７年後のオリンピック

前回の東京オリンピックは１９６４年。
私の生まれる１年前である。
終戦から１９年。
日本が大きく成長をしている時であった。

そして７年後の２０２０年。
再びオリンピックは東京で開催される。
世の中は、いろいろな人の思いが渦巻いている。
すでに株で大儲けをした人もいるようである。

しかし、７年とはずいぶん先の話である。
種目によっても異なるが、今の現役選手がそのまま現役で残るのはなかなか難しい。
７年あれば、新たな人材が育ってくる時間が十分ある。
親の希望で運動を始める子供たちも増えてくるのではないだろうか。
種目はオリンピック種目。

それから、語学の勉強も強化されるのだろう。
多くの外国人がやってくる。
ふれあう機会も増え、ボランティアをするためには必要になってくるかもしれない。
ビジネスチャンスを狙っている人には必須であろう。

しかし、その前にやらなくてはいけないことがある。
災害からの復興と原発問事故の収束である。
７年後に「原発が危険だからオリンピックをボイコットします」という国が現れないよう、早急の対応が必要になるだろう。

さて、２０２０年。
私は５５歳になっている。
まだ現役で仕事をしているのだろう。
そして相変わらずひとりで「オリンピック見に行こうかな」と悩んでいるのだろう。
７年。そう思うとすぐにやってくる気がする。