ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

21 船津胎内樹型(ふなつたいないじゅけい)

2013-09-15 12:22:30 | ジモトリップ
船津胎内樹型(山梨県)

富士山の周辺には多くの溶岩樹形があるが、船津胎内樹型もその一つ。
約1000年前の剣丸尾溶岩流によってつくられたものである。
無戸室浅間神社(むつむろせんげんじんじゃ)にある。
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賽銭箱の裏に入口は開かれている。
拝観料200円は、隣のフィールドセンターで支払う。
ご朱印やお守りも対応する方がいなければ、フィールドセンターへ。
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溶岩樹型とは、溶岩流によって木が包み込まれ、溶岩がかたまり、中の木が焼失しできた空洞である。
世界的に大変珍しく、日本では富士山麓や浅間山付近で発見されている。
ここ、船津胎内樹型は5本の木が組み合わさり、総延長約70mの複合型溶岩樹型となっている。

賽銭箱の裏から中に入り、左に折れると、父の胎内に向かうルートと、母の胎内に向かうルートに分かれる。
母の胎内まで約20m。
アヒル歩きをしないと前に進めない。
私は、大きめのウエストバッグをつけていたが、お尻をあげると天井についてしまった。
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狭い入口の岩を抜けると、大人が3人ほど立つことが出来る、母の胎内に到着。
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古事記ではこの地が木花咲耶姫命が出産した場所であると伝えられ、安産、子授けのご利益があると言われている。

再び同じ道を本ルートへ戻り、父の胎内から外へ出る。
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生物学的には、父の胎内から母の胎内を通り、外へ出るのが正しいと思うのだが・・・。

樹型の壁もたいへん変化に富んでいて、こちらも地学的にはとても貴重なものとなるようだ。
溶岩が見える感じもする。
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ここは、江戸時代から胎内巡りの洞穴として多くの富士講信者が訪れた場所であり、信仰の場として今回の構成資産に登録をされている。

翌日、腿の筋肉痛になったことを付け加えておく。









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