2022年4月23日(土)
御開帳の期間中に浄土宗、天台宗、それぞれで行われる「中日庭儀大法要」
行列をしながら、外で法要を行う行事である。
4月23日は浄土宗で執り行われた。
いつもなら、稚児を先頭に総勢500人ほどの行列となる。
今回は、コロナの影響で人数を減らして200人ほどの行列となった。
一山の住職たちが並び、そのなかを大本願の鷹司誓玉大導師が回向柱の祭壇に向かい、法要が営まれる。
鷹司誓玉上人は1929年生まれの93歳。
元気なお姿に、自然と手を合わさずにはいられない。
散華が舞う法要後は、いつもならお稚児さんの「礼讃舞」が披露されるが、今回は中止となった。
ご住職たちの衣装は大変優美なものである。
頭の被り物は「水冠」と呼ばれる舟形の帽子である。
この帽子は浄土宗のみの衣装である。
鷹司副住職の鳳凰の刺繍が印象的だった。
次回の中日庭儀大法要は5月7日に天台宗が執り行う。
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