女子力は誰のために

私の職場は９割が女性。
それもほとんどの方が３０代後半。

独身者もいれば、奥さまやお母さんも。
みんな元気で働きものである。

女性が多い職場は怖いと思うらしく、違う部署から移動してきた人は、びくびくしながら移動してきます。
ところが、噂とは全くいい加減なもので、すぐにこの雰囲気に溶け込んでいきます。

仕事柄、理系の女性が多いのであまり細かいことにこだわらなく、さばさばしているからなのでしょうか。
ただしプラスもあればマイナスもあります。

細かいことにこだわらないし、効率的に物事を進めようとすると「女子力」が落ちていることに気がつきました。
これではいけないと、ただいま「女子力」アップを目指しています。

そんな彼女たちを見ながら、私は問いかけました。
「この職場で女子力をアップさせて誰に見せるの？」
答えはありませんでした。

女子力アップは男性へのアピールではないのです。
一番気になるのは周りの女性なのです。

まあ、この職場をまとめている私が一番女子力がなく、前の上司からは「ミケさんは男だから」と言われるほど。
今更、女子力をつけようとは思いませんが、さすがに男だからからは卒業したいなと・・・

離婚する前までは、腰までの金髪ストレートでした。
主人のお気に入りの髪型でずっと過ごしていました。
主人が他界して、その髪を切りました。
年が明ければ１２年が経ちます。
そろそろ、髪を伸ばそうかと思案中。
これで女性だと言ってもらえるといいのだけれど。