ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

腰切塚

2013-07-15 23:12:45 | 山歩き
富士山にはたくさんの側火山があるが、水ヶ塚公園の横にも「腰切塚」がある。

側火山(そっかざん)とは、大きな火山体をもつ火山において、山頂火口(中心火口)以外の山腹や山麓で噴火が起きた場合につくられる小火山のこと。(静岡大学防災総合センターHPより)

確かに、富士山の地図を見るとたくさんのこんもりとした山がある。
宝永山もそのひとつである。

先日、腰切塚の展望台にいると、15名ほどのツアーの方がやってきた。
ツアーを先導している「先生」と呼ばれていた方のお話に耳を傾けた。
「富士山には多くの側火山があります。富士山の横に見える二つの山二ツ塚もそうです。そして、この腰切塚もそうです。噴火して出来た山ですから、火口もあります。腰切塚の火口も綺麗に保存されているはずです。」
えっ。腰切塚が側火山だとは知っていたが、噴火口があるのは知らない。

富士山を見ながらお弁当を食べた後、この噴火口を探すことにした。
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展望台の入口に散策路の地図があった。
火口と言うのだから、標高は低くなっているはず、と言うことはここですか。
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お鉢巡りのコースから、外周に出る道の反対側。
それならと、お鉢周りのコースを進む。
分かれ道が見える、その手前に標識はないけもの道が・・・。
これを行ったらあるのか?
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ありました窪地。
ここが噴火口でしょう。
ふっと横を見ると、しっかり看板が。
この看板が見えるところからも来ることが出来るはず。と火口に降りて横断。
そこで、嫌なもの見ちゃいました。
白い鳥の羽がたくさん抜けていました。
そして、その横に小動物の頭蓋骨。
小動物と言っても、中型犬ぐらいのサイズ。
ここで何があったのでしょうか。

反対側にもけもの道があり、看板をしっかり撮影出来ました。
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そのまま道を進むと、先ほどの展望台の横に。
標識も無く、誰も行かないので道もけもの道になっていますが、この看板。
何のために設置されているのでしょうか。
富士山の不思議です。





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富士山須山口登山歩道

2013-07-15 00:59:30 | 山歩き
今日は富士山須山口登山歩道の下側を歩いてきました。

先週、須山の浅間さんでルートを聞いた時、富士山資料館から水ケ塚公園まで歩くのがよい。と言われたので今日はそのルートにチャレンジしてきました。

まずは、須山口の浅間神社に安全祈願。
ちょうど氏子さん達が神社の清掃をしていました。

予定では6時スタートだったのですが、お弁当を忘れるなどのハプニングがあり、スタートは7時30分でした。
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今日は富士山も良く見えていますが、この時雨がぱらついていました。
夏のぎらぎら太陽よりはこのくらいの天気の方が歩きやすいです。
この遊歩道は以前も歩いていますがここから先が未知の場所です。
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なんとなく、富士山に向かって歩いているので、ずっと富士山が見えるような気がしますが、実は森林の中を歩くのでまったく富士山が見えません。
そういえば、富士吉田の浅間さんから5合目まで歩いた時も見えなかったですね。

一度車道に出ます。
ここから富士山が見えました。近いですね。
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ここは、昔の料金所です。
この横に、市営のキャンプ場があります。
10代のころは夏に良くきていました。

再び森林の中に入ります。
最初の目標物の「弁当場水源地」です。
ここまでの所要時間40分。
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ものすごい量のポリタンクを持ったおじさま二人が水を汲んでいました。
富士山は、水はけのよい溶岩流や砂礫層のため、山の中に川や湧水地がありません。
ここは貴重な湧水地であり、源頼朝が富士の巻狩りをしたときに将兵の幕営地で炊事万端の基地であったため、ここを「弁当場」と呼んだそうです。
ここには水神宮があり、先日購入した古地図にも載っていました。
昔は、ここが馬返しとなっていたようです。
下山時は誰もいなかったので、水を触ったらとっても冷たくて気持ちよかったです。
水が流れていく音が、水琴窟のように聞こえとても気持ちが癒やされる場所でした。

今日はたくさんの種類の蝶に出会いました。
彼らは必ず私の前を飛んで、まるで道案内をしてくれるかのようで、心強かったです。
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次の目標物の「フジバラ平」です。
ここまでの所要時間90分。
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なんで「フジバラ」なのだろう。
ここは「フジイバラ」の群生地。
私の母校の中学はこのフジイバラが校章なのです。
もちろん校歌にも「フジイバラ」が出てきて、親しみのある植物なのです。
目の前には水がほとんどない貯水池。
「ぐりんぱ」のものらしいのです。

途中にはこんなところも。
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この辺から少し辛くなってきます。
おかげで、木の陰から富士山が見えた時「富士山だ」と声を出してしまいました。
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実はこの横は、ゴルフ場なのです。
バンディの9番ホール。
おかげで道にはOBしたゴルフボールがたくさん落ちています。
行きになかった新品ボールが、帰りには道の真ん中にありました。
当たったら痛いでしょうね。
誰がつくったのか、こんな道しるべが。
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そして次の目標物「水ケ塚水源地」です。
ここまでの所要時間150分。
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朽ち果てたポンプ小屋がありました。
ここには何か建物があったようで、石垣が残っていました。
ゴールはもうすぐ。

見慣れた車道に出ます。
目の前には大きな富士山。
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ここから200mでゴールの水ケ塚公園です。
このまま「須山口登山道」から頂上へとも思ったのですが、しっかりチェーンがはってあります。
ちなみに、ここからが1合目です。
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そしてゴールの水ヶ塚公園です。
所要時間は170分
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現在富士山はマイカー規制をしているため、富士宮口を目指す人の駐車場となっています。
登山客ばかりでなく、観光できている方もいます。

ここに来たら、腰切塚の展望台で富士山撮影が私の定番。
いつも迷子になってしまうのですが、道案内が整備されていたため、今日は迷わずに行けました。
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雲が出て来たので、ここで昼食を取り、12時には下山を開始。
14時40分には駐車場につきました。

その後、再び須山の浅間さんに行くと、ちょうど拝殿を閉めるところで、宮司さんが拝殿にあげてくれました。
おかげで本殿を見ることが出来ました。
本殿も塗り替えをしたそうで、とても素晴らしいものでした。

で、宮司さんに質問。
「昔から鳥居の前は川だったのですか?」
「昔は橋がなくて、反対側も壁ではなかったのです。ここは空沢なので、歩いて渡っていました。でも、雨が降ると濁流が流れるから、以前御神輿を出すのに丸太を渡したことがありました」と説明してくれました。

今日の神社も、次から次へとご参拝の方がいらっしゃって賑わっていました。

残すは、神社から富士山資料館までの道。
今度挑戦します。


















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