうとするが、あっという間に見えなくなってしまう。
登山者はあまりいない。
すでに下山してくる人ともすれ違う。
やっと頂上に到着。
富士登山の練習にはよい場所だったかも。

ここは、富士山が下まで見えず、あれ?という感じ。
ところが、後ろを振り向くと

駿河湾がよく見える。
そういえば、地元の少年野球のメンバーは毎年ここで初日の出を見るのが行事となっていた。

こちらが伊豆半島側。よく見える。
次から次と人が登って来た。
みなさん、お弁当を食べだす。時間は9時。
朝食は車の中でドーナツパンをひとつ。
あまりお腹は空いていなかったけど、つられておにぎりをひとつ食べた。
みなさんはこのまま下山するらしい。
私は、もっときれいな富士山を見たいので、降りるルートを別ルートに決めていた。
私が来たかった場所「富士見台」である。

ここは昭和13年に発行された50銭紙幣になったモデルの場所。
富士山写真家の岡田紅陽さんが写真を撮っている。
この方は千円札の富士山(本栖湖)も撮影している。
同じ市内にこんな場所があることを、誇りに思う。
良いところに生まれた。
登山の下りも楽じゃない。
途中ですれ違った方に聞かれた「これからどちらに」
「十里木から越前岳に登ったので、このまま須山に降りようと思います。ただ車がね・・・。」
「ヒッチハイクでもします?」
「県道を歩いても2時間あれば駐車場につくでしょ」
地元の強みである。地理感はあるのだから。

富士山を横目に見ながら歩く。
私は下っているが、登ってくる方が増えてきた。
ご夫婦、家族、ご年配の方の集団、男性ひとりの方。

ここまでくればあと少し。
ご年配の女性の方たちに会った。
「越前岳まであと2.5kmもう少しね」
いやいや、もう少しじゃありませんから。
普通の道の感覚なら40分程度だが、私でさえ、すでに1時間半近く歩いている。
せっかく来たのだから。黒岳に登る。
さっきまで下りはつらいと言っていたが、やっぱり登りはつらい。
開けた場所に出た。
看板が朽ちているが、ここが頂上であろう。
ベンチに座って、富士山を見ながらお昼を食べた。
時間は11時。

下には、富士サファリパークが見える。
繁盛しているようだ。
帰りに渋滞に巻き込まれなければよいが・・・

日焼け止めも塗り直し、少しゆっくりしてから出発した。
後ろを振り返り、見つけた看板に「←山頂」の表示。
ここは山頂ではないの?
矢印の方に少し歩いたが、先が下り坂になっていたので、もと来た道を下山することにした。
あとでわかったところだが、ここは富士山展望所であり、黒岳の頂上はその先だった。
黒岳の山頂も撮影スポットだったので、ちょっと残念である。
標識をもう少し直してくれないかな。
これは、裾野市の観光協会に言えばいいのか。
もうひとつ、パンフレットにハイキングコースとあったが、標識がないから、道がよくわからず、初心者の簡単なハイキング気分では無理だと思う。
駐車場までの道。
途中に山小屋がある。といっても無人。
緊急の避難場所になっている。
もっと楽な道かと思えばここもかなり大変。
途中に「落石注意」の標識。
沢を横切っているのだ。
駐車場の近くで、小学生の子供と、4歳くらいの子供を連れた親子に遭遇した。
みんなリュックを背負っているが、途中まで進んだがあきらめて戻っているようだった。
確かに、その子を連れてでは大変である。
駐車場に出た、時間は12時30分。
ここから道に出て帰るか、それともまた山道を歩いて帰るか。
ずいぶん悩んだ。
今日はそんなに歩くつもりがなかったから、お水をたくさん持ってきていない。
それから、飴を忘れた。
いつもは、塩分補給用の飴を持っているのだが、今日はない。
あと、クマよけ用の鈴も忘れた。
ひとり登山でこれだけ忘れものがあると不安もある。
悩んだが、再び登山を続けることに。
今度はさっきより危険な道を通るようだ。

途中で川を横切った。

まだこれは序の口。
途中で大杉を見た。

この辺にしか自生していない「アシタカツツジ」。
昔、我が家にもあった。

割石峠まで2時間30分。
予定では3時30分到着だが、枯れ沢を何度も横切り、登山道を登る。
カメラをリックにしまい、両手を使って登る。
道も分からないから、ペイントやテープまたは登山者たちの石積みを見逃さないように歩く。
降りてきた登山者みんなが、「この道は大変だ」という。
しかし、ここでくたばっても、誰も助けてくれない。
それどころか、発見されないかもしれない。
自分だけが頼り。
最後は本当の枯れ沢のぼり。
時々水の音がする。

水が湧き出しているのだ。
水は澄んでいて冷たい。
うがいをして、顔を洗ってまた歩き出す。
予定時刻よりちょっと早く割石峠に着いた。
しかし、ここがゴールではない。
県道を歩けばよかったと少し思う。
呼子岳(1310m)の頂上でおにぎりを食べる。
さっきからお腹がなっていた。

時間は3時20分ゆっくりしている場合ではない。
お腹は空いていたのに、おにぎりがのどを通らない。
無理やりに押し込んで出発。

富士山の手前にある山が越前岳。
つまり、また山登りをするのだ。
と思ったら、下っていく。
一度下にさがってから、登り直すのだ。
もう、いい加減足が動かない。
しかし、誰ともすれ違わないし、後ろから抜かれることもない。
時間が時間であるから仕方ないのだが。
とにかく前に。
手で足を持ち上げて、段を登っていく。
何度も、やめればよかったと思う。

約7時間ぶりに戻ってきた。
だれもいないかと思えば、若いカップルが1組。
何だか安心した。
安心したらお腹がすいたので、ウインダーゼリーでチャージ。
私の山登りには必需品。
一口で終了。
お腹が空いていたというより、のどが渇いていたようだ。
ここから下山するのに2時間近くかかる。
日は長くなったといえ、早めに下山した方がよい。
4時30分下山開始。
やっぱり、登りより下る方が楽である。
今日1日見えていた富士山も、霞がかかりだしている。

6時無事に下山した。
約12時間山を徘徊した。疲れた。
この後温泉に入るのが一番だが、GW中は混んでいるので、帰宅する。
予想通り、十里木の交差点は大渋滞。
昔では考えられなかったことだ。
渋滞を抜けると、スーパームーンが空に登っていた。
月をゆっくり見ながら帰れるルートを選択し、帰宅。
お風呂に入って、禁断のビールを飲む。
「ダイエット」何のことでしょう?
明日は天気次第。
お疲れ休みもしなくちゃ、もう仕事が始まる。
体重 49.5kg
体脂肪率 26.4%
BMI 20.6
よく寝た。
早朝に起きて、パール富士を取る予定だったが、全く起きなかった。
よっぽど疲れていたようだ。
おまけに、今日が何日かすっかりわからなくなっている。
今朝は富士山がよく出ている。
それなら出かけなくちゃ。
本日もリュックを背負って出かける。
駐車場に到着したのは6時30分。
市内だから移動は早い。
しかし、駐車場にはすでに車が何台もいた。
目の前には大きな富士山。
今日は、数年前から行きたかった「越前岳」に登る。
先日買った本。
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と裾野市観光マップを持っての登山である。
越前岳は愛鷹山のひとつ。
愛鷹山は北から黒岳、越前岳、呼子岳、鋸岳、位牌岳、袴腰岳、愛鷹山と連なる山全部をさす。
そのかで一番高い1504mの山。
駐車場から10分も歩くと、展望台に到着。
しかし、ここまでの木の階段がきつい。
今年の富士登山に不安を感じる。

天気が良くて、良い眺め。
先日までの雨で、桜の花が散ったのか、ところどころ、ピンクの道になっていた。

上に登っていくと、まだ咲いている桜もある。

パンフレットにものっているのでもっと分かりやすい道かと思えば、あまり標識もなく、道も自然のままな場所が多い。
時々、どこを歩けばいいのか分からなくなってしまう。
歩くのが遅い私。
後ろの人に道を開けて、ついていこうとするが、あっという間に見えなくなってしまう。
登山者はあまりいない。
すでに下山してくる人ともすれ違う。
やっと頂上に到着。
富士登山の練習にはよい場所だったかも。

ここは、富士山が下まで見えず、あれ?という感じ。
ところが、後ろを振り向くと

駿河湾がよく見える。
そういえば、地元の少年野球のメンバーは毎年ここで初日の出を見るのが行事となっていた。

こちらが伊豆半島側。よく見える。
次から次と人が登って来た。
みなさん、お弁当を食べだす。時間は9時。
朝食は車の中でドーナツパンをひとつ。
あまりお腹は空いていなかったけど、つられておにぎりをひとつ食べた。
みなさんはこのまま下山するらしい。
私は、もっときれいな富士山を見たいので、降りるルートを別ルートに決めていた。
私が来たかった場所「富士見台」である。

ここは昭和13年に発行された50銭紙幣になったモデルの場所。
富士山写真家の岡田紅陽さんが写真を撮っている。
この方は千円札の富士山(本栖湖)も撮影している。
同じ市内にこんな場所があることを、誇りに思う。
良いところに生まれた。
登山の下りも楽じゃない。
途中ですれ違った方に聞かれた「これからどちらに」
「十里木から越前岳に登ったので、このまま須山に降りようと思います。ただ車がね・・・。」
「ヒッチハイクでもします?」
「県道を歩いても2時間あれば駐車場につくでしょ」
地元の強みである。地理感はあるのだから。

富士山を横目に見ながら歩く。
私は下っているが、登ってくる方が増えてきた。
ご夫婦、家族、ご年配の方の集団、男性ひとりの方。

ここまでくればあと少し。
ご年配の女性の方たちに会った。
「越前岳まであと2.5kmもう少しね」
いやいや、もう少しじゃありませんから。
普通の道の感覚なら40分程度だが、私でさえ、すでに1時間半近く歩いている。
せっかく来たのだから。黒岳に登る。
さっきまで下りはつらいと言っていたが、やっぱり登りはつらい。
開けた場所に出た。
看板が朽ちているが、ここが頂上であろう。
ベンチに座って、富士山を見ながらお昼を食べた。
時間は11時。

下には、富士サファリパークが見える。
繁盛しているようだ。
帰りに渋滞に巻き込まれなければよいが・・・

日焼け止めも塗り直し、少しゆっくりしてから出発した。
後ろを振り返り、見つけた看板に「←山頂」の表示。
ここは山頂ではないの?
矢印の方に少し歩いたが、先が下り坂になっていたので、もと来た道を下山することにした。
あとでわかったところだが、ここは富士山展望所であり、黒岳の頂上はその先だった。
黒岳の山頂も撮影スポットだったので、ちょっと残念である。
標識をもう少し直してくれないかな。
これは、裾野市の観光協会に言えばいいのか。
もうひとつ、パンフレットにハイキングコースとあったが、標識がないから、道がよくわからず、初心者の簡単なハイキング気分では無理だと思う。
駐車場までの道。
途中に山小屋がある。といっても無人。
緊急の避難場所になっている。
もっと楽な道かと思えばここもかなり大変。
途中に「落石注意」の標識。
沢を横切っているのだ。
駐車場の近くで、小学生の子供と、4歳くらいの子供を連れた親子に遭遇した。
みんなリュックを背負っているが、途中まで進んだがあきらめて戻っているようだった。
確かに、その子を連れてでは大変である。
駐車場に出た、時間は12時30分。
ここから道に出て帰るか、それともまた山道を歩いて帰るか。
ずいぶん悩んだ。
今日はそんなに歩くつもりがなかったから、お水をたくさん持ってきていない。
それから、飴を忘れた。
いつもは、塩分補給用の飴を持っているのだが、今日はない。
あと、クマよけ用の鈴も忘れた。
ひとり登山でこれだけ忘れものがあると不安もある。
悩んだが、再び登山を続けることに。
今度はさっきより危険な道を通るようだ。

途中で川を横切った。

まだこれは序の口。
途中で大杉を見た。

この辺にしか自生していない「アシタカツツジ」。
昔、我が家にもあった。

割石峠まで2時間30分。
予定では3時30分到着だが、枯れ沢を何度も横切り、登山道を登る。
カメラをリックにしまい、両手を使って登る。
道も分からないから、ペイントやテープまたは登山者たちの石積みを見逃さないように歩く。
降りてきた登山者みんなが、「この道は大変だ」という。
しかし、ここでくたばっても、誰も助けてくれない。
それどころか、発見されないかもしれない。
自分だけが頼り。
最後は本当の枯れ沢のぼり。
時々水の音がする。

水が湧き出しているのだ。
水は澄んでいて冷たい。
うがいをして、顔を洗ってまた歩き出す。
予定時刻よりちょっと早く割石峠に着いた。
しかし、ここがゴールではない。
県道を歩けばよかったと少し思う。
呼子岳(1310m)の頂上でおにぎりを食べる。
さっきからお腹がなっていた。

時間は3時20分ゆっくりしている場合ではない。
お腹は空いていたのに、おにぎりがのどを通らない。
無理やりに押し込んで出発。

富士山の手前にある山が越前岳。
つまり、また山登りをするのだ。
と思ったら、下っていく。
一度下にさがってから、登り直すのだ。
もう、いい加減足が動かない。
しかし、誰ともすれ違わないし、後ろから抜かれることもない。
時間が時間であるから仕方ないのだが。
とにかく前に。
手で足を持ち上げて、段を登っていく。
何度も、やめればよかったと思う。

約7時間ぶりに戻ってきた。
だれもいないかと思えば、若いカップルが1組。
何だか安心した。
安心したらお腹がすいたので、ウインダーゼリーでチャージ。
私の山登りには必需品。
一口で終了。
お腹が空いていたというより、のどが渇いていたようだ。
ここから下山するのに2時間近くかかる。
日は長くなったといえ、早めに下山した方がよい。
4時30分下山開始。
やっぱり、登りより下る方が楽である。
今日1日見えていた富士山も、霞がかかりだしている。

6時無事に下山した。
約12時間山を徘徊した。疲れた。
この後温泉に入るのが一番だが、GW中は混んでいるので、帰宅する。
予想通り、十里木の交差点は大渋滞。
昔では考えられなかったことだ。
渋滞を抜けると、スーパームーンが空に登っていた。
月をゆっくり見ながら帰れるルートを選択し、帰宅。
お風呂に入って、禁断のビールを飲む。
「ダイエット」何のことでしょう?
明日は天気次第。
お疲れ休みもしなくちゃ、もう仕事が始まる。