ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

人生それぞれ

2013-07-10 22:52:17 | 日記・エッセイ・コラム
先日、10年ぶりくらいに高校時代の同級生に会った。
高校時代は4人で毎日お弁当を食べていた。
今回はその時の3人で集まった。

高校生の時は、それぞれが沢山の夢を持って、夢に向かっていた。
最初に脱落したのは私。
せっかく理数系のクラスに入ったのに、進学をあきらめて就職希望に変更した。

別の友人は、家の家業を継ぐために看護婦の道をあきらめた。
別の友人は、手術をするために1年浪人をすることにした。
別の友人は、大学に落ちて看護婦の道をあきらめ、和裁の専門学校に進んだ。

それぞれがそれぞれの道に進み、結婚して子供を作り育てた。

高校を卒業してから30年。
こんなことがあったのよ。っと話は尽きない。

でも、私は一言も話せなかった。
なぜなら、「こんなことがあったのよ」のほとんどが子供のことだったから。
こういうときは辛いのよね。
産んだことも、育てたこともないから、ついていけない。

そんな中で出た話。
「生理まだある?」
えっ。
「私もうないわよ」と言った彼女は子供を3人産んで、すでに3人の孫がいる。
「私はもう不定期」と言った彼女は成人した子供が二人いる。
私は・・・薬飲んでいるからわからない。
「老眼は?」
「きている、きている」
「私は全然」

人それぞれである。




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