ひとり気ままに

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【歩く】戸隠古道 その5

2023-05-13 02:31:55 | 日記・エッセイ・コラム

目標の「一ノ鳥居苑地」に午前中に到着したので奥社まで歩くことにした。

天気が良くて気持ち良い。

栄養補給して11時半に出発。

これは1790年頃建てられた鳥居の跡。

1847年の善光寺地震で倒壊してしまった。

その後、1886年に奥社参道の大木で鳥居を作った。

1985年に傷みが激しく、倒壊の恐れがあるため取り壊し今は鳥居はない。

当時の神額は戸隠神社に保存されている。

 

奥社までの歩道には町石が立っている。

いろいろな時代のものがあり、このように埋まっているものもある。

落ち葉でふわふわな道を歩いていくと蕎麦屋の横に出た。

蕎麦屋の前を通過する。

昔からあった茶屋なのだろうか。

お昼なので入って戸隠そばを食べたいが、一度座ったら立てない気がする。

バードラインの横を歩いていく。

戸隠の山々が綺麗に見える。

この手前の畑は蕎麦畑にになる。

大きな道標が建っている。

右 ちゅういん

左 ほうこういん

ここが分かれ道だった証。

町石はまだ続く。

指差しながら数を数えていく。

チェエクポイントの「湯之嶺夕陽展望苑」の入り口。

一の鳥居から3.9km、戸隠神社奥社入り口まで3.7km

時間は12時40分。

お腹が空いたので道標の横でおにぎりを食べた。

食べながら横を見て驚く。

道標を削ったのは誰だ?それも新しいぞ・・・。

 

次に目指すは戸隠神社の宝光社。

ここから戸隠神社五社巡りとなる。

途中で迷子になりながらも、宝光社前の宿坊の間から道に出た。

道路から続く宝光社の階段。

今までこの階段を下から登ったことはない。

7時間以上歩いた足にこの階段は辛かった。

今日の行程の中で一番きつかった。

13時25分宝光社に到着。湯之嶺夕陽展望苑から約2km。

戸隠神社 宝光社。

御祭神は天表春命(あめのうわはるのみこと)

 

ここからは「神道」を通って中社に向かう。

「伏拝」

昔の戸隠神社の奥社は女人禁制だった。

また、冬には雪のために参拝が困難となる。

そのため、四季を通じて老若男女が参拝できる場所として宝光社は建てられた。

ここで、先に行きたい思いをこらえて拝んでいたのだろう。

戸隠神社 火之御子社

御祭神は天細女命(あめのうずめのみこと)

ここは五社でも唯一昔から神社のまま。

他は明治時代の廃仏毀釈で寺から神社になった。

いつも通過していて気がつかなかったが樹齢約500年の夫婦杉が裏にある。

 

14時中社到着。宝光社から1.9km。

戸隠神社 中社

御祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)

一昨年に建て替えた鳥居はすっかり色が変わってしまった。

 

ここの天井の龍の絵が素晴らしく、御朱印帳やお守りにもなっている。

中社の駐車場の横の道を通って奥社の入り口に向かう。

 

明治のころまではここに女人堂があり、ここから先は修行の地として女性は立ち入ることができなかった。

女人立ち入り禁止の禁を破った尼がが石になったという「比丘尼石」

 

快晴だった空が少し怪しい。

風も冷たく、かいた汗が冷えてきた。

知らなかった。修験道場がある。

水芭蕉があちらこちらで咲いている。

14時30分、チェエクポイントの奥社入り口到着。

戸隠神社中社から約1.8km。

中部北陸自然歩道はここが終点となる。

 

【歩く】戸隠古道

【歩く】戸隠古道 その2

【歩く】戸隠古道 その3

【歩く】戸隠古道 その4


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