「かんたの子守をお願い」
8時半、ピンポーン! 「たきゅうびんで~す!」 かんたの可愛い声が、聞こえた。
なつめのスイミングには、屋内は蒸し暑いので敬遠したいそうだ。
夫と11時前、かんたを送り更に次女一家をUSJへ送っって行った。 夏休みの最後をUSJで・・? 人も他府県ナンバーの車も多い。
朝、「送った後、ドライブしよう」 と夫が言った時「うん、いいよ」
今日は新しい月、月の始まりと言う少しの緊張感と新鮮さが、私を素直にさせた。
舞洲に渡る。
なんだこりゃ・・まるで子供たちの為の夢の国なん? 建設中はそんな感じで遠目に見ていた。
夢の国・・ならいいが、外国人の建築家に高額なデザイン料を払って造られた、大阪市税金の無駄遣い派手なゴミ処理場。
サーキット練習場では、大会だろうか、次々車がスタートしていた。 夫はいつも車を止めて、楽しそうに眺める。
此花大橋を渡り、北港ヨットハーバーへ。 USJからでも10分足らず。
「30分駐車料金無料、よし、30分やで」
レストラン”パパ・ヘミングウェイ”
島育ちの我々には、海は最高の清涼剤、笑顔になる被写体である。
何隻ものヨットが出たり入ったり・・
私がカメラを向けてるのが分かったようだ。
夫のお陰で月の初め、いい雰囲気のスタートだ。
PCが不具合と言う難点はあった。 しかしそれも良しで、PCから離れて日頃見えてないものを見よと言う神のお達しかもと思った。
いいなぁ・・それは青い空と白い雲、そんな背景だから。
最近は特に刻々と変化する、雲の動きに魅せられている。
それにしても暑い、左手に日傘とバッグ、ちゃちゃっと片手で撮る、写真。
「さぁ帰るで!」
埋立地夢洲を走るのは好きだ。 心までもが、すぅ~っと広がって行くような気がする。
まだまだ残暑は厳しいが、朝晩聞こえる涼やかな虫の音や、朝の風の涼しさに(おや?)っと思う事があり、これは嬉しい秋の気配である。
そう言えば、蝉の大合唱がいつの間にかやんだ。 いや、私の耳には、蝉の大合唱のような音が常に聞こえているんだけど、何処か悪い?
5月と9月は勝負の月だと聞いた事がある。 5月は菖蒲で分かるが9月ってなんで? 新しい学期だからかな。
9月は夫の生まれた月であり、義父の亡くなった月でもある。 どんな因果かそんな思い深い月である。
心に受けとめながら過ごして行こうと思う。
やがて暑さも半減し夏が終わりを告げる事だろう、秋分の日を境にして。
昨日京都の病院に入院中の姉を見舞い、サプライズで揃った4姉妹、それに長女、妹たちの旦那さんまで久しぶりの再会だった。
車で走るさなか、京都の姪っ子からメールをもらった。
「母は、足は順調なのに最近気持ちの浮き沈みが激しくて、早く家に帰りたいって泣いて見たり、60過ぎて自分の身に辛いことばかりと嘆いて見たり。
娘としてはもう少し強い母だと思っていただけにちょっと手をやいていましたが、皆さんのお陰で母はどれだけ自分が幸せ者であるかを思い知ったはず。
今度こそ本当に強い気持ちで頑張ってくれると思います。 本当に皆さんのお陰です・・略」 長々とお礼を書いていた。
爽やかな気持ちでメールを読みあげながら、私もがんばらないと!
一瞬海外の道路を走っているかのような錯覚を覚える。 リフレッシュ、新しい長月のはじまり。