ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

善光寺ご案内

2021-05-18 01:35:08 | 日記・エッセイ・コラム

2021年4月17日(土)

 

以前の職場の同僚が遊びに来た。

ストレス溜まっているのだろう。

我が家に泊めて観光案内ができればいいのだが、狭い1Rでの二人暮らし。

私のストレスも溜まっているので、今回は温泉に行くことにした。

 

同僚はお昼前に長野駅に到着。

今の職場の同僚に教えて貰ったお蕎麦屋さんの「元屋」さんで昼食。

昼食後は善光寺の中をご案内。

本堂では法要が行われていた。

「いい、ドラの音が鳴ったら、龍の幕が上がるからね、その向こうに前立ちご本尊がいらっしゃるからよく拝んでね」

すぐにドラの音がなり幕が開く。タイミングいいな。

 

本堂で1000円の共通券を購入。

まずはお戒壇巡り。

真っ暗だったお戒壇の足元にライトが置いてあり、鍵の位置もよくわかるようになっていた。

次は善光寺資料館。

ここはいつも寒い。

次は経蔵。

ここで八角の輪蔵を回す。これで「一切経」を全て読んだことと同じ功徳が得られる。

最後に山門の2階へ。

天気がパッとせず、長野の山々を見ることはできなかった。

 

大勧進の護摩堂でお不動さんにご挨拶。

「このお不動さんが私を長野に呼び寄せたと思う」

大本願でひとにぎり地蔵を同僚にプレゼントした。

「私は残業しながらよく握っていたよ。『落ち着け、落ち着け』って」

 

雨も上がってきたので駅まで歩いた。

途中で私の大好きな「つるや」の酒饅頭を買う。

「冬の寒い時にね、ここでホカホカの酒饅頭買って食べるのが好き」

今はコロナで食べ歩きができないのが残念。

 

同居人さんの運転で小布施へ。

途中で桃の花がさいていた。

「桃の花って可愛いですね」

小布施で見てもらいたかったのが岩松院の天井絵。

北斎が書いた八方睨み鳳凰図である。

北斎は90歳で他界したが、この鳳凰図は88歳から89歳にかけての作品らしい。

1度も塗り替えをしていないのに、今でも美しく力強い。

手塚治虫の「火の鳥」の鳳凰とダブル。

鳳凰を見ているとパワーが湧いてくる。

だから、見てもらいたかった。

 

車で本日の宿泊地「渋温泉」に向かった。

先日行った「地獄谷野猿公園」の近く。

昔からの温泉街。狭い道の両脇に温泉宿やお土産物店が並ぶ。

本日のお宿は「炭乃湯」

美人のおかみさんだけでなく、従業員さん皆さんが丁寧いで親切だった。

 

内風呂に入ってから夕食を頂く。

地元食材をたくさん使っている。

佐久鯉のたたきは初めて食べる。

鯉って泥臭いイメージがあるが、全く臭くなくコリコリして美味しい。

最後に出た「竹炭麺」麺を竹炭入り鰹だし汁で食べる。

少し驚いたが、美味しかった。

 

夕食でお腹いっぱいになった。

今回の旅行のお楽しみはこれから。

外は雨のようであるが、外に出かけた。

千と千尋の神隠しに出てきそうな金具屋さん。

ここにも泊まってみたい。

 

 

 

 

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