市内の温泉に行ってきた。
隣に座ったおばさんが声を掛けてきた。
「奥さんはご主人といらしたのですか?」
「いえ、一人ですよ、地元だから」
「奥さん」を中退してから10年が経つ。
近所づきあいもしないし、「奥さん」と呼ばれることはほとんどない。
時々、見ず知らずの人に声を掛けられるときに言われる。
なれない言葉。
そしてもうひとつ。
「おばさん」である。
姪っ子はいるが、小さいときから傍にいたので、私のことを「おばさん」とは言わない。
子供がいれば、子供の友達から「おばさん」と呼ばれるのだろうが、私は子供もいないので呼ばれることがない。
そのため、いつまでたっても自分で「お姉さん」と言ってしまう。
友人が自然に「おばさんが持っていようか」などと言うと、ドキッとしてしまう。
時間に置いていかれている感じ。
隣に座ったおばさんが声を掛けてきた。
「奥さんはご主人といらしたのですか?」
「いえ、一人ですよ、地元だから」
「奥さん」を中退してから10年が経つ。
近所づきあいもしないし、「奥さん」と呼ばれることはほとんどない。
時々、見ず知らずの人に声を掛けられるときに言われる。
なれない言葉。
そしてもうひとつ。
「おばさん」である。
姪っ子はいるが、小さいときから傍にいたので、私のことを「おばさん」とは言わない。
子供がいれば、子供の友達から「おばさん」と呼ばれるのだろうが、私は子供もいないので呼ばれることがない。
そのため、いつまでたっても自分で「お姉さん」と言ってしまう。
友人が自然に「おばさんが持っていようか」などと言うと、ドキッとしてしまう。
時間に置いていかれている感じ。