2021年4月17日(土)
以前の職場の同僚が遊びに来た。
ストレス溜まっているのだろう。
我が家に泊めて観光案内ができればいいのだが、狭い1Rでの二人暮らし。
私のストレスも溜まっているので、今回は温泉に行くことにした。
同僚はお昼前に長野駅に到着。
今の職場の同僚に教えて貰ったお蕎麦屋さんの「元屋」さんで昼食。
昼食後は善光寺の中をご案内。
本堂では法要が行われていた。
「いい、ドラの音が鳴ったら、龍の幕が上がるからね、その向こうに前立ちご本尊がいらっしゃるからよく拝んでね」
すぐにドラの音がなり幕が開く。タイミングいいな。
本堂で1000円の共通券を購入。
まずはお戒壇巡り。
真っ暗だったお戒壇の足元にライトが置いてあり、鍵の位置もよくわかるようになっていた。
次は善光寺資料館。
ここはいつも寒い。
次は経蔵。
ここで八角の輪蔵を回す。これで「一切経」を全て読んだことと同じ功徳が得られる。
最後に山門の2階へ。
天気がパッとせず、長野の山々を見ることはできなかった。
大勧進の護摩堂でお不動さんにご挨拶。
「このお不動さんが私を長野に呼び寄せたと思う」
大本願でひとにぎり地蔵を同僚にプレゼントした。
「私は残業しながらよく握っていたよ。『落ち着け、落ち着け』って」
雨も上がってきたので駅まで歩いた。
途中で私の大好きな「つるや」の酒饅頭を買う。
「冬の寒い時にね、ここでホカホカの酒饅頭買って食べるのが好き」
今はコロナで食べ歩きができないのが残念。
同居人さんの運転で小布施へ。
途中で桃の花がさいていた。
「桃の花って可愛いですね」
小布施で見てもらいたかったのが岩松院の天井絵。
北斎が書いた八方睨み鳳凰図である。
北斎は90歳で他界したが、この鳳凰図は88歳から89歳にかけての作品らしい。
1度も塗り替えをしていないのに、今でも美しく力強い。
手塚治虫の「火の鳥」の鳳凰とダブル。
鳳凰を見ているとパワーが湧いてくる。
だから、見てもらいたかった。
車で本日の宿泊地「渋温泉」に向かった。
先日行った「地獄谷野猿公園」の近く。
昔からの温泉街。狭い道の両脇に温泉宿やお土産物店が並ぶ。
本日のお宿は「炭乃湯」
美人のおかみさんだけでなく、従業員さん皆さんが丁寧いで親切だった。
内風呂に入ってから夕食を頂く。
地元食材をたくさん使っている。
佐久鯉のたたきは初めて食べる。
鯉って泥臭いイメージがあるが、全く臭くなくコリコリして美味しい。
最後に出た「竹炭麺」麺を竹炭入り鰹だし汁で食べる。
少し驚いたが、美味しかった。
夕食でお腹いっぱいになった。
今回の旅行のお楽しみはこれから。
外は雨のようであるが、外に出かけた。
千と千尋の神隠しに出てきそうな金具屋さん。
ここにも泊まってみたい。