ひとり気ままに

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【本】 湧水~富士山に消える24億トンの水の行方~

2013-10-17 22:22:58 | 本と雑誌
しずおかの文化新書7 シリーズ富士山 湧水~富士山に消える24億トンの水の行方~ (しずおかの文化新書 7 シリーズ富士山)しずおかの文化新書7 シリーズ富士山 湧水~富士山に消える24億トンの水の行方~ (しずおかの文化新書 7 シリーズ富士山)
価格:¥ 500(税込)
発売日:2012-02-23


今年は幻の滝を見に富士山に行きました。
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とても感動したのです。
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富士山には川はないのですが、あるシーズン雪が溶けて川となるのです。
そして、大きな川ではなくて、ちょろちょろ流れている水を追うと、突然流れが消えるのです。
その水は、土の中にしみ込むのです。

しみ込んだ水は富士山から流れ、富士山麓に湧水として湧きでます。
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たとえば、富士宮の浅間神社にある湧玉池

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白糸の滝

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小浜池

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こんな感じでワキマから湧いてきます。
(これは、須走浅間神社)

この湧水の話が書かれています。
第1章では水資源について、沢山のデーターから語られています。
第2章では湧水の恵みについて農業や漁業について語られています。

農業や漁業については、今では行われていないことが書かれていました。
特に、富士五湖の魚たちの生態が変わったことは知っていましたが、思いもかけないものが以前は生息し、それによって生計を立てていた人がいたことには驚きました。

富士山の湧水は1年中温度変化がない水です。
なにか新たな産業を産むことができないかと考えます。






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